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【ライフル・イズ・ビューティフル】小倉ひかりは天才のようで天才じゃない主人公
2019年秋アニメ『ライフル・イズ・ビューティフル』の主人公、小倉ひかりをピックアップ!
突出した技術はないものの、異常なまでに勝負強い彼女の射撃手としての実力、女の子としての魅力、他の部員との仲などをまとめました!
小倉ひかり(こくら ひかり)キャラクター概要
『ライフル・イズ・ビューティフル』に登場する女性キャラクターで、本作の主人公。
うさ耳リボンを常に着用しています。
稀に本当のウサ耳を着けることもあります。
体型は小柄ですが、実は結構な巨乳です。
着やせするタイプらしく、普段はあまり気付かれていないようで、判明すると多くの人から驚かれています。
小学生時代からライフル射撃を続けており、高校ではよりハイレベルな射撃部がある千鳥高校を目指し努力した結果、見事入試で合格しました。
肝心の射撃部は部員不足のため廃部になっていましたが、幸いにも幼なじみの渋沢泉水(しぶさわ いずみ)、中学時代に同じ大会に出場していた姪浜エリカ(めいのはま えりか)、ジュニア大会で入賞経験もある実力者の五十嵐雪緒(いがらし ゆきお)が入部したため、新入生4人だけの新生射撃部として再スタートを切ります。
性格は大らかで、全く人見知りしない天然系。
非常にフレンドリーで、校外の選手ともすぐに打ち解けます。
基本的には前向きですが、疲労時や成績が芳しくなかった際にはさすがに落ち込むこともあるようです。
目標は高く持つタイプで、全国大会制覇を目指しており、最終的には東京オリンピックに出場するのが夢と本気で豪語しています。
頭は良くないらしく、テストの成績は125人中123位で、0点まで取るなど散々。
しかも極度の運動音痴で、キャッチボールすらままなりません。
ただし料理と掃除はできるなど、女子力は結構あるようです。
好きな男性のタイプは「おとーさん」。
恋愛に関しては未経験らしく、周囲からも「掘っても何も出てこない」と思われています。
学校では緑化委員会をやっている模様。
担当声優はMachico(まちこ)さん。
競技者としては天才肌?
小学生時代のひかりは、他の同級生がゲームなどで遊ぶ中、ずっとライフル競技に打ち込んでいました。
周囲に変人と言われようと続けるその情熱はかなりのものです。
しかし長くやっている割にはルールの把握が結構あやふや。
理詰めではなく感覚的に臨むタイプの競技者と言えます。
射撃技能も特別秀でている訳ではなく、自身も射撃部の4人の中最もへたっぴと自覚しており、そこに劣等感を抱いてもいるようです。
しかし大きな試合になると途端に底力を発揮し、特に追い込まれた状況では脅威の集中力で高得点を連発するなど、本番に強い選手です。
そのため波が大きく、練習試合ではトータル378.1だった得点が、その後の県予選では412.1をマークし、見事全国大会出場を決めています。
そして全国大会の団体戦では、なんと大会記録となる422.4を記録。
この422.4という数字は、リアル世界で2019年に実施された第57回全国高等学校ライフル射撃競技選手権大会(BR女子)に出場した全選手の得点を上回っています。
最終的には峰澄高校射撃部の部長、ビーム最強女王の小々森真帆(こごもり まほ)が更にその記録を塗り替えましたが、この時のひかりは紛れもなく日本で1、2位を争う高校生だったのです。
一方、練習試合で記録した378.1は、全国レベルの中では最低ランクの得点。
通常練習時はこれさえ下回ることも多く、状況次第で極端に選手としてのレベルが変わってしまうようです。
この気分屋的な性質に加え、従来の天然な性格もあって、競技者としてはいわゆる天才型に該当するように見えます。
完全に感覚主体なので、好調と不調の要因を自分で見極めることができず、好調を維持するのは困難な模様。
将来も見越して部の全員でエアライフルに転向することになった際には、1人だけ試験で不合格になってしまいました。
メンタルに関してもあまり安定せず、卑屈になることもあれば陽気になることもあります。
ただし逆境に強いのは一貫していて、進級後に自分たちより遥かに高いエアライフルの技術を持った新入生・芥川まる(あくたがわ まる)が入った際にも、圧倒はされつつ胸を高鳴らせていました。
成長度は意外と高くはなく、2年になっても技術面においては大きな上昇は見られません。
「勝負強い」「本番に強い」「集中力は人一倍」という特性を持っている反面、才能や伸びしろという点では傑出したものはなく、実は天才型ではないのです。
主人公ということもあり天才キャラと誤解されがちですが、ひかりは天才というよりムラっ気の強いタイプの競技者です。