ミレニアムシリーズ

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VSシリーズの後に公開されたハリウッド版ゴジラの不評を受け、国内でゴジラを復活させることが決定。
ミレニアムシリーズと呼ばれる3度目のシリーズが展開することに。ミレニアムシリーズは1999年の『ゴジラ2000 ミレニアム』から2004年の『ゴジラ FINAL WARS』まで下記6作品が制作されました。

・『ゴジラ 2000 ミレニアム』(1999)
・『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』(2000)
・『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』(2001)
・『ゴジラ×メカゴジラ』(2002)
・『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』(2003)
・『ゴジラ FINAL WARS』(2004)

ミレニアムシリーズもVSシリーズ同様にゴジラが人類への脅威として描かれています。
ミレニアムシリーズは世界観がバラバラ。作品ごとにゴジラの造形も異なります。造形が好きなゴジラが登場する作品から見てみるという楽しみ方ができますね。
ミレニアムシリーズ終了後、国内では2016年の『シン・ゴジラ』までゴジラは姿を消すことに。
2019年時点で国内でのシリーズ展開はミレニアムシリーズまでとなっています。

その他の国内版

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ミレニアムシリーズ終了から12年ぶりに制作された国内版が『シン・ゴジラ』です。
過去作品とのつながりがないどころか、劇中では怪獣という名称すら登場しません。
巨大不明生物に対して人類がどこまで対抗できるかというリアルな内容が人気を博しました。
ゴジラの頭部の造形はきのこ雲をイメージしたもの。黒い体色の中に垣間見える赤い皮膚が痛々しさと禍々しさを醸し出しています。
熱線が口だけではなく、背中や尻尾からも発射されるなどこれまでのゴジラの常識を覆した作品と言えますね。

アニメシリーズ

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特撮映画として制作されてきたゴジラですが、『シン・ゴジラ』の人気を受けアニメシリーズが展開しました。アニメシリーズは下記3作品が制作され、三部作構成となっています。

・『GODZILLA 怪獣惑星』(2017)
・『GODZILLA 決戦機動増殖都市』(2018)
・『GODZILLA 星を喰う者』(2018)

ゴジラシリーズ初のアニメ作品ということでファンからの期待が高かったものの、「ゴジラである必要があるのか」「ゴジラは特撮映画であるべき」など公開後の評判は良いとは言えませんでした。
評判は良くないものの、ゴジラをアニメーションで描くという新たな挑戦がゴジラ作品の描写の幅を広げたことは間違いありません。

海外でのシリーズ展開

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国内だけでなく海外からも人気の高いゴジラシリーズはハリウッドでも制作されています。ハリウッド版はどのような展開なのかについて解説していきます。

ハリウッド版

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初めてハリウッドで制作されたのが1998年の『GODZILLA』です。
国内のゴジラとは似ても似つかない巨大なイグアナが登場し、ゴジラファンからは酷評の嵐。1度目のハリウッド版は成功と呼べる出来ではありませんでした。
この作品の評価を受け、国内でミレニアムシリーズの制作が決定したため、国内版シリーズ復活の立役者と言えるかもしれませんね。

ハリウッド版：モンスターバース

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2度目のハリウッド版ゴジラが公開されたのは2014年。国内でのミレニアムシリーズ終了を最後に姿を消していたゴジラが10年ぶりに復活することに。
1998年の二の舞になるのでは？とファンから不安が寄せられる中、国内版のゴジラにも引けを取らない完成度でファンの心をわしづかみに。モンスターバースと銘打った三部作になる予定で、2019年時点で下記2作品が公開されています。

・『GODZILLA ゴジラ』(2014)
・『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(2019)

2020年にはモンスターバース最終作となる「ゴジラVSキングコング」の公開が予定されており、ハリウッド版のシリーズがどのような終わりを迎えるのか期待が高まっています。