アニメ・漫画・ゲーム・コスプレなどの気になるコンテンツ情報が盛りだくさん!

MENU

25

Oct

【ドラゴンクエストウォーク】スタートダッシュ大成功の理由と今後の展望を徹底検証! ポケモンGOに続けるか?

成功の理由は「ドラクエファンの思い入れ」と「ポケモンGO」

出典 : © 2019 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX : ドラゴンクエストウォーク 公式プロモーションサイト | SQUARE ENIX

ドラクエウォークはリリースから5日で500万ダウンロード、35日で800万ダウンロードを突破しており、これは同じドラクエのスマホアプリ『星のドラゴンクエスト』を大きく上回るペース。
『ドラゴンクエスト ライバルズ』の5日で700万ダウンロードには及びませんが、ライバルズがリリース3週間前に事前登録受付を開始したのに対し、ドラクエウォークは1週間前だったことを考慮すると、決して見劣りしません。
発売開始から30日間の売上高は約93億円で、ポケモンGOの約128億円に次ぐ歴代2位の高セールスを記録しています。

何故、ドラクエウォークはスタートダッシュに成功したのでしょうか?

一番の理由は言うまでもなくドラクエの知名度およびブランド力、そしてポケモンGOの存在です。
「ポケモンの位置情報ゲーム」が大成功した実例があるため、同じく国民的RPGのドラクエが位置情報ゲームになれば、嫌でも注目は集まります。
実際、ドラクエウォークはポケモンGOと比較されることが多く、一部では「ドラクエGO」とも呼ばれているようです。

そのポケモンGOはリリースから3年、ずっと位置情報ゲームの圧倒的トップに君臨し続けています。
逆に言えば、他の位置情報ゲームは総じて苦戦している状態で、鳴り物入りで登場したものの1年もたず終了したゲームもありました。

失敗の理由は一つには絞れませんが、共通しているのは目標とした利益を得られなかったこと、つまりユーザーが課金に消極的だったことが挙げられます。
例えユーザー自体がそれほど多くなくても、課金する人の割合が多ければ、細々とでも続けられるのがスマホアプリ。
早々にサービスを終了するケースはほぼ例外なく、課金ユーザーが少ないと言えます。

ではなぜポケモンGO以外の課金ユーザーが少ないかというと、ゲームに対する思い入れが持たれていないことに起因します。

位置情報ゲームは、ゲーム性という点では幅広くはなく、どうしても作業ゲーになりやすいため、ストーリーやキャラでユーザーを惹き付けないと長くもたせるのは困難。
短期的な目的はともかく、中長期的な目的に対しモチベーションが上がらない状態になり、ゲームへの思い入れが生まれない……という状態になってしまうのです。
ポケモンGOは大人から子供まで人気のポケモンシリーズが題材なのでプレイ前から思い入れが深く、ピカチュウをはじめとした有名ポケモンを集めるという短期的目的、全部のポケモンを集めるという中長期的な目的があるので、モチベーションが維持できるのです。

ドラクエウォークもポケモン同様にプレイ前から思い入れを持っている人が圧倒的に多く、課金ユーザーはかなりの人数に上ると思われます。
短期的な目的は、導きのかけらの収集、イベントの消化、キャラの成長、欲しい装備品の収集と強化、メガモンスター撃破……など多数。
ドラクエらしく各キャラには「戦士」「魔法使い」などの職業があり、それに応じた特技や呪文を覚えられるため、ドラクエファンにとってはおなじみの「ギガスラッシュ」「ベギラゴン」といった強力な特技・呪文を覚えるのも目標となるでしょう。

中長期的な目的に関しても、レベルのカンストや装備品・アイテムのコンプ、全モンスターとの遭遇など、RPGならではのやり込み要素はたくさんあります。
今後はメラゾーマやギガデイン、イオグランデなどのより強力な呪文、王者の剣や天空の剣などの人気武器、バトルマスターや賢者などの上級職も続々実装されていくでしょう。

ドラクエに思い入れがあるファンは、これらの要素を決して無視できません。
ドラクエを始めておいて、メラゾーマやイオナズンを覚えないで終わるなどあってはならないことなのです。

今後の展望は?

シリーズ初の位置情報ゲームであっても、ドラクエらしさをちゃんと持っているドラクエウォークは、『ドラゴンクエストX』と共通点があります。
こちらもシリーズ初のオンラインゲームということで当初はかなり色々言われましたが、オンラインゲームであってもドラクエらしさをしっかり感じられるゲームなので、リリースから7年以上が経過した現在も相当な数のアクティブユーザーがいます。
星ドラも4周年を迎えましたが、まだまだ続いていますし、ドラクエウォークも今後長く続いていくゲームになるでしょう。

ただ、どんなにスタートダッシュが良くても、有名ゲームのブランドを背負っていても、ユーザーから飽きられてしまうゲームはあります。
それは、エンドコンテンツが充実していないゲームです。

エンドコンテンツとは、レベルキャップまで達し、現状進めるところまで進めきったというガチ勢が更にやり込むためのコンテンツです。
もしエンドコンテンツが味気ない場合、ガチ勢のモチベーションは一気に削られ、その結果課金ユーザーがどんどん減っていきます。
通常はヘビーユーザー向けのものですが、例えばドラクエ10のようなプレイヤーの幅が広いゲームの場合はライトユーザー向けのエンドコンテンツを求める声もあるようです。

ドラクエウォークは今後、様々な追加要素が実装されていき、他のドラクエシリーズをはじめとしたスクエニやコロプラのゲームとのコラボもより充実していくと思われますが、エンドコンテンツの方向性がどうなるのかは未知数。
今後、ヘビーユーザーとライトユーザーが共存できるゲームになっていくかどうかは、この点に懸かっていると言っても過言ではないでしょう。

また、位置情報ゲームには「田舎はスポット不足で遊びにくい」「歩きスマホの原因になる」という二つの大きな問題を常に抱えていますが、ドラクエウォークは田舎でも比較的遊びやすく、歩いて移動していれば自動でバトルや回復をしてくれる「ウォークモード」もあるので、これらの問題はある程度対応できています。
ただし前者に関してはまだまだ改良の余地があるように思えます。
娯楽の少ない田舎在住の人にとって有利性を感じられるゲームになれば、これまでの位置情報ゲームとは全く違ったユーザー層を獲得できるかもしれませんね。

まとめ

台風の時に自宅で出来るイベントを実施してくれたのにはシビれましたね!
まだまだ今後いろんなアイディアが投入されていくアプリになると思います。
エンドコンテンツもきっと用意されていくと思うので、首を長くして待ちましょう!

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です