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【名探偵コナン戦慄の楽譜】賛否両論!好き嫌いが分かれる理由や見所をまとめてみた!【ネタバレ】
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2019年現在、23作が映画化されているロングヒット作品『名探偵コナン』の映画シリーズ。その12作目がこの「戦慄の楽譜(フルスコア)」です。
一定した人気を誇る『名探偵コナン』の映画シリーズの中では、珍しく「好きな人はすごく好き、そうでもない人はものすごく興味がない」賛否両論分かれる作品となっています。
他の作品と比べて、「え!?」という部分が多いのが特徴です。
みどころをネタバレもふまえて解説していきましょう。
見どころ①:声優は桑島法子!なんといっても、オリジナルキャラクターの秋庭怜子が良すぎる!
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今まではコナン+少年探偵団や、コナン+怪盗キッドなどのもともとのメインキャラクターが活躍し、劇場版オリジナルキャラクターは犯人だったり、犯人候補だったりすることが多かったのですが、この「戦慄の楽譜」は、劇場版オリジナルキャラクターの「秋庭怜子(あきば れいこ)」がコナンに次ぐ準主役の立ち位置にあり、公開時間のほとんどの時間登場します。
コナンと行動をともにするシーンも多く、もともとのメインキャラクターの誰よりも登場回数・セリフともに上回っている名キャラクターとなりました。
この秋庭怜子の魅力を引き出しているのは、声優の「桑島法子(くわしま ほうこ)」。芸歴20年をこえるベテランで、演技力に定評があるだけではなく、同業者にも彼女の演技のファンが多いほどの実力派です。
つんけんしているけど実は優しい、強そうだけど殺された恋人への思いを消化しきれずにいるなど、複雑な心のうちを持った秋葉玲子を見事に表現しきっています。
秋庭怜子というキャラクターがいるだけでも、「戦慄の楽譜」を見る価値は充分あります。
見どころ②:音痴で有名なコナンだけど、実は絶対音感の持ち主!?意外な特技が明らかに
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音痴で有名な江戸川コナンですが、この作品で実は絶対音感の持ち主であることが発覚しました。
コナンが少年探偵団たち同級生と歌うシーンでは、ピアノの音が変なことをプロ歌手の秋庭怜子とコナンだけが気づき、物語終盤の堂本音楽オールのプロが使うピアノに音が変な箇所があることも、秋葉玲子とともに気づきました。
相当耳がいいことがわかります。
この絶対音感が、物語終盤でものすごい活躍をするのですが、これはコナン史上最もツッコまれたシーンではないでしょうか。おそらくこのシーンのせいで、賛否両論のある珍しい作品となったのだと思われるます。そのくらいものすごいシーンでした。
見どころ③:賛否両論!拉致されたコナンと秋葉玲子の脱出方法は、声で電話をかける!?
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どこに行っても命を狙われ続けた秋葉玲子と、秋葉玲子を守り続けたコナン。しかし、物語終盤、ついに犯人に拉致され、湖に浮かぶボートに放置されてしまいます。
助けを呼んでも誰も答える人はおらず、秋葉玲子のオペラの本番も迫っており、困り果てる2人。
その時コナンが脱出方法に選んだのは、離れたところの柱に備え付けられている電話にコナンがサッカーボールを当て、受話器を外し通話できる状態にしてから、秋葉玲子とコナンのもつ絶対音感で110番のプッシュ音を正確に歌い、通話するというものでした。
声で110番を再現!?
しかもこの作戦、受話器が外れた瞬間にちゃんと正確な音を出さなければならない一発勝負のもの。にも拘わらず、この作戦は成功し、無事、コナンと秋葉玲子は脱出します。
ここがこの作品最大の突っ込みどころ!
「ここの脱出方法がぶっ飛びすぎててすごく好き!」という人と、「ありえない。ありえなさすぎる。白けた」という人に真っ二つにわかれるのがこの「戦慄の楽譜」最大の特徴です。
あなたはどちらですか?
見どころ④:秋葉玲子の歌声はプロのオペラ歌手!アメイジンググレイスがきれいすぎる!
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作中で、プロの中でも圧倒的な存在感・歌唱力を持つとされている秋葉玲子の歌唱時の歌声は、プロのオペラ歌手が歌っています。作中何回か登場する秋葉玲子のアメイジンググレイスは、普段オペラをきかない人はなかなか耳にしないほどの美しさです。
コンサートに行かなければきけない歌声が聞けるのも、「戦慄の楽譜」の何気なくも大事な見どころの1つです。