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May
【幼女戦記】ターニャ・デグレチャフの壮絶な人生!ラインの悪魔の活躍をまとめてみた
ラインの悪魔の誕生
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次のターニャの配属先はフランソワ共和国との戦いが勃発していた「ライン戦線」でした。そこでターニャは徹底的な合理的判断のもと、無能な部下を切り捨て、有能な部下は手厚く扱い、また「エレニウム九五式」の圧倒的な力を使って多大な戦功をあげました。ちなみに「西ライン戦線」での撃墜スコアは62で、未確認のものを含めれば80を越えます。
この功績によってターニャは他国から「ラインの悪魔」という異名をつけられ、ネームドとして危険視されるようになります。また、この戦いでのちに「第ニ○三魔導大隊」で副官を務めるヴィクトーリヤ・イヴァーノヴナ・セレブリャコーフと出会いました。
第ニ○三魔導大隊を結成
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「ライン戦線」での功績で見事に軍大学への入学を勝ち取ったターニャは、大いに勉学を楽しみ出世の道を突き進んでいました。そんなある日、軍大学の図書館で、参謀本部に所属するハンス・フォン・ゼートゥーア准将に出会います。ターニャはゼートゥーアと今後の戦争がどうなっていくのかという話題を話しました。
ターニャは前世の記憶と照らし合わせて、この戦争はは世界大戦へと発展していくだろうと主張し、世界大戦を戦い抜くためには魔導大隊の設立が有効だと提案してしまいます。ターニャにしてみれば有能な上官に、自身の有用性をアピールして出世への糧とするつもりでしたが、この魔導大隊案が通ってしまい、その隊長へと任命されてしまいました。
気を利かせたゼートゥーアが戦友であるセレブリャコーフをターニャの傍に置き、魔導大隊への入隊を希望する精鋭の選出を行います。最前線勤務が必須の魔導大隊なんてまっぴらごめんだと考えたターニャは、あらゆる手を使って計画を阻止しようとしますが、そのどれもが裏目に出てしまい。結果的に、戦闘狂の精鋭が揃った「第ニ○三魔導大隊」が結成されてしまいました。
第ニ○三魔導大隊の活躍
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ターニャの案で結成された「第ニ○三魔導大隊」は帝国参謀本部子飼いの特殊部隊として馬車馬のごとく働かされることとなります。ターニャが鍛え上げた精鋭揃いであり、ターニャの的確な指示の結果、大隊は多大な戦果を挙げることとなります。
共和国・協商連合との戦い
帝国は共和国・協商連合との戦いをなんとか膠着状態でおさえている状況です。ここに勝利への一手を投じたのは中将となったゼートゥーアでした。ゼートゥーアは共和国相手に回転ドアという包囲殲滅作戦を決行。ターニャたち「ニ○三魔導大隊」は、技術開発局が作り出した超高速移動手段であるV1ロケットへと搭乗し、敵司令部を叩くという作戦に組み込まれました。
危険すぎる作戦に不満たらたらだったターニャでしたが、この作戦を見事に成し遂げます。その結果、ゼートゥーアの回転ドアは成功し、一瞬のうちに共和国は壊滅することとなりました。見事な勝利を収めたかのように思えた帝国でしたが、共和国側のド・ルーゴ将軍が残存兵を南方の大陸に逃がす作戦を決行していることが発覚します。しかし既に勝利を確信していた帝国はド・ルーゴを無視。このままでは戦争が終わらないと危惧したターニャは、ド・ルーゴへの襲撃命令を望みましたが、参謀本部やその他の上官はこれを却下。
ターニャは独断専攻してでも出撃しようとしましたが、停戦命令が出てしまい辛酸を舐めることとなります。ド・ルーゴ将軍を南方の大陸に逃がしてしまった結果、帝国の歴史的大勝利は儚く消え去りました。祖国を奪われた敵の復讐心を侮ったためです。この時期から、帝国は戦争の終わらせ方が絶望的に下手だということをターニャが知ることとなりました。