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Aug
【まちカドまぞく】シャミ子はポンコツ界のライバルたちに勝てるのか!?
サターニャ、かおす先生以上のポンコツ!?
近年、アニメ界ではポンコツキャラが激増しており、特にポンコツ女性キャラは「ポンコツかわいい」という言葉が定着するほど一大勢力を築く存在になっています。
その火付け役となったのは、『スマイルプリキュア!』の緑川なお、『ガールズ&パンツァー』の河嶋桃だと言われています。
緑川なおは凛とした見た目で正義感が強く姉御肌、家事全般に長けていてしっかり者と、全身から有能オーラが出ているように見えますが……虫が大の苦手で高いところやオバケもダメと、次第に多くの弱点が判明していきます。
河嶋桃はツリ目かつ片眼鏡の知的っぽい見た目、生徒会の一員という立場、主人公の西住みほに対しての厳しい態度からクールな参謀タイプと思われましたが……実は短気な上にすぐテンパり、負けそうになると取り乱す豆腐メンタルで、優勝した時には他の誰より号泣していました。
元々は、彼女たちのように「一見有能そうに見えて実はヘボい」「クールなようでいて弱点が多い」といった、最初の立派なイメージに反し中身はダメダメで高低差の大きいキャラに対し、ポンコツという言葉は使われていました。
しかしその後は「本人は自信満々だけど実際はへっぽこ」「やる気だけはあるけど役立たず」「明るいだけが取り柄」「残念美人」といったキャラもポンコツキャラと呼ばれるようになり、近年では「普段はキリっとしているけど猫などの可愛い動物に目がない」「一つのことに打ち込むあまり他が疎かになっている」といったキャラもポンコツと言われるようになるなど、かなり広義的な解釈になっています。
人気面の飛躍は『ぼくたちは勉強ができない』の女性教師・桐須真冬の例が顕著で、当初の非情な教師という印象から一転、その後は登場する度に何かしらに弱点が露呈していき、それに比例してファンの数が増え続け、ついには週間少年ジャンプの歴代女性キャラで最も多くの人気投票の票数を獲得するまでになりました。
今やポンコツキャラは人気属性の筆頭とさえ言えます。
そんな競争率激高のポンコツ戦国時代に参戦することとなったシャミ子ですが……彼女にはポンコツキャラとして他の誰にも負けない武器があります。
ガチのポンコツという点です。
まぞくに目覚めたのに、戦闘力をはじめあらゆる面で低スペック。
呪いの影響もあって体は小さく、栄養状態もあまり芳しくないのか体力もなく、知識や教養もスカスカで、全く秀でたところはありません。
メンタルも決して強くはなく、すぐ涙目になってしまいます。
シャミ子と競合するポンコツキャラとしては、『ガヴリールドロップアウト』のサターニャ、『こみっくがーるず』のかおす先生(萌田薫子)の二人が挙げられます。
サターニャは同じ日常アニメ、同じ悪魔キャラと共通点が多く、かおす先生もきらら系アニメの主人公という点が同じ。
この2人は既にアニメファンから偉大なポンコツキャラと認められている存在で、今後シャミ子はこの2人と比較されることが多くなると予想されます。
それでも、シャミ子はこの2人さえも上回るポテンシャルを持っています。
虚栄心だけは人一倍強いサターニャと比べると、シャミ子はすぐに気持ちが折れてしまうため、魔族としてのポンコツさはシャミ子に軍配。
かおす先生とは精神面では良い勝負ですが、マンガが描けるかおす先生に対しシャミ子にはこれといった特技もないので、やはりシャミ子が勝ります。
もちろん、シャミ子に取り柄がない訳ではありません。
努力家で真面目なので、桃をはじめ彼女を慕う周囲の人々は多く、ぼっち飯をやっていたサターニャよりは人望があります。
桃に手も足も出ないのに何度も挑む根気は、何度ボツを食らってもマンガを描き続けるかおす先生と似ていますね。
ポンコツキャラの魅力は、単にポンコツなだけではなく「懲りない」ところにあります。
ダメダメでも頑張る姿が可愛く映るのです。
その点においてこの3名はかなり良い勝負で、シャミ子もアニメ界を代表するポンコツキャラになれるだけの素質は十分にあります。
まとめ
アニメ化によってシャミ子の知名度が格段に上昇しています!
ポンコツキャラとしての認知度もかなり上がってきているので、これはかなりの人気者になる勢いです!
シャミ子がきらら系を代表する人気キャラになる日もそう遠くないかも……!?