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Jun
【バンドリ】弦巻こころの人気を徹底検証! 彼女は何故こんなにも愛されているのか
規格外すぎる裕福さが垣間見せる「闇」
出典 : Amazon.co.jp
前述したように、こころはとてもわかりやすいキャラで、常に笑みを浮かべているのも「楽しいこと」を思いながら生きているからです。
そこに嘘や裏はありません……と断言したいところですが、人間はどうにも捻くれた生き物で、あまりにもわかりやすいと逆に裏があると穿った見方をしてしまうもの。
そのため、こころも「実は闇を抱えているんじゃ……?」と一部のファンから思われているようです。
この説は根拠に乏しく、当を得ているとは言えませんが、そう勘ぐりたくなる要素は確かにあります。
弦巻家の常軌を逸した裕福ぶりです。
こころ本人によると、「あたしができなくて困ったことをこの人たち(黒服)に話すと、次の日にはだいたいできるようになっているの」とのこと。
つまり、こころが願ったことは大抵叶えられるほどの財力を持っているということになります。
実際、その凄さは作中で何度も描かれています。
ソフトボールクラブのエースであるはぐみへの誕生日プレゼントとして「ソフトボール専用バッティングセンター」を提供したり、カードの残金表示画面に「弦巻家」と出たり、個人専用の豪華客船やジャンボジェットを保有していたり……など、枚挙に暇がありません。
そうなってくると、「弦巻家って一体何をしてこんな財力を手に入れたの?」という疑問から始まり、「そんな大富豪の家が娘をちゃんと育てられるの?」「歪んだ価値観を植え付けられていない?」などの不安に繋がっているようです。
お金持ちのお嬢様が親の愛情を与えられず、お金はあるけど家族愛はない……というのは王道ですから、無理のないことです。
家庭環境などの情報があまり明らかにされていないのも、闇を想起させる一因になっているのでしょう。
実は幼少期から楽しいことに飢えていて、笑顔を無理に作っている……という裏設定を想像することは、全くの的外れとまでは言えないかもしれません。
とはいえ、闇があるというのはあくまで一部のファンの想像であり、こころというキャラに深みを持たせたいがための主張と思われます。
現実の彼女の笑顔は、そういった裏を一切感じさせないほど透き通っています。
まとめ
アニメやゲームにおけるお嬢様キャラといえば、昔は高飛車でワガママ……というのが鉄板であり、お約束でした。
しかし近年はお嬢様キャラも多様化しており、『けいおん』の琴吹紬のようにホンワカしたキャラ、『このすば』のダクネスのような変態、『食戟のソーマ』の薙切えりなのように序盤は高飛車だったものの次第に刺々しさがなくなっていくキャラもいて、「お嬢様キャラ」と一括りにし難くなっています。
お嬢様キャラ戦国時代です。
そんな中にあって、昔のお嬢様らしさとは違うお嬢様らしさを備えているこころは、今後のアニメ・ゲームにおけるお嬢様キャラの新たなスタンダードになっていきそうですよね!