11
Sep
【乙女ゲームの破滅グラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…】カタリナは鈍感モテヒロイン!?
カタリナの作戦
出典 : Amazon.co.jp
カタリナは8歳で記憶を取り戻してから、悪役令嬢としてのバッドエンドを回避するために様々な作戦を立てます。
続いてはそんなカタリナが考えて行動に移した作戦をまとめてみました。
農業の勉強をする
まずカタリナが思いついたのは農業について勉強することでした。
それは乙女ゲーム内のカタリナのバットエンドのひとつに、国外追放というものがあったからです。
カタリナは最悪の状況を考え、たとえ国外追放されたとしても手に職をつけられるように自宅の屋敷の庭に畑を作ります。
しかし、最初はなかなか上手くいかず、庭師のお爺さんなどの手も借りて地道に励んでいました。
最初はひとりで地道に頑張っていましたが、カタリナに友人ができると、自然と友人たちも畑作業を手伝ってくれるようになります。
途中からはカタリナも畑作業が楽しくなり、趣味と化し、貴族ばかりが通う学校の寮で作物を育てるまでになります。
攻略相手から距離をとる
カタリナが乙女ゲーム内でバッドエンドを迎えてしまうのは、ヒロインのマリアと攻略相手のイケメンを取り合ったからです。
カタリナは前世の記憶を辿り、それなら乙女ゲームの攻略相手から距離を取ればいいじゃない、という結論にいたりました。
ですがそう上手くはいきません。
実はカタリナが額を怪我した際に、女性を傷物にしてしまった責任を取るという理由で攻略相手の第3王子のジオルドと婚約することに。
乙女ゲームの世界では、カタリナがこの婚約を利用して愛し合う2人を妨害し、ジオルドを縛りつける悪役令嬢という役どころ。
このままではバッドエンドに向ってしまう。
そう考えたカタリナはジオルドに婚約はいつでも破棄していいと言いました。
しかし、元の傲慢な性格のカタリナならともかく、今の変人とも言える令嬢のカタリナをジオルドは気に入ってしまいます。
自分に色目を使わず、畑を耕す面白い女。
カタリナは、王子という立場のせいで心の底から笑うことが少なかったジオルドが、唯一心を開ける存在になっていきます。
カタリナ自身はバッドエンド回避のために上手く立ち回っているつもりですが、こんな風に無自覚に人タラシの才能を開花させていきます。
カタリナはモテモテ?
出典 : Amazon.co.jp
本作では第3王子のジオルドを筆頭に、カタリナの表裏の無い人柄に惹かれるキャラクターがたくさん登場します。
というより、乙女ゲームの攻略対象やライバルから、ヒロインのマリアまで全員がカタリナが大好きになるほどです。
カタリナ自身に自覚はないものの、前世でも自然と周りに人が集まっていました。
それはカタリナとして生まれ変わってからも同じようですね。
ちなみに乙女ゲーム上でマリアの攻略対象となるイケメンたちは、全員アリスではなくカタリナに恋をします。
そのため、作中ではカタリナの知らないところで男同士で彼女を奪い合うシーンが多々描かれているようです。
まとめ
以上『乙女ゲームの破滅グラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』から、鈍感系モテ主人公カタリナの情報まとめでした。
作中に登場する攻略対象やアリスを含めた友人は、誰もがカタリナが大好きなので、意外とカタリナは楽しい生活を送っていそうでしたね。
物語が進むにつれて、婚約者のジオルドを筆頭にカタリナの争奪戦がエスカレートしていくので、興味のある方はぜひ原作小説をチェックしてみてください。