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Jul
【理系が恋に落ちたので証明してみた。】理系同士の理屈っぽいようでそうでもないラブコメ
出典 : ©2019 山本アリフレッド / COMICメテオ : TVアニメ『理系が恋に落ちたので証明してみた。』公式サイト
アニメ化も決まっている人気ラブコメ『理系が恋に落ちたので証明してみた。』についてまとめました!
理系同士の恋愛という一見理屈っぽくなりそうな設定で繰り広げられる意外なやり取り、そこから生まれる魅力をお届けします!
リケダン×リケジョ=カオスのラブコメディ
出典 : Amazon.co.jp
『理系が恋に落ちたので証明してみた。』は、山本アリフレッド先生がWebマンガ配信サイト「COMICメテオ」で連載しているラブコメディです。
略称は「リケ恋」。
2016年3月に読切が掲載され、好評だったことから同年5月に連載を開始。
累計発行部数85万部を突破するなど人気を博し、2018年9月には「リケ恋~理系が恋に落ちたので証明してみた。~」というタイトルで実写ドラマ化されました。
2019年2月にはドラマの続編として『劇場版 リケ恋 理系が恋に落ちたので証明してみた。』が公開され、2020年にはテレビアニメの放送も決まっています。
物語の中心になるのは、証明することができないものを忌み嫌う“リケダン”こと理系男子の雪村心夜(ゆきむら しんや)、氷のように鋭い頭脳でこの世の全てを理解しようとするクールビューティな“リケジョ”こと理系女子の氷室菖蒲(ひむろ あやめ)。
どちらも大学院1年生で、骨の髄まで理系という似た者同士ですが、本作はそんなリケダンとリケジョの2人が「好きの定義」を解析したり、「デート(実験)」をしたりしながら、自分たちの恋愛感情について理系ならではの観点で解き明かそうと試みる物語となっています。
……と説明すると、随分と理屈っぽい作品のように思われてしまいそうですが、この作品の本分はラブコメであり、かなりコメディタッチな作風です。
氷室がある日突然雪村に告白したことに端を発し、恋愛経験がまるでない上に「定義がはっきりしないと気が済まない」という2人は愛を語らうより前に「何を証拠に好きと定義したか」というディスカッションを始めます。
その結果、一般性のある「好き」の判定条件を見つけることができれば、チューリングマシン(計算を数学的に議論するためモデル化した仮想の計算機)を作成することによって証明が可能と結論付け、2人は恋愛感情に関する様々な実験を行うことになります。
彼らの言う実験とは、例えば「壁ドンを行った際の心拍数の変化」「愛情で料理は美味しくなるか」「デートの定義とその証明」など。
要するに、いろいろ理屈はこねているものの、やっていることの大半はバカップルのイチャイチャです。
そして、そんな2人の奇行に同研究メンバーも介入していきます。
学部4年生の奏言葉(かなで ことのは)は作中随一の常識人で、本作における語り部(ツッコミ役)を担っています。
主人公2人の亀より進みが遅い恋愛に呆れつつも、常識的なアドバイスを送ったり、実験を手伝ったりするなど協力を惜しまずにいるようです。
ただし恋愛に関してはあまり上手くいってないのか、2人を心底羨ましく思っている模様。
大学院2年生の棘田恵那(いばらだ えな)と学部4年生の犬飼虎輔(いぬかい こすけ)は幼馴染同士です。
小柄でイタズラ好きな棘田はよく虎輔や雪村&氷室をからかい、場を荒らしていますが、頭脳は超優秀な“ボス猫”。
虎輔は一見ワイルドな男ですが、実はギャルゲー好きのオタク気質で、小さい頃から棘田には頭が上がらないみたいです。
そんな面々の理詰めなようで意外とそうでもない、楽しくて可愛い日常を描いたのが『リケ恋』です。
主人公役は内田雄馬&雨宮天のコンビ
【速報】アニメ『理系が恋に落ちたので証明してみた。』キャスト発表!
雪村心夜:内田雄馬
氷室菖蒲:雨宮天
奏言葉:原奈津子
棘田恵那:大森日雅
犬飼虎輔:福島潤
池田教授:置鮎龍太郎
リケクマ:麻倉もも
※敬称略
山本アリフレッド先生@man_Arihred からのコメントも!https://t.co/MSlmHKpR9a pic.twitter.com/2ADoonBMC1— 『リケ恋』アニメ&漫画公式 ドラマ化、映画化 (@rikeigakoini) July 10, 2019
アニメ『理系が恋に落ちたので証明してみた。』の制作を指揮するのは喜多幡徹監督です。
『僕は友達が少ないNEXT(2期)』や『ひなこのーと』を手がけた方ですね。
シリーズ構成は『手品先輩』の池田臨太郎さん、キャラクターデザインは『ワンピース』の五十内裕輔さんが担当。
アニメーション制作は『ぐらんぶる』のゼロジーが行います。
主人公・雪村の声を演じるのは内田雄馬(うちだ ゆうま)さん。
2019年も相変わらず売れっ子で、『フルーツバスケット』の草摩夾、『この音とまれ!』の久遠愛など数多くのイケメンを演じています。
もう1人の主人公でヒロインの氷室を演じるのは雨宮天(あまみや そら)さん。
2019年は『異世界かるてっと』や『劇場版このすば』でのアクア様に加え、『ダンベル何キロ持てる?』の奏流院朱美で注目を集めています。
その他、奏を原奈津子(はら なつこ)さん、棘田を大森日雅(おおもり にちか)さん、虎輔を福島潤(ふくしま じゅん)さん、普段は温厚だがキレると怖い池田(いけだ)教授を置鮎龍太郎(おきあゆ りょうたろう)さんがそれぞれ担当します。