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Oct
【まちカドまぞく】2期の可能性を徹底検証!! 円盤、グッズいずれも好調
出典 : Amazon.co.jp
2019年夏のきららアニメ『まちカドまぞく』の2期が制作される可能性についてまとめました!
現在の人気、そして過去に2期が作られたきららアニメとの比較などから、シャミ子たちの活躍を再びアニメで見られるかどうかを徹底検証します!
「シャミ子が悪いんだよ」で百合ファンのハートをゲット!! 独特のセリフ回しも話題に
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『まちカドまぞく』は2018年秋に放送された『アニマエール!』以来となるきららアニメとして、2019年夏に放送されました。
きららアニメが2クールにわたって放送されないのは、2011年春『Aチャンネル』~2012年冬『キルミーベイベー』の時以来。
きららアニメに飢えていた日常アニメファンにとっては待望の作品でした。
一方で、『けいおん!』以降しばらく続いていた日常アニメブームは沈静化してきており、『ゆるキャン△』の大ヒットこそあったものの、きららアニメもヒットに恵まれる機会が徐々に減ってきています。
その背景もあり、まちカドまぞくは放送前の期待度アンケートにおいても、dアニメストア「2019年夏アニメ、何を見る?」26位、アニメ!アニメ!「2019年夏アニメ 期待値の高い作品は?」18位、eb-i Xpress「2019年放送 夏アニメ 総合ランキングTOP20」圏外……と芳しくない結果に終わっています。
この流れは、放送が始まってからも大きな変化はありません。
第1話「優子の目覚め!! 家庭の事情で今日から魔族」放送終了後は、原作者・伊藤いづも先生のセンス溢れるセリフ回しやテンポの良い掛け合い、シャミ子のポンコツ可愛さに称賛の声があがる一方、千代田桃(ちよだ もも)の性格がこの時点では掴み辛い点、擬音や掛け声を文字化した演出には賛否があり、評判としては「まずまず」くらいという印象でした。
実際、1話放送の直後にBlu-ray・DVD(円盤)の予約受付がスタートしましたが、当時はあまり予約状況は芳しくなかったようです。
その後、「この回を境に状況が一変した!」というわかりやすい転機こそありませんでしたが、放送を重ねるごとにシャミ子の可愛さがネット上で話題となり、評判も上昇。
また、第3話あたりからシャミ子と桃の関係も明確になり、百合ファンを喜ばせる描写が増え始め、ファンアートも次第に増加します。
そして、その中の1つとして投稿されたファンアートをきっかけに、イラスト内での桃の「シャミ子がわるいんだよ」というセリフが大流行します。
作中では一度も言われていないセリフですが、いかにも桃が言いそうなセリフということで人気を博し、Googleの検索で「シャミ子」と入力すると検索候補に「シャミ子が悪いんだよ」が出てくるほど定着しました。
この一連のブームで作品知名度も上がり、シャミ子と桃の関係もどんどん深まっていったことで中盤以降は大いに盛り上がり、特に終盤は放送がある度に円盤予約チャートも大幅上昇。
その結果、第1巻が発売される前にあらゆるネットショップで売り切れてしまいます。
更に原作コミックスを買い求める人も続出したため、こちらも各ショップで品切れ状態となり、アニメ最終回を迎える頃には全国各地で「シャミ子ロス」が発生する事態となりました。
円盤・原作とも売切れ続出!! きららアニメに立ちはだかる壁を突破せよ
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前述したように、まちカドまぞくの円盤1巻は発売前に完全品切れ状態になってしまったこともあり、1周目の売上は約3,300枚という結果になりました。
その後は無事再出荷され、2020年2月現在、5700枚にまで伸びています。
その後発売された円盤も好調を維持。
1巻同様にイベントチケット優先販売申込券を封入した2巻はもちろん、イベチケのない3~4巻でもそれほど売上を落とさず、平均5000枚を突破しました。
近年は円盤不況もあって、5000枚の売上を記録する作品はかなり少なくなっており、そのラインを突破したとなれば2期濃厚、いや確定と言い切ってもいいくらいですが……きららアニメの場合は話が別。
近年でもかなり売れないと2期が作られていないのが現状です。
・きららアニメの1期売上上位作品(その後の展開)
約44,000枚 けいおん!(2期+劇場版)
約14,000枚 ゆるキャン△(2期+ショートアニメ+劇場版)
約13,000枚 ご注文はうさぎですか?(3期+OVA)
約*9,000枚 ひだまりスケッチ(4期+OVA)
約*7,000枚 きんいろモザイク(2期+劇場版)
約*6,000枚 NEW GAME!(2期)
約*5,000枚 Aチャンネル(OVA)
約*5,000枚 GA 芸術科アートデザインクラス(OVA)
約*4,000枚 ハナヤマタ
約*3,000枚 ブレンド・S
この過去のデータを見る限り、平均約5000枚の作品はOVAの制作こそ行われていますが、2期は作られていません。
また、『ゆゆ式』は本放送時こそ平均3,000枚でしたが、2年後に発売されたBlu-ray BOXは4,000セット以上売れ、合計すると約7,000枚。
しかも2017年に発売したOVAは10,000枚以上の高セールスを記録しましたが、それでも2期は作られていません。
同様に、Blu-ray BOXが6,000セット売れた『キルミーベイベー』も2期制作は行われていないのです。
とはいえ、これはあくまで過去の事例。
『NEW GAME!』は当時の最低ラインだった『きんモザ』に届かずとも2期が作られている訳ですから、まちカドまぞくに同じことが起こっても何ら不思議ではありません。
それに、円盤売上以外にも2期を後押しする好結果が幾つかあります。
その1つが原作への影響です。
「きららアニメは2期のハードルが高い」ということは、「芳文社(きららの出版社)は2期のハードルを高く設定している」と言い換えることもできます。
よって、アニメを放送したことによって原作がどれだけ売れたかは、2期を占う重要な要素と言えます。
アニメ化以降、まちカドまぞくの原作コミックスには複数回の重版がかかりましたが、それでも在庫切れの書店が数多く見受けられ、2020年2月現在も品薄状態が続いています。
ここまで長期的に品不足が改善されていないとなると、アニメ2期発表に合わせて大重版を行う計画なのでは……と邪推したくなるくらいです。
それは考え過ぎかもしれませんが、需要に対して供給不足が続いているのは、アニメ放送による一過性の人気ではなく、本格的にファンが増えている証と言えるでしょう。
アニメ公式アカウントのフォロワー数が放送後も伸び続けている点も見逃せません。
放送終了直後の2019年9月30日には3万人だったフォロワー数が、2020年2月9日の時点で4万2000人にまで増えているのです。
「これもしかしたら2期の方が売れるんじゃないの?」と思わせるくらいの伸びです。
また、グッズ売上も非常に好調。
2019年11月16日に開催されたイベントでは物販コーナーの全ての商品が売り切れとなり、KOTOBUKIYAが販売したシャミ子のフィギュア(危機管理フォーム)は即座に完売するほどの人気で、早くも第2弾の制作が決定しました。
これだけ各方面で好調となれば、続きを作ろうという声は必ずあがるはず。
いよいよ2期は現実的になって来ました!