超豪華声優陣が集結

テレビアニメ『Z/X Code reunion』は2019年10月よりTOKYO MX、AT-Xなどで放送を開始します。

制作スタジオおよびスタッフは前アニメから一新されていて、アニメーション制作を担当するのはパッショーネ。
日常アニメを得意としており、2019年には『女子高生の無駄づかい』で高い評価を得ました。

制作を指揮するのは末田宜史監督。
過去に『RAIL WARS！』『ハイスクールD×D HERO』を手がけています。

シリーズ構成には、原作者の浦畑達彦さんがそのまま就任。
キャラクターデザインは『DOG DAYS』などで作画監督を務めた、せれす（石山寛）さんです。

登場キャラクターが多いため、キャストも多めで、しかもかなり豪華な陣容。
前アニメに登場したキャラは基本キャストもそのままです。

主人公で青のプレイヤー・あづみ役は、前作でも演じた小倉唯（おぐら ゆい）さん。
近年も『HUGっと!プリキュア』輝木ほまれ（キュアエトワール）、『ゴブリンスレイヤー』女神官など、様々な役で人気を博していますね。

あづみのパートナーであるリゲルを演じる声優さんは、こちらも前アニメに引き続き内田彩（うちだ あや）さんです。
2019年秋にはリゲルの他、『本好きの下剋上』フリーダ、『神田川JET GIRLS』翠田いのりと、3人のメインキャラを同クールに演じることになりました。

あづみと入学式で知り合う新入生でクラスメイト、白のプレイヤー・天ノ川衣奈（そらのかわ えな）役は、誰もが知る人気声優の水瀬いのり（みなせ いのり）さんです。
2019年には劇場版にも数多く出演しており、特に牧之原翔子を演じた『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』では高い評価を得ていました。

同じくクラスメイトで赤のプレイヤー・鬼神野シュリ（きじの しゅり）は、『ラブライブ！サンシャイン!!』のマリーこと小原鞠莉役で知られる鈴木愛奈（すずき あいな）さんが担当します。
近年は『邪神ちゃんドロップキック』の邪神ちゃんとしても人気を博していますね。

黒のプレイヤーのクラスメイト・東雲纏（しののめ まとい）の声を演じるのは、『小林さんちのメイドラゴン』カンナ、『はたらく細胞』血小板などのロリボイスで有名な長縄まりあ（ながなわ まりあ）さんです。
2019年も『女子高生の無駄づかい』のロリ役で見事なロリボイスを披露していました。

緑のプレイヤーのクラスメイト・月形由仁（つきがた ゆに）を演じるのは、『ガヴドロ』ガヴリール、『メイドインアビス』リコ役などで知られる富田美憂（とみた みゆ）さんです。
2019年夏に演じた『女子高生の無駄づかい』のヤマイはキャラクター投票で見事1位に選ばれました。

その他、衣奈のパートナーゼクスのネフライトを白井悠介（しらい ゆうすけ）さん、シュリのパートナーゼクスのムラマサを山口愛（やまぐち めぐみ）さん、纏のパートナーゼクスのゾンネを星谷美緒（ほしたに みお）さん、由仁のパートナーゼクスのアムリタを春村奈々（はるむら なな）さん、担任のイラを祖山桃子（そやま ももこ）さんがそれぞれ演じます。

TCG原作アニメに新風を巻き起こせるか？

出典 : Amazon.co.jp

TCGはこれまでZ/X以外にも『ヴァンガード』『フューチャーカード バディファイト』『Selector infected WIXOSS』『アンジュ・ヴィエルジュ』『ヴァイスシュヴァルツ』など様々な商品がアニメ化を果たしています。
どのアニメもTCGの紹介、宣伝を目的としていて、主に少年向けに作られているところが共通していますね。

2011年からずっと放送が続いているヴァンガードが顕著ですが、これらのアニメはTCGの販促として好感触であれば、長期にわたって放送される作品となります。
そのため、『Z/X Code reunion』もアニメそのものの販売実績というより、原作のカードゲーム「Z/X -Zillions of enemy X-」への効果が重要視されることになるでしょう。

とはいえ、カードゲームのアニメだからといって必ずしもカードバトルばかりがピックアップされる訳ではありません。
勿論、宣伝は重要ですが、逆に言えば宣伝をしっかり出来ていれば他の部分は自由に作れる……とも解釈できます。
そのため、TCG原作アニメは結構ぶっ飛んだ内容のエピソードが多く見られます。

つまり、制作スタッフの意欲次第では、通常のアニメでは出来ないようなストーリー展開や演出、ネタの仕込みも可能。
本作がTCG原作アニメに新風を巻き起こせるかどうか、注目です。

まとめ

カードゲーム原作アニメは販促の要素が強いので、TCGに興味がない人は敬遠しがちですが、原作のゲームを知らなくても楽しめるアニメが殆どです。
しかも結構好き勝手やってるなーって作品が多いので、予想もしないような面白さがぶっ込まれる事もしばしば。
ぜひこの機会に一度触れてみて下さい！

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