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Sep
【炎炎ノ消防隊】アーサー・ボイルは何故モテるのか? 徹底検証
テレビアニメ『炎炎ノ消防隊』より、第8特殊消防隊所属の男性消防官、アーサー・ボイルをピックアップ!
自らを「騎士王」と呼び、奇行やおかしな言動が目立つ一方で、女性にはモテるという彼のイケメンぶりについてまとめました!
アーサー・ボイル キャラクター概要
出典 : Amazon.co.jp
『炎炎ノ消防隊』に登場する男性キャラクター。
第8特殊消防隊に配属された二等消防官で、発火を自在にこなせる第三世代能力者です。
年齢は17歳。
中肉中背で、金髪碧眼。
普段は前髪を垂らしていますが、訓練や出動の際にはアップにして頭頂部付近でまとめています。
主人公の森羅日下部(シンラ・クサカベ)に続いて第8に配属された隊員で、以降は第8の一員として共に戦います。
騎士に憧れ、自らを「騎士王」と名乗っており、上司に対しても尊大な態度や言動が目立つなど、中二病的なところがあります。
シンラとは訓練校からの知り合いで、ヒーローに憧れるシンラとは全く反りが合わず、事ある毎に張り合ったりケンカしたりしているようです。
騎士道精神に則った紳士的な性格……とは程遠く、基本おバカで頭脳労働は干からびるほど苦手。
騎士のイメージを重視しているため、消防官でありながら現場でもヘルメットを被りません。
一方で、騎士らしくあるべきという意識が良い方にも作用しており、弱者や市民を守ることを強く望んでいます。
戦闘においても騎士になりきって戦い、格上が相手でも怯まず、随所で精神力(思い込み)の強さを見せており、多くの戦果をあげています。
担当声優は小林裕介(こばやし ゆうすけ)。
中二病でもモテモテ
アニメには数多くのイケメンキャラが登場しますが、そのタイプは様々。
作中や公式にて容姿が優れていると示唆される公式美形キャラもいれば、その言動や態度から視聴者にイケメン認定される非公式美形キャラもいます。
前者は『名探偵コナン』の安室透 、後者は『進撃の巨人』のリヴァイなどがそうですね。
アーサーは前者のタイプで、作中でモテているという設定のイケメンキャラです。
その主な理由は顔……かというと、確かに美形設定ではありますが、どうもそれだけではない模様。
アーサーは女子ウケが良さそうな中身も持っています。
アーサーの性格は、主に「騎士としての自分」に特化しています。
つまり、志がそのまま性格として根付いているタイプですね。
元々の性格がどうというより、「自分はこうでなければならない」という強い戒めを自分に課していて、それがそのまま性格として周知されているのです。
アーサーの騎士に対する憧憬と執着は、シンラのヒーローに対するそれに匹敵します。
そして彼自身、「騎士はカッコいいもの」と強く認識しているため、常にカッコよくなくてはならないという意識で日々を生きているようです。
その分、自分が高貴な身分であるかのような振る舞いも多く見られ、配属された第8特殊消防隊に合流した初日に、上司で遥か年上の武久火縄(タケヒサ・ヒナワ)中隊長に対しタメ口どころか上から目線で話すなど、一般常識とはかけ離れた口の利き方をすることもあります。
要は変人なのです。
「騎士王」と名乗り、炎で作り出したプラズマで剣を模した武器を「エクスカリバー」と命名し、より騎士っぽい装備品であればあるほど能力が発揮できるという彼の言動や性質は中二病そのもの。
中二病が女性ウケがいいとは思えませんが……アーサーの場合はそこにブレない信念があり、騎士である事を自分に課しているため、いかなる時も弱い者の味方であり、正義の味方。
そんな彼の一本気が、女性を惹き付けているのだと思われます。
また、単純に強いところも男としての魅力です。
アーサーは消防官としては経験が浅いものの、実戦になると力を発揮します。
「自分は騎士である」という強い思い込み(周囲からは騎士ごっこと呼ばれている)が戦闘にまで影響を及ぼし、妄想が捗るシチュエーションであればあるほど強くなるのです。
反面、利き腕じゃない方を無意識に使用して苦戦するなど、抜けたところも多々あります。
また、戦闘中に思い込みの力が弱まり、騎士としての自分が信じられなくなった際には急激に能力が低下するという弱点も持っています。
もっとも、そういったおバカな面や弱い部分も「可愛い」と評価されるのがイケメン。
そういう所もアーサーがモテる理由の1つと言えそうです。