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【デンドロ】ラノベ賞を総ナメした【<Infinite Dendrogram>-インフィニット・デンドログラム-】最新情報!
世界観
出典 : Amazon.co.jp
本作『デンドロ』は、現在の私達からすると近い将来にあたる西暦2043年の世界で発売されたダイブ型VRMMO『<Infinite Dendrogram>-インフィニット・デンドログラム-』を舞台にした作品です。
『<Infinite Dendrogram>-インフィニット・デンドログラム-』を、直訳すると「無限の系統樹」。
このゲームタイトルが示す通り、架空のゲーム『<Infinite Dendrogram>-インフィニット・デンドログラム-』で遊ぶこととなる主人公たちには、無限の可能性が秘められています。
『<Infinite Dendrogram>-インフィニット・デンドログラム-』というゲームには、作品世界でも画期的な特徴がいくつか搭載されており、その特徴が主人公たちプレイヤーに感動を与えています。
1つ、完全なるリアリティ保障。
人間の五感を完璧に再現しており、触覚はもちろん嗅覚をもバーチャルとリアルを混同させます。ただし、痛覚に関してはON/OFF可能という安心設計。
2つ、単一サーバーでゲームを遊べる。
仮に億単位のプレイヤーが同時接続したとしても、全プレイヤーが同じチャンネルでゲームを楽しめる。
3つ、個別選択可能なグラフィックス。
リアル・3DCG・2Dアニメーション、プレイヤーはこの中から選択し、どうやって世界を感じるか決めることが出来る。
4つ、現実時間とゲーム時間の乖離。
ゲーム内では現実の3倍の速度で時間が進む。このおかげで時間が無い人も、長時間ゲームを楽しみたい人も十分な満足感を得ることが出来る。
作品世界でも誇大広告と疑われたこの特徴は、実際にゲームが稼働を開始して初めて、真実だったと世界中の人々を驚愕させました。
これ以降、『<Infinite Dendrogram>-インフィニット・デンドログラム-』は作中世界の看板VRMMOとして人気を馳せます。
つまり、主人公たちが遊ぶ本作のメイン舞台となるゲームは、私達からするとファイナルファンタジー以上に世界的な知名度・人気を持ち、主人公たちはそのゲームをプレイするプレイヤーの1人に過ぎないのです。
こうした点は、あの人気作品「ソードアート・オンライン」に通じる部分ですね。
そして、本作の最も特徴的な要素が「エンブリオ」というゲームシステムにあります。
「エンブリオ」は、いわゆる守護霊や守護獣のようなもので、「ジョジョの奇妙な冒険」でいうところの「スタンド能力」みたいなものです。
『<Infinite Dendrogram>-インフィニット・デンドログラム-』を遊ぶプレイヤー1人1人の個性を反映した姿・能力を持つ「エンブリオ」は、本作の戦闘を異能者バトルモノの如く盛り上げます。
基本的に優劣は無いので、相性やプレイヤー自身の知恵によって、いくらでも戦闘を覆せる手札(ジョーカー)になり得ます。
これは主人公にもいえることで、初心者狩りに遭ってから、成長するにつれて重要性が増していきます。
主人公の「エンブリオ」が人語を解する人型であるように、物語の登場人物としての役割もあるので、読者からすると、主人公たち同様、1番信頼のおけるパートナーとして見ることになることでしょう。