25
Nov
キングコングはゴジラに勝てる?ハリウッド版における勝負の行方を考えてみた
出典 : Amazon.co.jp
2014年の『GODZILLA ゴジラ』から始まったモンスターバースシリーズ。2020年には完結作となる「ゴジラVSキングコング」の公開が予定されています。
日本とアメリカを代表する2大怪獣の対決ですが、ファンからはキングコングが勝てる要素がないとの声も。なぜキングコングは勝てないと言われているのでしょうか?
キングコングがゴジラに勝てないと言われる理由をまとめつつ、ハリウッド版における勝負の行方を考えてみました。
数々の強敵と戦ってきたハリウッド版ゴジラ
出典 : Amazon.co.jp
2014年の『GODZILLA ゴジラ』と2019年の『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』において、ゴジラは下記のように数々の強敵と戦いを繰り広げてきました。
- ムートー
- ラドン
- モスラ
- キングギドラ
規格外の強さを誇るハリウッド版ゴジラ。そんなゴジラの前に最後に立ちはだかるのがキングコングです。
実はゴジラとキングコングの対決はこれが初めてではありません。2大怪獣は国内版で激闘を繰り広げたことがあります。
『キングコング対ゴジラ』では勝敗がつかず
出典 : Amazon.co.jp
2大怪獣が初めて対決したのは1962年に公開された『キングコング対ゴジラ』にて。日本とアメリカを代表する怪獣の対決とあってファンからも多くの期待が寄せられました。
観客動員数1120万人というシリーズ最大の記録からもファンの期待値の高さがうかがえますね。
気になる勝負の行方は引き分け。激闘を繰り広げるものの、最終的には決着がつかないまま物語は幕を下ろします。モヤモヤする終わり方であることは否めませんね。
引き分けの理由は両国のメンツを保つため
出典 : Amazon.co.jp
勝負が引き分けに終わった理由は、日本とアメリカのメンツを保つため。日本代表のゴジラとアメリカ代表のキングコング。
フィクションの世界と言えど、国を代表する怪獣の対決に勝敗をつけてしまうと両国の交友関係に支障が出る可能性があります。その可能性を危惧した結果、両国が納得する引き分けという形が導入されました。
ハリウッド版はキングコングが圧倒的に不利?
出典 : Amazon.co.jp
『キングコング対ゴジラ』は今から50年以上前の話。国に忖度した内容は真剣勝負とは言えず、結局どっちが強いかはわからないまま。
ではゴジラとキングコングが真剣勝負したとすると?キングコングが圧倒的に不利なのです。その1番の理由は2大怪獣の身長差にあります。
約4倍の身長差では勝負にならない
出典 : Amazon.co.jp
2019年の『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』におけるゴジラの身長は119.8m。対するキングコングは2017年の『キングコング:髑髏島の巨神』に登場した個体が31.6mです。約4倍の身長差があることがわかりますね。
ハリウッド版ゴジラと対決してきた強敵たちはいずれもゴジラと同じかそれ以上の大きさを誇っていました。それでも勝てないのに、4分の1ほどのキングコングに何ができるのでしょうか?身長差を埋めないことには勝ち目がありません。
ちなみに『キングコング対ゴジラ』ではゴジラが50m、キングコングが45mでした。50mのゴジラと互角に対決できるようにキングコングの身長を大きめに設定したとのこと。
ハリウッド版においてもゴジラに対抗できるだけの身長設定になる可能性があります。119.8mの大きさを誇るゴジラと互角に戦うため、100m級のキングコングが登場する展開があるかもしれませんね。
キングコングには武器がない
出典 : Amazon.co.jp
圧倒的に不利な理由として最たるものは約4倍の身長差でしたが、理由はそれだけではありません。キングコングには武器がないのです。
ゴジラの武器と言えば、全てを焼き尽くす放射熱線。武器を持たないキングコングには放射熱線への対抗策がありません。