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【スーパーファミコン 名作】内容・グラフィック一級品!SFC名作ソフトまとめ!
SFファンタジーの先駆者!スターオーシャン
出典 : Amazon.co.jp
エニックスから発売された人気シリーズの第一弾作品で、これまでエニックスのRPGと言えば、『ドラゴンクエスト』のイメージが強かったですが、この『スターオーシャン』の登場によってエニックスの新たなるRPGシリーズが確立されました。
ナムコの名作RPG『テイルズ オブ ファンタジア』の製作したスタッフたちが開発したことでも話題になりました。
当時のRPGは中世ヨーロッパや、幻想的な世界観を持つゲームが主流でしたが、『スターオーシャン』は当時では珍しい、SFファンタジーをテーマにしたRPGで、宇宙やサイエンスと言ったスペースオペラ的な要素を含んだことによって、上手く他のRPGとの差別化に成功したことも、確立化された要因です。
スーパーファミコン後期に発売されたRPGということもあり、グラフィック・BGM、ゲームボリュームなどはどれも一級品で、同時期に発売されたソフトに比べ低下も比較的安かったことも人気の要因です。
元祖サウンドノベル!弟切草
小説とゲームを融合させた「サウンドノベル」という新たなるゲームのジャンルを世に広めた、スーパーファミコンの名作ホラーゲームで。
TV画面に表示される活字を読んで進行してくシンプルな内容でありながら、背景グラフィックと、スリルを演出するBGMは、ホラー小説を読むよりも迫力満点です。
ただ単に小説を読むだけでなく、シナリオの節々に現れる選択肢によってシナリオが変化する「フリーシナリオシステム」が採用されていて、ハッピーエンドからバットエンドまで、さまざまなエンディングを見ることができます。
シンプルなゲームに内容の割に、やり込み要素が深く、またシナリオも奥深いため、当時は一大ブームにまでなりました。
シナリオコンプリートで発生する「ピンクのシナリオ」は、全ての弟切草ユーザーの目標になったことは間違いありません。
これぞホラーアドベンチャー!クロックタワー
1995年の北欧のノルウェーを舞台としたパニックアドベンチャーゲームで、殺人鬼からの逃走劇を主軸にしたゲーム内容は、スーパーファミコン史上最強のホラーです。
このゲームの最大の特徴は「関節的な操作によって引き出されるホラー演出」で、キャラクターを直接操作するのではなく、間接的にしか指示が出せないので、まるでホラー映画を鑑賞している感覚になることが、このゲームのミソです。
スーパーファミコンの後期に開発されたこともあり、グラフィックも美麗で、それがゲームの世界観にマッチするので、それがさらにホラー感を引き立たせます。
海外においても「グラフィックアドベンチャーゲームの先駆作品」として評価されているほど完成度が高く、スーパーファミコン時代に国内ではあまり評価はされていませんでしたが、PS用ソフトで続編が発売されたことで人気を集め、それによってスーパーファミコン版も注目されました。
SFC後期の象徴的ゲーム!バハムートラグーン
出典 : Amazon.co.jp
当時絶頂期だったスクウェアから発売された、マップクリア型のシミュレーションRPGで、パッケージやタイトルの雰囲気に反して、難易度が比較的低かったため、「シミュレーションRPGの入門ソフト」的な立ち位置で、幅広いユーザーに支持されました。
戦術的要素やドラゴンの育成など、楽しめる要素も豊富なため、このゲームを切っ掛けにシミュレーションRPGにハマった方も多いのではないでしょうか。
まとめ
ここまで、スーパーファミコンの名作ソフトをいくつか紹介しました。
ここでピックアップしたソフトの多くは、スーパーファミコン後期に開発されているソフトばかりなので、グラフィックやゲームシステムの完成度が高く、次世代ゲーム機であるPSやセガサターンのソフトと比べても、遜色はないように思えます。
スーパーファミコン前期にも名作と呼べるソフトはまだまだたくさんあるので、今後も愛すべきレトロゲームとして注目していきたいと思います。