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27

Oct

【ぼっち・ざ・ろっく】新たなバンド系4コマの傑作! 次のきらら系アニメ有力候補

アニメ化の可能性は?

きらら系のアニメ化を予想する上でのバロメーターは、重版の回数です。
きららアニメは今やアニメ界にとって定番であり、各アニメ制作会社のプロデューサーも常にきらら連載作品はチェックしていると思われますが、やはり読者の反応が良好な作品から次のアニメ化作品が選ばれるのが必然。
コミックスの売上が好調であるほど有利なのは言うまでもありません。

1回の重版は、実は結構な数の作品が実現させています。
まだ有名作家ではない段階での新連載は当然部数も絞られるので、ある程度人気が出れば自然と重版がかかるものです。
新連載の勢いを付けるという意味合いもあるので、もしかしたら多少甘めのライン設定になっているかもしれません。

ただ、2回目の重版となると、頻度は一気に少なくなります。
日常系というジャンルは物語の起伏が比較的少ないので、中々見せ場が作れない……という面も影響しているのでしょう。
それでも複数回の重版がかかるのはストーリーやキャラに力がある作品に限られ、そういう漫画は自然とアニメ化まで行くものです。

ぼっち・ざ・ろっくは2019年2月にコミックス第1巻が発売され、即重版がかかりました。
そして更にその後、大重版がかかったことがアナウンスされ、見事に複数回の重版を成し遂げています。

しかも「大重版」という表現がされているのにも注目。
これは誇張表現などではなく、多めの部数の重版がかかった場合によく使われる言葉です。
よって売れ行きはかなり順調と言えます。

また、これはアニメ化とは直接関係ありませんが、表紙を飾ったことがあるかどうかも一つの指標になります。
きらら系はほとんどの号で看板作品を表紙にするくらい表紙にこだわっていて、特にアニメが放送される際には数ヶ月連続でその作品を表紙にするほど。
つまり、表紙にされる作品というのは編集部がプッシュしている証と言えます。

ぼっち・ざ・ろっくを掲載しているきららMAXは、不動の2トップ『ご注文はうさぎですか?』『きんいろモザイク』、そしてアニメ化を果たした『ステラのまほう』『こみっくがーるず』の計4作品が看板タイトル。
2016年8月号~2019年3月号までの2年7ヶ月間、この4作品で表紙を独占していました。

そんな中、2019年4月号において、この4作品以外が超久々にきららMAXの表紙を飾るという事件が起こりました。
その表紙を飾った漫画こそが、ぼっち・ざ・ろっくだったのです。

まだアニメ化どころか次にくるマンガ大賞2019にノミネートされる前の段階にもかかわらず表紙を勝ち取ったのは、かなり凄いこと。
それだけ本作が編集部に期待されていると見ていいかと思います。

次にくるマンガ大賞で8位にランクインしたのも、大きなプラス材料です。
きらら系はこの賞で中々上位には入れず、『NEW GAME!』や『まちカドまぞく』さえ20位圏外
かなりの快挙であることがわかります。

これらのことを総合すると、ぼっち・ざ・ろっくがアニメ化される可能性はかなり高いと言えるでしょう。
少なくとも次のきらら系アニメ有力候補なのは間違いありません!

まとめ

きらら系の音楽ものといえば、なんといっても『けいおん!』というレジェンド作品がありますが、本作はそのけいおんと共通する部分がありつつ、独自の路線を突っ走っています。
普段のゆるふわな日常シーンと、真剣な演奏シーンとのギャップがたまりませんね。
ひとりのぼっちキャラとしての共感度も高く、いろんな魅力に溢れた作品です!

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