ドラゴンクエストV（ニンテンドーDS版）

出典 : Amazon.co.jp

2008年発売、天空シリーズ三部作のDSリメイク企画第2弾です。
PS2版とDS版IVをベースにしていて、ミニゲーム「スライムタッチ」など幾つかの要素が追加されています。
IV同様、顔グラフィックの追加も行われています。

そして最大の追加要素は、第3の花嫁候補「デボラ」の登場です。
ドラクエのキャラでは珍しい非常に毒舌なキャラで、当初は抵抗のあるプレイヤーも多かったようですが、極度のツンデレだと判明している現在はファンも増えています。

グラフィック面を含めトータルではPS2版が上ですが、上記の追加要素もあり再プレイの価値は十分にあります。

おすすめ度：★☆★☆

ドラゴンクエストV（スマホ版）

出典 : ⓒARMOR PROJECT / BIRD STUDIO / SQUARE ENIX : ドラゴンクエストfor スマートフォン　ポータルサイト | SQUARE ENIX

DS版をベースにした2014年リリースのAndroid・iOS向けアプリ。
モンスターを仲間にしやすくなるアイテム「モンスターブローチ」の追加、世界地図を入手しなくてもすぐ表示できる……などの変更点はありますが、ベタ移植に近い感じですね。
価格は1,800円です。

おすすめ度：★☆★

ドラゴンクエストVI 幻の大地（ニンテンドーDS版）

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2010年発売、天空シリーズ三部作のDSリメイク企画第3弾です。
オリジナルのSFC版から14年後、待望の初リメイクということで大きな期待を寄せられましたが……仲間モンスターシステムの廃止（スライムスカウトへの変更）、追加要素の少なさ等から、必ずしもその期待に応えられたリメイクとは言えない評価になっています。
SFC版で散々弱キャラ扱いされたテリーも少し強化されましたが、比較対象となるドランゴが更にパワーアップしたため、根本的な解決には至っていません。

一方で、会話システムの導入によりキャラの個性が際立ち、特にハッサンの人気が大きく上昇。
ドラクエ内ではやや地味な評価だったドラクエ6への再評価の一助にもなりました。

おすすめ度：★☆

ドラゴンクエストVI（スマホ版）

出典 : ⓒARMOR PROJECT / BIRD STUDIO / SQUARE ENIX : ドラゴンクエストfor スマートフォン　ポータルサイト | SQUARE ENIX

2015に発売された、DS版をベースにしたAndroid・iOS向けアプリ。
大きな変更点はありませんが、DS版で追加されたすれちがいの館が「まぼろしの館」となり、すれちがい通信にあまり興味のない人にとっては嬉しい変更となりました。

また、DS版でもイマイチな評価だったテリーが更に強化され、クリアレベル帯までは素早さの高さがパーティ内で1位となり、実用性は増しました。
しかし戦士系のキャラとしては相変わらず火力面で頼りなく、常時使えるキャラになったかというと……微妙ですね。

価格は1,800円と安価なので、DS版よりもこちらがおすすめ。

おすすめ度：★☆★

ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち（ニンテンドー3DS版）

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2013年に発売された、ドラクエナンバリング初となる3DS用ソフトです。
グラフィックは3D化によって新たに生まれ変わり、ビジュアルはかなり変化しました。
特に戦闘シーンは大きく変わっています。

天空シリーズのDSリメイク版をベースに、3DSならではの機能が追加されており、ユーザーインターフェースはかなり改善されています。
オリジナルのPS版では不評だった石版集めも「導きの声」「石版レーダー」の追加によって難易度が大きく下がりました。
また、エンカウントの方式を『ドラゴンクエストIX』から採用しているシンボルエンカウントに変更しています。

全体的にゲームバランスの調整に重きが置かれていて、あまりに強力だった特技の性能をダウンさせるなどの変更が目立ちます。
上級職の呪文・特技を職業限定にしているため、最強キャラを育成したい人にとってはマイナスと感じる面もあるようです。

期待されたフォズの正式パーティ入りは実現しませんでしたが、サイドストーリーが用意されています。

おすすめ度：★☆★

ドラゴンクエストVII（スマホ版）

出典 : ⓒARMOR PROJECT / BIRD STUDIO / SQUARE ENIX : ドラゴンクエストfor スマートフォン　ポータルサイト | SQUARE ENIX

3DS版をベースにした2015年発売のAndroid・iOS向けアプリです。
エンカウント方式を再びランダムエンカウントに戻し、オートセーブ機能を追加しています。
3DSを所持している場合は、エンカウント方式が好みな方をプレイするのがいいでしょう。

価格は1,800円です。

おすすめ度：★☆★

ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君（スマホ版）

出典 : ⓒARMOR PROJECT / BIRD STUDIO / SQUARE ENIX : ドラゴンクエストfor スマートフォン　ポータルサイト | SQUARE ENIX

2013年、PS2版をベースにしたAndroid・iOS向けアプリとしてに配信されました。
オリジナルをベースにしたスマホ版は初ですね。

大きな変更はありませんが、PS2版では錬金釜使用時に発生した待ち時間が本作ではゼロ、ダンジョンマップが地図入手なしでも表示される……など、より快適にプレイできる仕様になっています。
既にオリジナル版で遊んだ人が再プレイするのには向いていませんが、初プレイならば本商品が好ましいですね。

価格は2,800円です。

おすすめ度：★☆★

ドラゴンクエストVIII（ニンテンドー3DS版）

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2015年発売の3DS版は、フルボイス化とエンディングの追加が大きな目玉です。
特にゼシカと結婚するエンディングは話題になりましたが、そこに至るまでの過程がほとんど描かれず唐突感が強いため、あまり評価しないというユーザーも少なからずいるようです。

PS2版ではNPCだったゲルダやモリーがパーティメンバーに正式加入。
会話システムによって、それぞれの人となりを知ることもできます。
その他、シンボルエンカウントへの変更や戦闘スピードの高速化など、かなり多くの改良が細部まで行われています。

グラフィックに関してはオリジナルおよびスマホ版の方が綺麗ですが、既にオリジナルで遊んでいる人が再プレイするなら、この3DS版が断然おすすめです。

おすすめ度：★☆★☆

ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて（Nintendo Switch版）

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2019年に発売されたNintendo Switch版は、ドラクエ11の大きな売りだった「3D（PS4版）、2D（3DS版）の2パターン用意」という特徴を1つのソフトで満たしており、3Dモード、2Dモードの両方で遊べるようになっています。（ゲーム中の切り替えも可能）
ボイス追加、各キャラクターの新シナリオ、エマ以外との結婚、フィールド上でのダッシュ、戦闘スピードの変更、バトル中の会話システム搭載……など、追加要素も満載。
PS4版と比べるとグラフィックはかなり落ちますが、2Dと3Dどちらかのみプレイした人の再プレイには最適です。

なお、要望が多かったと思われる「ホメロス、マヤ、ハンフリーなどのパーティー入り」「ヨッチ村の3D化」などは残念ながら実装されていません。

おすすめ度：★☆★☆

まとめ

最新リメイク版だからといって、必ずオリジナルや他のリメイクを超えているとは限らないのがゲームの複雑なところで、それはドラクエでも例外ではありません。
現状ではスマホ版が最も手軽にプレイできますが、他のプラットフォームの作品にもぜひ目を向けてみて下さい！