10
Jul
【ギヴン】上ノ山立夏は年相応な俺様っぷりが可愛いキャラクター
真冬の歌声に感じた可能性
ある日、2人が出会ったサボり場所で立夏が真冬に好きな音楽を聴き、それに応えるように歌い出した真冬のアカペラに、立夏は心が激しく揺さぶられるような感覚に陥りました。
そしてその勢いで立夏は自らが所属するバンドへ勧誘し、「ギヴン」というバンドが結成するに至りました。
そんな折に立夏は、真冬が大事にしているギターが、真冬の元カレである吉田由紀の形見であるという事実を偶然知ってしまいます。
佐藤真冬への気持ちに気づいた時の葛藤
真冬のギターの元持ち主が真冬の元カレだということを聞いた瞬間、立夏は激しい嫉妬に包まれます。
自らの内側から沸き起こるその感情が「真冬のことが好き」ということを物語っていましたが、立夏はそれを必死に見ないふりをしました。
同性を好きになった自分に戸惑っていたためです。
さらに、真冬の心の中にはまだ由紀が存在していることも分かっていて、真冬には何も切り出せずにいました。
転機となったのはファーストライブ
立夏も真冬も声にならない気持ちを抱えながら迎えたライブ当日。
ギヴンの出番直前まで、作詞担当である真冬は全く歌詞が作れていない状態でした。
しかしいざ迎えた本番で、真冬は由紀への気持ちをメロディに乗せて即興で歌い上げます。
全身が鳥肌になるほどの歌唱力と詞、それまでせき止められていた感情を全て叩きつけたような表現力を併せ持つ真冬の歌は大盛況のうちに幕を閉じます。
熱狂冷めやらぬ中舞台袖で立夏は真冬を抱き寄せ、その勢いのまま軽い口づけを落としました。
この時すでにお互いを淡く意識し合っていた2人の想いは、この出来事がきっかけで明確につながります。
立夏と真冬が付き合いだしたきっかけ
2人はファーストライブが終わって数日後、打ち上げに行った帰りに横浜みなとみらいへと足を運びます。
海を前にはしゃぐ真冬を見て好きだと再認識する立夏。
満ち足りた気持ちで海を眺めていた真冬が、その直後呟くように「デートみたい」「上ノ山くんが好きだよ」などと発言します。
しかし、同じバンド内で付き合うことはご法度(別れたらバンド解散につながるため)。
そのルールを破って付き合うには、同じメンバーからの了承が必要です。
どうしても恋人として一緒にいたい2人は、さっそく翌日に春樹と秋彦へ報告しに行き、「絶対に周りにバレないよう配慮すること」を条件に許可を得ます。
こうして晴れて2人はカップルになりました。
真冬とは高校生らしい恋愛を満喫している
https://twitter.com/kizu_ntk/status/1106170726501879810
その後真冬とは一緒に夏祭りに出かけたり、道を歩いている途中に手をつないでみたり、目が合っただけで照れ臭くなったり…など、いたって高校生らしい恋愛を楽しんでいます。
どちらかというと真冬が積極的に感情表現や「これがやりたい」ということを伝える方で、立夏はそれを照れながらも受け入れる、といった関係性になっています。
真冬の笑顔を見ただけでドギマギしてしまうほどまっすぐに真冬を想う立夏に対し、萌えを感じる方は少なくないはずです。
まとめ
今回は『ギヴン』より立夏の情報をまとめてまいりました。
立夏は強面で自分本位に見えて、実は面倒見が良くて初心な年ごろの男の子です。
バンドにおいては優秀なギタリストなので、これからも活躍の場はたくさんあるでしょう。