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【虚構推理】岩永琴子が桜川九郎の恋人に!?知恵の神の情報をまとめてみた【ネタバレ注意】
桜川九郎との関係
出典 : Amazon.co.jp
桜川九郎は『虚構推理』のもうひとりの主人公と言っても過言ではないキャラクターです。
2人には怪異が見える体質という共通点があるため、怪異の起こした問題を解決するという物語である本作では切っても切れない関係ですね。
そんな相性の良さそうな岩永琴子と桜川九郎はどのように出会って、どのような関係へと発展したのでしょうか。
桜川九郎との出会い
岩永琴子と桜川九郎が出会ったのは、彼の従姉が長期入院していた病院です。
そこで岩永琴子は穏やかでルックスの良い彼に一目惚れをしてしまいます。
しかし、その時点では彼にお似合いの恋人がいたため、岩永琴子じっとチャンスを伺うことに。
そのチャンスが訪れたのは、それから2年後のことでした。
彼女は、桜川九郎が恋人と破局したという噂を聞きつけたのです。
岩永琴子は傷心していた彼に話かけ告白をします。
しかし、あえなく撃沈。
傷心につけこむつもりでしたが、彼はまだ次の恋人を作る気分にはなれなかったようです。
いったいどんな別れ方をしたのかと気になった岩永琴子は、彼に何が起きたのかを聞き出しました。
そして彼の口から語られたの内容は、恐ろしい「カッパ」と遭遇し、恐怖する恋人を置き去りにして1人だけ逃げ出したという荒唐無稽な話でした。
本当にそんな化け物が存在し、襲われたときに恋人を置き去りにしたら幻滅されてしまうでしょう。
普通なら信じないような話ですが、岩永琴子は「カッパ」の存在を肯定し、その話に嘘が混ざっていることを指摘します。
桜川九郎の秘密
桜川九郎は「カッパ」に遭遇したとき、恐怖で逃げ出したと話しました。
しかし、それは岩永琴子が指摘したように、嘘が混ぜられていたのです。
本当は、恐ろしい怪異であるはずの「カッパ」が、桜川九郎に恐怖して逃げ出したのです。
彼の恋人は、怪異という得体の知れない化け物に化け物扱いされた桜川九郎に恐怖したため彼と別れる決意をしたのでした。
なぜ「カッパ」は彼を恐れたのか。
実は、桜川九郎は幼いころに「人魚」と「くだん」という2匹の妖怪の肉を食べたことがあります。
そのため、彼はその2匹の妖怪の力「不老不死」「未来を選択する能力」を持っているのです。
妖怪の目から見ると、2匹の妖怪を食べた桜川九郎の姿は、2匹の妖怪が混ざり合ったようなおぞましい姿をしています。
岩永琴子は怪異や妖怪からその情報を得ていたため、彼が嘘をついているということがわかりました。
2人は恋人になる
それから2年と半年が経ったころ、岩永琴子は桜川九郎と同じ大学へ進学し、晴れて2人は恋人同士となりました。
2人の関係には以前までのよそよそしさはなく、穏やかで口数が多くはない桜川九郎も彼女にだけは素の感情を出すように。
しかし恋人関係になったにも関わらず、恋愛感情を持っているのは岩永琴子だけでは、と勘違いしてしまうほど彼は彼女への対応が雑です。
逆に言うとそれだけ心を開いているということでしょう。
2年と半年の間、共に怪異絡みのトラブルを数多く解決してきたため、態度には現さないものの2人はお互いを信頼しています。
元カノとライバルに!?
桜川九郎の元カノである弓原紗季(ゆみはらさき)は、彼らの大学のOGで2年半後には警察官として働いています。
桜川九郎とは既に連絡すら取っていない状況でしたが、ひょんなことから「鋼人七瀬(こうじんななせ)」という怪異事件を調査していた岩永琴子と遭遇。
再び桜川九郎との再会を果たします。
怪異や妖怪といった存在とは全く無縁の一般人だった彼女は、過去に「カッパ」に恐れられ、不死の肉体を持つ桜川九郎に恐怖を抱きました。
不死の力も目にした彼女は、現在でもトラウマで牛肉と魚が食べれないほどの精神的ダメージを負っています。
しかし、桜川九郎を愛していたのは本当で、未だに未練もあるようです。
彼の体質を受け入れられなかったことに罪悪感を抱き、悔いてもいました。
なので、元カノに見せ付けるように桜川九郎にまとわりつく岩永琴子とは、自然と犬猿の仲になっていきます。
まとめ
『虚構推理』の主人公である岩永琴子の情報をまとめてみました。
岩永琴子は、身体を失うような経験をしているにも関わらず、それを感じさせない明るさが魅力のキャラクターです。
数奇な人生を歩んでいる2人の関係性も、普通の人間が踏み込めない独特な世界観がありました。
そんな2人の関係性は物語が進むにつれてどう変化していくのでしょうか。
興味のある方は、ぜひ『虚構推理』をチェックしてみてください。