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【アサシンズプライド】主人公はヒロインを殺す暗殺者!? 残酷な世界のファンタジー【2019秋アニメ】
メインヒロイン役は19歳の新進気鋭
出典 : ©2019 天城ケイ・ニノモトニノ/株式会社KADOKAWA/アサシンズプライド 製作委員会 : TVアニメ「アサシンズプライド」公式サイト
『アサシンズプライド』は2019年10月よりAT-X、TOKYO MXなどで放送開始。
ネット配信はU-NEXT独占で、10月10日より行われます。
アニメーション制作を行う会社はEMTスクエアードです。
漫画原作アニメを作ることが多い会社ですが、2018年にラノベ原作『百錬の覇王と聖約の戦乙女』を手がけています。
監督は相浦和也さん。
Webアニメ『7SEEDS』で助監督を務めている方で、今回が初監督作品となります。
シリーズ構成は『ふらいんぐうぃっち』『フレームアームズ・ガール』の赤尾でこさん。
キャラクターデザインは『AMNESIA アムネシア』『暁のヨナ』の吉川真帆さんが担当します。
キャストは新人から大人気声優まで幅広く選ばれています。
クーファ役は『ジョジョ』東方仗助、『黒子のバスケ』火神大我などで人気の小野友樹(おの ゆうき)さんです。
2019年は『あんスタ』の大神晃牙などを演じています。
メリダを演じるのは、19歳の新鋭・楠木ともり(くすのき ともり)さん。
『SAOAGGO』の主人公レン役に抜擢され、その後も『スクスタ』の優木せつ菜を演じるなど、順調にキャリアを積んでいます。
エリーを担当するのは『進撃の巨人』ミカサ、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』ヴァイオレット役で知られる石川由依(いしかわ ゆい)さんです。
2019年は『けもフレ2』キュルル役が注目を集めました。
ロゼ役は、ゲーム『モンスターストライク』でザビエルを演じている薮内満里奈(やぶうち まりな)さんが担当します。
アニメでは今回が初のメインキャラとなるようです。
ネルヴァの声を担当するのは『ごちうさ』ココア、『俺ガイル』一色いろはなどでおなじみ、売れっ子声優の佐倉綾音(さくら あやね)さん。
2020年には『劇場版SHIROBAKO』に新キャラの宮井楓役で参加予定です。
その他、いたずら好きの令嬢ミュール=ラ・モール役を内田真礼(うちだ まあや)さん、人見知りの令嬢サラシャ=シクザールを和氣あず未(わき あずみ)さん、「屍人鬼」の人造ランカンスロープ、ウィリアム・ジンを鈴木達央(すずき たつひさ)さん、白夜騎兵団の団長(オヤジ)を森川智之(もりかわ としゆき)さんがそれぞれ担当します。
暗殺・スパイブーム到来?
出典 : Amazon.co.jp
現在、漫画やラノベの業界では暗殺ものやスパイものに波が来ています。
暗殺者が主人公サイドで活躍する漫画は昔からあり、暗殺者という言葉は使われないものの、『ゴルゴ13』や『シティーハンター』はこの範疇に入る作品と言えます。
2010年以降を見ても、ジャンプの『暗殺教室』が大ヒットし、『悪魔のリドル』『アカメが斬る!』もアニメ化されました。
ライトなところでは『キルミーベイべー』も人気を博しましたね。
「暗殺者」というワードは中二的な魅力があるようで、小説家になろうでも「暗殺者」がタグやタイトルに使用されることは多く、『世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する』など人気作も出ています。
暗殺需要はかなり高いようです。
一方、スパイものは更に顕著で、2019年にスタートした『SPY×FAMILY』が1巻から大ヒットを記録。
この作品にはスパイも暗殺者もメインで登場します。
ジャンプで連載を開始した『夜桜さんちの大作戦』も好評で、連載開始以降ずっと上位~中位の掲載順をキープしています。
アニメでは『ジョーカー・ゲーム』や『プリンセス・プリンシパル』がヒットしていますね。
『アサシンズプライド』は、タイトルにアサシンとあるように、主人公が暗殺者であることが大きな特徴ですが、同時に目的を隠してメリダの家庭教師に扮するスパイでもあります。
そのため、定番である「暗殺もの」として好評を博し、現在勢いのある「スパイもの」として周知されれば、波に乗ってヒットすることも十分可能。
また、本作がヒットすることで更にこのジャンルが注目を集め、ブーム化することもあり得ます。
まとめ
全体としてはシリアス寄りの作品ですが、所々緩和するようなシーンもあり、ヒロインのメリダをはじめ可愛い女の子も複数登場し、ソフトなお色気シーンもあるので、ラノベ好きな人の期待を裏切らないアニメになると思います!
アクションシーンも結構多く、メリダの成長物語としてもよくできているので、アニメファンからどんな評価を得るか楽しみですね!
公式PV