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Oct

ゴジラシリーズを一挙振り返り!35作品の中で見るべき作品をまとめてみた

ゴジラシリーズで見ておくべき作品

出典 : Amazon.co.jp

2019年時点で国内版・ハリウッド版合わせて35作品が制作されているゴジラシリーズ。35作品全てを視聴してゴジラの造形や内容の違いを比較するのが1番ですが、相当な時間がかかってしまいます。
そこで35作品の中でこれは見ておいた方が良いというオススメのゴジラ作品をまとめました。

国内版

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国内版は下記7作品を見ることをオススメします。

・『ゴジラ』(1954)
記念すべきゴジラシリーズ第1作目
注目してほしいのが終戦からわずか9年で制作されていること。核をテーマにした内容は終戦直後で復興も完全ではない時期とは思えない挑戦的な内容です。
CGなど撮影技術が発達した後の作品に比べると撮影技術は十分とは言えません。画面も白黒のため古臭さを感じてしまいますが、終戦直後の映画ということを加味すれば気にならなくなります。
実際、見始めると古臭さを感じることはなく、完成度の高さから物語の世界に引き込まれていくこと間違いなし。
ゴジラシリーズの原点となる作品で、本作の設定が活かされていたり、本作と時系列がつながっていたりと後の作品にも関わってくることがあります。
ゴジラシリーズを楽しむためにも1度は見ておくべき作品です。

・『キングコング対ゴジラ』(1962)
アメリカのキングコングと日本のゴジラ。国を代表する2体の怪獣が戦いを繰り広げた作品です。
東宝創立30周年を記念した作品で、ゴジラシリーズ初のカラー作品となっています。観客動員数は1200万人以上とゴジラシリーズ最大のヒット作でもある本作。
2020年にはハリウッド版でゴジラとキングコングが激突することが決定しているため、違いを比較するためにも1度視聴しておくことをオススメします。

・『ゴジラ対ヘドラ』(1971)
当時社会問題となっていた公害をテーマにした本作はゴジラシリーズ1番の問題作として有名な作品です。
公害を具現化した怪獣ヘドラが日本を蹂躙し、人類やゴジラを襲う本作。ゴジラや人間が溶けたり、人間の死体が描写されたりとショッキングなシーンが満載です。
水銀・コバルト・カドミウムといった公害を連想させる単語が入った歌は1度聞いたら忘れられないインパクトがあります。
他の作品よりも低予算で制作されたため、マルチ画面やアニメーションなどを予算を抑える工夫が見受けられるのもポイントの1つ。
ゴジラを通して当時の日本の状況を学ぶことができる内容となっています。

・『ゴジラvsデストロイア』(1995)
VSシリーズ最終作となった本作。「ゴジラ死す」という謳い文句を全面に押し出し、VSシリーズで暴れ続けたゴジラの生と死を描いています。
VSシリーズの集大成ということもあり、制作スタッフもこれまで以上に気合いを入れて撮影に臨んだとのこと。ゴジラのスーツアクターが暑さによる熱中症で倒れたなどの撮影秘話がありますからね。
バーニングゴジラと呼ばれる本作のゴジラは真っ赤な体色が特徴的。死に向かいながらも怪獣とド派手な戦闘を繰り広げます。
「オキシジェンデストロイヤー」など1954年の『ゴジラ』を連想させる単語が登場するため、1作目を視聴してから見るのがオススメです。

・『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』(2001)
『ゴジラ対ヘドラ』が昭和シリーズの異色作ならば、『ゴジラモスラキングギドラ大怪獣総攻撃』はミレニアムシリーズの異色作。平成ガメラシリーズで監督を務めた金子修介が監督を務めています。
本作の特徴はとにかくゴジラが凶悪であること。ゴジラを白目のみで表現し、明確な悪として描いています。
ゴジラに関して独自の設定があるのも本作の特徴です。水爆実験の影響で誕生したという設定だったゴジラですが、本作では怨霊の集合体という設定に。
怨霊の集合体だからこそ白目のみの凶悪なゴジラが誕生したとされています。
日本を守ろうとするキングギドラ・モスラと全てを破壊しようとするゴジラのド派手な戦闘は必見です。

・『ゴジラ FINAL WARS』(2004)
本作はミレニアムシリーズ最終作であると同時にゴジラ生誕50周年を記念した作品でもあります。
FINALとあるようにゴジラシリーズの集大成にふさわしいお祭り映画です。本作のポイントは歴代で1番登場怪獣が多いこと。これまでゴジラと激闘を繰り広げてきた怪獣が総出演し、再びゴジラと激闘を繰り広げます。
アクションシーンが多いため、怪獣たちのスーツを動きやすいように改良。スタイリッシュな見た目となった怪獣の姿を見ることができます。
物語が考察しながら見られるような内容ではないのが残念なところ。頭をからっぽにして怪獣同士のバトルを楽しむことをオススメします。

・『シン・ゴジラ』(2016)
ミレニアムシリーズの終了から12年。2014年に公開されたハリウッド版の人気を受け、国内版として復活したのが『シン・ゴジラ』です。
エヴァンゲリオンシリーズでおなじみの庵野秀明を監督に迎え、300人を超える豪華キャストが出演しています。
現代の日本にゴジラが出現したらという内容で、35作品の中で最もゴジラの存在を現実的に捉えた作品です。
「現実(ニッポン)対虚構(ゴジラ)」のキャッチコピー通り、ゴジラにどこまで対抗できるのかを徹底的にシミュレーションしています。
本作ではゴジラが第4形態まで姿を変えるのもポイント。徐々に強くなっていき暴れ回るゴジラに都市が破壊されていく描写は絶望感に満ちています。
他の作品よりも派手さに欠けますが、手に汗握るリアルな臨場感は本作ならではです。

ハリウッド版

出典 : Amazon.co.jp

ハリウッド版は下記2作品を見ておくことをオススメします。

・『GODZILLA』(1998)
本作を見る時の注意点は国内版のようなゴジラではなく、巨大なイグアナが登場すること。熱線を吐きながら暴れ回るゴジラを想像していると肩透かしを食うことになります。
モンスターパニックものとしては高い完成度を誇っているものの、ゴジラの名を借りてしまったために酷評されることになった本作。
国内版で存在を皮肉られたり、本家ゴジラに倒されたり後の作品に大きな影響を与えたことは間違いありません。
2014年に公開されたハリウッド版と比較するためにも1度は見ておいてほしい作品です。

・『GODZILLA ゴジラ』(2014)
・『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(2019)
本作は1998年の二の舞になることなく、国内版を彷彿とさせる姿のゴジラが登場します。国内のゴジラと比べ物にならないほどの巨体でパワフルな戦闘を繰り広げるのはハリウッド版ならでは。
ハリウッドでも怪獣映画が制作できること、監督がゴジラファンであることが伝わる内容となっています。ハリウッド版オリジナルの怪獣が登場するのもポイントですね。
国内外で人気を博し、2019年には続編となる『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』が公開されました。
続編にはモスラ・キングギドラ・ラドンといった国内でも人気の高い怪獣が登場し、おなじみの怪獣がハリウッドの世界で暴れ回る姿を見ることができます。
2020年公開予定の最終作ではゴジラとキングコングが対決することが決定。日本とアメリカを代表する怪獣がハリウッドでどんな戦いを繰り広げるのか、ファンの期待が高まっています。
2020年の最終作公開前に2作合わせて見ておくのがオススメです。

まとめ

今回はゴジラシリーズについて下記の内容を中心にまとめました。
・シリーズの始まり
・国内でのシリーズ展開
・海外でのシリーズ展開
・国内版で見ておくべき作品
・ハリウッド版で見ておくべき作品
怪獣として国内外でトップクラスの知名度を誇るゴジラ。ゴジラシリーズを振り返ることで人気だったものや問題になっていたことなど当時の状況を知ることができます。
全作品を視聴するのも良し、気になったのだけを視聴するのも良し。2020年のハリウッド版公開前にゴジラシリーズについて自分なりに振り返ってみてください。

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