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【スタンドマイヒーローズ】女性向けゲームから新たな大ヒット作誕生なるか?【2019秋アニメ】
女性向けゲームはヒット作の宝庫
出典 : Amazon.co.jp
女性向けゲームからアニメ化された作品は数多くあり、その中には爆発的ヒットを記録した作品や、何年も続くロングラン作品となったアニメもかなりあります。
最も有名なのは“うたプリ”の愛称でおなじみの『うたの☆プリンスさまっ♪』ですね。
当初はコンシューマで発売された女性向け恋愛アドベンチャーゲームで、発売当時はそれほど注目されていませんでしたが、翌年放送されたアニメは大好評で、それに引っ張られる形でゲームも好調に転じ、スマホ向け『うたの☆プリンスさまっ♪ Shining Live』も大人気。
アニメは4期まで作られていますが、その全ての巻が1万枚以上売れています。
その他にも、『薄桜鬼』や『ツキウタ』など様々な作品がアニメ化で成功を収めています。
更に近年は『アイドリッシュセブン(アイナナ)』『あんさんぶるスターズ!(あんスタ)』などスマホでプレイする女性向けアイドルゲームが大人気で、アニメも絶好調。
純粋な女性向けではないものの『刀剣乱舞』もこの範疇に入ると言っていいでしょう。
女性向けゲームのアニメ成功率が高い理由の1つに、男性向けコンテンツと比べ数自体が少ないことが挙げられます。
近年はある程度増えてきていますが、それでも男性向けと比べると絶対数の差は明らか。
そのため、1つの作品に対し集中的にファンが生まれる傾向があると思われます。
また、女性向けの大きな特徴として、キャラ同士の関係性にフォーカスしている点が挙げられます。
男性向けでもキャラ同士の関係を重要視している作品は沢山ありますが、女性向けはそこが大前提。
ストーリーも、それぞれの関係性を表現する為に用意されていることが大半です。
そのため、アニメ化される際にも「キャラ同士の関係をしっかり描いてくれるかどうか」が重要視されます。
特にアイドルを題材にした作品の場合は、当然各キャラにファンが多数付いているので、キャラの性格や関係性の解釈はよりシビアな目で見られることになるでしょう。
逆に言えば、そこさえしっかりしていればファンは付いてくるので、アニメ化する上で方向性が定まりやすいと言えるのです。
たまに「女性向け作品は飽きられやすい」と言われることがありますが、実際にはうたプリをはじめ、長く愛され続けてる作品も少なからずあります。
それらの作品は、ゲーム、アニメ、音楽などのメディア展開においてキャラや関係性にブレがなく、ファンから「納得」を得ているからこそ。
納得されなかった作品は、一気に需要を失ってしまうのです。
また、ゲームのキャラは普通のアニメのキャラと比べ、わかりやすいキャラであることが多いです。
フワッとした設定の薄味キャラであることはまずなく、趣味や好きなものなどの設定データはほぼ確実に存在し、裏の性格や他人には見せない顔などもかなりの確率で用意されています。
聖人にしろ変人にしろわかりやすいキャラが多いので、ゲーム未プレイ組にも伝わりやすく、アニメを観てキャラの魅力に惹き付けられファンになる……というケースがかなり多いようです。
『スタンドマイヒーローズ』のキャラも立場、性格ともわかりやすいので、アニメファンにも魅力がストレートに伝わると思われます。
また、男女関係なくアイドル作品において重要なのは、突出した人気キャラがいないこと。
全員均等……はさすがに無理でも、ある程度拮抗していることが重要です。
自分の応援しているキャラには感情移入し、少しでも高評価を受けて欲しいと思うのが人情。
もし、その評価を特定のキャラが独占してしまうようでは、他のキャラのファンは白けてしまうでしょう。
当然、公式から贔屓されるキャラがいても同様です。
『スタンドマイヒーローズ』は、1人だけ突出した人気キャラがいる訳ではなく、かなり拮抗しています。
この点も、成功する可能性があると言える理由の1つです。
まとめ
ここ数年は女性向けアニメが円盤売上でも年間トップになることが多いので、スタマイのアニメも期待大です!
当然キャストも人気者ばかりなので、声優目当てで観る人も多そうですね!
公式PV