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Feb
【エヴァンゲリオン】残酷な天使のテーゼの作詞家が語る歌詞に込められた意味とは
エヴァの人気の要因とは
そんなエヴァンゲリオンですが、どうしてそこまで人気になったのか。\\これは個人的な考えですが、主人公の碇シンジにあると思います。
レイやアスカといった女性キャラクターの魅力はもちろんなのですが、それ以上にシンジのおかれていた状況や、そこからくる心情が、当時の日本には大きく共感できる部分があり、どこかでシンジと自分を重ねている内にどんどんとのめり込んでいく人が多かったのかなと。
訳も分からず、見た事もなかったエヴァにほとんど強制的に乗る事になったシンジ。
操縦はもちろん、自分が戦っている本当に意味を知らされないまま、頑張れば父親に認めてもらえるという期待をどこかで持ち続けていたシンジは、いい学校に入っていい会社に就職するという親からのレールをとりあえず走っている当時の子供たちにそっくりですよねw
ちなみにアニメ版の最終回はかなり賛否が分かれており、僕も一回目に見た時は、「は?」となりました。
でももう少し大人になってからもう一度見返したとき、最終回で泣きましたw
最終回、一度見てそれきりという方はぜひもう一度見返してください。
評価がかわるかもしれませんw
主題歌「残酷な天使のテーゼ」
そんなエヴァのアニメ主題歌である「残酷な天使のテーゼ」
今でもカラオケランキングでは1位になるほど人気の楽曲で、エヴァを見た事がない人でも知ってる人も多いのではないでしょうか、
アニメ本編同様、独特な世界間をもち、特にその歌詞はネット上で考察バトルが繰り広げられるほど、ファンの間でも話題となりました。
様々な考察がネット上で語られていますが、何と作詞家本人が残酷な天使のテーゼの歌詞について語っていたのを知っていますでしょうか?
意外と知らない人も多いようですが、個人的にかなり衝撃でしたw
作詞家は及川眠子(おいかわねこ)さんという方で、Winkややしきたかじんさんの楽曲の作詞もされている方です。
及川さんが「残酷な〜」の歌詞について語っていたのは、ご自身のツイッターと、とあるテレビ番組に出演した際の事。
要約は以下
•残酷な〜は軽い打ち合わせ30分と、2時間程度で書いた
•特に歌詞に作品と結びつくような特別な意味はない
•エヴァの企画書を流し読みしただけで、今もエヴァを見た事がない(作詞資料として終盤の話を2話だけ「早送り」で見た。誰が誰かも分からなかった)
•書き直しがあったのは最後の「少年よ神話になれ」の部分のみ
•パチンコの印税だけで億を超えた
衝撃w
作詞時間はともかく、アニメ見た事がなく、キャラもよく分かっていないとは•••
そもそもこの及川さんはなかなかぶっ飛んでる方のようで、年下のトルコ人の夫に3億円をだまし取られたりしているようです(ご本人は笑ってはなされていました)
まぁ、芸術家はこれくらぶっ飛んでいないと成り立たない職業なのかもしれないですが、なかなかスケールが違いますねw
この及川さんの暴露に当時から考察していた人はがっかりしたかもしれませんが、個人的にはより尊敬する事になりました。
その状況であんなすばらしい歌詞がかけるなんてすごすぎません?w
まさに才能とか、センスとか、そういう類のものでしょうね。
今回の真相は今でもググったら出てきますので、ぜひ気になる人は調べてみてください。
ツイッターのログも残っていますよ!
随分前の話。残テ制作秘話という企画でA新聞の取材を受けた。
私を取材したその記者の感想(今日知った)。
作詞家がエヴァを見てないことを知りたくなかったという読者の感想に同調するように「確かにエヴァは見ずにいるのはもったいない作品ですね」との意見。
はああああ?この記者はバカか?— 及川眠子 7月20日『ネコの手も貸したい』発売 (@oikawaneko) May 8, 2016