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Oct
平成ライダー唯一のつながり!クウガとアギトの関連性についてまとめてみた
スポンサーと制作スタッフの意見から関連性を持つことに
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2作品に関連性があるのは制作スタッフとスポンサーの意見をすり合わせた結果によるもの。
平成ライダーの始まりとなった『仮面ライダークウガ』は高い完成度から人気を博しました。この人気を活かし、続編を制作する方向でシリーズを展開してほしいというのがスポンサー側の意見。
一方、制作スタッフ側は続編を制作することで蛇足となり、『仮面ライダークウガ』の高い完成度が崩れてしまうことを危惧。正統な続編は制作したくないという意見でした。
両者の意見を取り入れた結果、『仮面ライダークウガ』の設定の一部を『仮面ライダーアギト』の世界で使用するという折衷案が誕生。正統な続編ではないものの、2作品が関連性を持つことになったのです。
どちらか一方の意見だけを取り入れていたらどんな作品が誕生していたのかも気になりますね。
2作品の関連性はプロデューサーも明言
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スポンサーと制作スタッフの意見によって関連性を持つことになった2作品。2作品の関連性については『仮面ライダーアギト』でプロデューサーを務めた白倉伸一郎も以下のように語っています。
・「あくまで『仮面ライダークウガ』のような事件が起こったパラレルワールドの話」
物語の時間を照らし合わせると2作品の時系列には矛盾が生じます。プロデューサーが語ったように、パラレルワールドの話であれば時系列に矛盾があっても問題ありませんね。
漫画版『仮面ライダークウガ』で2作品の世界が交差
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『仮面ライダークウガ』の設定が一部使用されているものの、テレビシリーズでクウガとアギトの共演は実現しませんでした。
そんな2人の仮面ライダーがついに共演することに。2014年から『月刊ヒーローズ』で連載が始まった『仮面ライダークウガ』にアギトが登場するのです。
漫画版では『仮面ライダークウガ』と『仮面ライダーアギト』は同一の世界観という扱い。
第5巻でついにアギトが登場します。第6巻ではクウガを差し置いてアギトが表紙を飾ることに。
クウガとアギトの共演は嬉しいものの、キャラクターのビジュアルがテレビシリーズと大きく異なるため、設定を流用した二次創作では?とツッコミたくなりますよね。
しかし、『仮面ライダーアギト』でプロデューサーを務めた白倉伸一郎、脚本を務めた井上敏樹が制作に参加しているため東映公認であることは間違いありません。
テレビシリーズとは違う別な世界線のクウガやアギトの姿として楽しむことをおすすめします。
まとめ
今回は『仮面ライダークウガ』と『仮面ライダーアギト』の関連性や関連性を持つことになった理由についてまとめました。
プロデューサーも関連性を明言している2作品。現在、2人の仮面ライダーは漫画版でテレビシリーズ以上に深く交わっています。
漫画版ではどのような結末を迎えるのか。テレビシリーズでは実現できなかった展開に期待したいですね。
コメント
いま改めてネットで20年ぶりにクウガを見ていますが、アギトと共演して欲しかったですよね。
なにしろG3はクウガをモデルに、対未確認生命体用に作られたらしいですから。
クウガとアギトは時系列に矛盾が生じるので厳密にはパラレルです
そして世界観がバラバラなのは平成1期だけですね
平成2期以降は基本的にどの作品も世界観を共有しています
関係性では、G3、G3X、G4の他にG1、G2もあります。そのG1を簡単に言うと、クウガのマイティフォームによく似ていて、よく「メカクウガ」と通称でファンから呼ばれています。