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Jun
【蟲師】アニメ『蟲師』の独特な世界観の魅力まとめ
眇の魚(すがめのうお)
女性蟲師「ぬい」と1人の少年にまつわるストーリーが描かれた回。なにか隠し事をしているような「ぬい」と、普通の人には見えない「なにか」が見える少年の関係がどのように展開するのかが見どころです。
その素性がほとんど語られることのない主人公「ギンコ」の知られざる側面が見えるストーリーとなっています。ギンコはどのようなキャラクターなのか詳しく知りたい人は必見です。
日蝕む翳(ひはむかげ)
アニメ版『蟲師』の第1期と第2期の合間に制作された特別回。漫画では連載が終了してから数年後に特別読み切り版として連載されました。
おすすめする理由としてはアニメ版では原作にはなかった第1期各エピソードの登場人物のその後が描かれているからです。短いシーンながら気になるあのエピソードの結末をより詳しく知れることができます。通常回ではないので、2期を視聴する前に忘れずに見てみましょう。
鈴の雫(すずのしずく)
出典 : Amazon.co.jp
テレビシリーズ終了後に劇場公開されたエピソード。同時に漫画でも前後編に分けて連載された最終話でもあります。あらすじとしては数奇な運命の元に生まれた少女「カヤ」と山のヌシと呼ばれる存在を巡る物語。そこにギンコがどのように交わっていくのかが見どころです。
「蟲」という概念で自然を語る『蟲師』のテーマにふさわしい演出とクオリティ。『蟲師』の集大成としてファンからの評価も高い最終話となっています。テレビシリーズをすべて視聴したさいは締めとして見ないと損といっても過言ではないでしょう。
まとめ
今回は『蟲師』の魅力についてまとめてみました。原作は連載終了しているので、さらなるアニメ化は再び漫画の新連載を期待するしかありませんが、『蟲師』はなんども見返しても充分に面白い作品です。少し意味深な演出もあるので、見返すたびに新たな気づきもあることでしょう。
まだ『蟲師』を見たことがないという人はアニメでも原作からでも、ぜひ見てみてください!