告ったら負け！　意中の相手に告らせようと戦略を張り巡らす男女たちによるラブコメディ

『かぐや様は告らせたい ～天才たちの恋愛頭脳戦～』は、名門校・秀知院学園の生徒会の日常を描いたラブコメディです。
しかし単なる日常モノ＆ラブコメという訳ではありません。
本作のジャンルは「頭脳戦ラブコメ」です。

メインキャラクターである生徒会長の白銀御行（しろがね みゆき）と副会長の四宮かぐや（しのみや かぐや）は、共に成績優秀で周囲からお似合いのカップルと思われているほどの優等生。
2人ともお互いのことを憎からず思っていて、相手が告白してきたら付き合っても良いと思っています。

しかし自分から告白することはしない。何故なら、それは恋愛において「敗北」を意味するから――――

と、そんなことを考えている面倒臭い連中がなんとか相手に告らせるためにあらゆる戦略を練って恋愛成就を狙うという、新感覚ラブコメです。

四宮かぐやは告られたい

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総資産200兆円の巨大財閥「四宮グループ」の令嬢で、エリート校・秀知院学園の副会長を務めるかぐや。
かなり筋金入りの箱入り娘で、一般常識や恋愛面に関して疎いところはありますが、基本的にはなんでもこなせる才女です。

プライドはかなり高く、白銀への告白以外にも周囲の人間をナチュラルに見下すなど、お高くとまっています。
一方で嫉妬深く胸が小さいことへのコンプレックスも強烈に抱いており、また急いでいる最中でも困っている子供を放っておけず助けようとするなど人一倍優しい面も持ち合わせています。

恋愛頭脳戦においては準備の周到さに秀でており、それによって白銀を上回ることもしばしば。
しかしツメが甘く、また他者の介入など想定外の出来事にも弱いようです。

白銀御行も告られたい

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秀知院学園では珍しい一般階層の出でありながら生徒会長の座に就く白銀。
長期にわたり学年トップの成績を収めていますが、それは「全てにおいて秀でているかぐやと同等の立場にいたい」という想いからで、その執念が示すようにかぐやへ強い好意を抱いています。
しかしかぐや同様自分から告白することを「負け」と認識しているため、世にも稀有な「自分達も周りもお似合いだと思っているのに結ばれていない」状態が続いています。

周囲からは完璧な人間と思われているものの、実際には弱点も多く、たびたびその克服のための訓練を行っています。
自他共に認める天才でありながら、実際には相当な努力家です。