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Jul
【ロード・エルメロイII世の事件簿】ライネスは本当にドSなのか? 検証まとめ
根っこは寂しがり屋?
出典 : Amazon.co.jp
エルメロイII世の半分程度しか生きていないにもかかわらず、彼を手玉に取るライネスには、図太さや不敵さに加え精神面の強さを感じずにはいられません。
その根底には、本来なら次期当主とは程遠い出身であることに起因する反骨精神も多少なりともあると思われます。
友達を作らずに生きてきたのも、他者に、そして自分自身に隙を見せないためだったのかもしれません。
しかし、策略とは無縁の存在であるエルメロイII世とその内弟子のグレイと接している彼女は、初めて隙を見せられる相手の出現に、こっそり戸惑いを覚えている模様。
エルメロイII世に対しては、全力で困らせ性癖を満たす一方で、彼のことを気に入り慕っています。
そしてグレイに関しても、当初はからかって楽しもうとしていたようですが、あまりにも純粋なグレイに毒気を抜かれ、一緒に食事し映画まで見に行く仲になり、彼女が時計塔を離れると心ここにあらずといった状態になるなど、既に友達と呼べる関係を築いています。
ここで重要なポイントは、お人好し過ぎるエルメロイII世や無垢なグレイに対し、ライネスは呆れつつも心の中では惹かれているところにあります。
自分にないものに魅力を感じる人物は、他者から浸食されるのを受け入れられる、いわばMの精神を持っているもの。
実は責められるのも嫌いではないという話もありますし、ライネスは本当の意味ではSとは言えないのかもしれません。
そして、本当は違うのにずっとドSな仮面を被り続けてきたライネスが、いつかその仮面を外して心から笑い会える相手を求めていたとすれば、彼女の根底にあるのは寂しがり屋な少女……と推察することができます。
まとめ
FGOのコラボイベントでライネスを初めて知った人も多いと思われますが、性格は基本同じなので違和感は感じないはずです。
表面上は飄々としていますが、何気に年齢相応の一面を見せるシーンも多く、いわゆるギャップ萌えを感じさせるタイプのキャラなので、その手のキャラが好きな人はぜひライネスに注目してください!