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24

Jan

【魔王学院の不適合者】アニメ化決定! なろう発のイケメン×魔王ファンタジー

魔王もののセオリー

出典 : Amazon.co.jp

本作最大の特徴は、魔王が人間に転生する設定です。
この設定は、膨大な作品数が存在している魔王ものの中では比較的珍しく、書籍化された作品では他に『史上最強の大魔王、村人Aに転生する』などがあるものの、数は決して多くはありません。

魔王ものの歴史は常に「意外性」と共にありました。

元々、魔王はゲームやファンタジー小説のラスボスとして登場する存在であり、勇者などの主人公が最終的に倒す相手として描かれるのが常でした。
モンスターや魔族を率いて世界征服を目論み、人間の街や国を滅ぼす絶対悪。
それが本来の魔王の立ち位置です。

しかしそれでは面白みがないということもあり、魔王=巨悪という図式をあえて外すことに面白さを見出す作品およびキャラが徐々に増えていきました。
『はたらく魔王さま!』真奥貞夫のように外見も考えも人間っぽい魔王や、『えんどろ~!』マオのように幼女の外見した魔王などがそうですね。
今や型通りの魔王の方が珍しく、近年は「こんな魔王は嫌だ」という大喜利のような状態が長らく続いており、セオリーを外すのが魔王もののセオリーと言える状態です。

一方、魔王のパブリックイメージの1つである「圧倒的な力」については、ほとんどの作品が踏襲しています。
つまり、弱い魔王というのは極めて稀で、どんな意外性を持った魔王でも大抵は作中最高峰の実力を持っているのです。

『魔王学院の不適合者』も、その魔王ものの系譜で、魔王なのに人間に転生し不適合者になってしまう意外性と、魔王としての絶対的な力を持つ模範的設定を兼ね備えた作品です。
主人公のアノスは魔王なので無双するのは当然で、様々な魔法を駆使し人智を超越した存在であることを読者に印象付けます。
なろうらしさ、魔王ものらしさを存分に味わえるところが多くの読者に支持されている理由と言えるでしょう。

アニメ化決定!アノス役は鈴木達央さん

2019年10月、魔王学院の不適合者のテレビアニメ化が発表されました。

放送は2020年4月よりスタート。
主なスタッフは以下の通りです。

  • 総監督
    大沼 心

  • 監督
    田村正文

  • 助監督
    湊 未來

  • キャラクターデザイン
    山吉一幸

  • シリーズ構成
    田中 仁

  • 音響監督
    納谷僚介

  • 音楽
    井内啓二

  • 制作スタジオ
    SILVER LINK.

主人公のアノスを演じるのは鈴木達央(すずき たつひさ)さん
『Free!』橘真琴、『黒子のバスケ』高尾和成、『うたプリ』黒崎蘭丸などの役で知られている声優さんですね。
イケメンキャラや頼りになるリーダー的なキャラを数多く演じている方なので、アノスらしい声と演技が期待できそうです。

ミーシャを楠木ともり(くすのき ともり)さん、サーシャを夏吉ゆうこ(なつよし ゆうこ)さんが担当されます!

まとめ

ずっとアニメ化が期待されていた『魔王学院の不適合者』、ついに実現です!
なろう作品らしい作風なので、なろう好きにとって間違いないアニメになるでしょう。
アニメファンからどんな略称で呼ばれるのかも気になりますね!

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