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【進撃の巨人】リヴァイやミカサの強さの秘密とは?アッカーマン一族について解説!
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『進撃の巨人』でも特に常人離れした強さを持つミカサやリヴァイ。彼らは共に「アッカーマン」という一族の人間であり、その強さの秘密はその血に関係しています。アッカーマン一族とは一体どういった一族なのか、ネタバレ含めて解説していきます!
巨人科学の副産物・アッカーマン一族
【進撃アニメTwitterイラスト】
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二十二日目:リヴァイ【Illustration:Satoshi Kadowaki/Mutsumi Tateishi】#shingeki #進撃アニメTwitterイラスト #放送最終回まで毎日更新 #応援お願いします! pic.twitter.com/ByXSkQbCn9
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「大地の悪魔」と契約した少女「ユミル」を始祖に持ち、巨人の脊髄液を摂取することで巨人化する民族・エルディア人。通称「ユミルの民」とも呼ばれるその民族は、巨人について調べるため研究を行い続けてきました。
その結果偶然出来たのが、アッカーマン一族。彼らは、人の姿を保ったまま巨人の力を一部引き出すことができます。
力に目覚めたアッカーマンは、極限まで身体能力が高められるだけではなく、すべてのエルディア人たちが繋がるという「道」を通して、過去のアッカーマン一族たちが培ってきた戦闘経験を得ているのです。
ミカサやリヴァイが戦闘において「何をどうしたらいいのか」が分かるのは、これによるものだと思われます。
アッカーマンの習性
アッカーマン一族は、もともとエルディア人の国・エルディア帝国の王を守るために設計されました。そのためその子孫たちは、誰かを主人と認識することで初めて真価を発揮するようになっています。どうやら死に直面した状況下で第三者の命令を聞く、などといった諸々の条件が揃うことで、主人を護るためのアッカーマンの本能が目覚めるようです。
しかし、アッカーマンの血への忠実さと自分自身は別物。そのため本来の自分が主人の護衛を強いられることに無意識に抵抗を感じると、突発性の頭痛を起こすことがあるといいます。
アッカーマンの歴史
王側近の武家から一変
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エルディア帝国時代のアッカーマン一族は、その設計通り王の側近を務めていました。しかし、エルディア帝国がマーレ国に敗れ、多くのエルディア人を連れてパラディ島の壁内へと移り住んだ際、アッカーマンは王家と袂を分かつことになります。
その理由は、アッカーマンが「始祖の巨人」の力が通じない一族だったからです。すべての巨人を操るという「始祖の巨人」は、エルディア人を操ることが可能であり、記憶を改竄することさえできます。壁内の王、つまり逃げ延びたエルディア帝国の王は、その力を使って「壁の外の人類は正体不明の巨人によって滅んだ」という偽りの記憶を植え付けたのです。
しかし、エルディア人でない血族は、「始祖」の力が通じないため、自らの意志で真実を黙秘することになります。王家はそういった血族には権力を与えることで口封じを行ってきました。
その中で王の思想に異を唱えて地位を捨てた血族のひとつが、アッカーマンです。元はエルディア人であるはずのアッカーマンは、なぜか「エルディア人」の括りからは外れてしまったようで、「始祖」の力が及ばない血族となっています。
先述したようにエルディア人が繋がる「道」に通じているため、まるっきりエルディア人でないとはいえないのでしょうが、詳細は明らかにされていません。
迫害の歴史
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真実の過去を知り、それを壁内に広める可能性があるアッカーマンを、王政が放っておくわけもありません。アッカーマンは王政から迫害されることになります。
アッカーマンの頭首は自らの命を差し出すことで一族の存続を求めて処刑されましたが、迫害はその後も続きます。壁外の秘密を知る人達は、子孫を王の粛清から逃すため、それを伝えることはしませんでした。それにも関わらず、アッカーマンは本家と分家合わせて数人、一族根絶やし寸前まで追い詰められたのです。
しかし、長い間続いたアッカーマンへの迫害は、本家の生き残り・ケニーが王に降ったことで終わりを告げます。