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【FF12】「ゾディアックエイジ(リマスター版)」の追加要素をまとめてみた【Switch/ Xbox One】
出典 : Amazon.co.jp
『FF12』はオリジナル版・インターナショナル版、リマスター版と発売されるごとに様々な進化を遂げてきたRPGです。
今回は、PS4で発売されたリマスター版「ゾディアックエイジ」がSwitch/Xbox Oneに移植されるにあたり追加される要素を詳しくまとめていきます!
“完全版”『FF12』がSwitchとXbox Oneで発売決定!
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『FF12』ってどんなゲーム?
『FINAL FANTASY XII』(以下、『FF12』)は2006年に発売されたRPGで、『FFT』シリーズと同じく「イヴァリース」という世界を舞台にしたストーリーとなっています。
当時まだ国内のゲームとしては珍しかったMMORPGのようなシームレスバトル(ADB)や、キャラクターのAIをカスタマイズできる「ガンビット」システムなど、従来のFFシリーズのプレイスタイルとは一線を画す異色のタイトルです。
綿密に作りこまれたグラフィックや世界観、豊富なやりこみ要素も高い評価を受けています。
“ゾディアックエイジ”について
『FF12』は、これまでオリジナル版(PS2)・インターナショナル版(PS2)・リマスター版(PS4/Win)が発売されており、大まかな作りは同じですがバトルシステムを中心に大胆な仕様変更が行われている部分もあります。
ゾディアックエイジはこの中の「リマスター版」にあたり、インターナショナル版のシステムをベースにしてさらに遊びやすく進化を遂げたもの。
単なるリマスターではなくオリジナル版を遊んだことがあるプレイヤーも楽しめる要素がたくさんあります。
ただの移植ではない
Nintendo Switch、Xbox Oneで発売されることになった『FINAL FANTASY XII THE ZODIAC AGE』は、PS4版の同タイトルのベタ移植ではなく、複数の機能拡張がなされるようです。
プラットフォームを変えて発売されるたびに改良が重ねられていく『FF12』。
本記事の後半で、どのような機能拡張が行われているのかまとめていきます。
オリジナル版からゾディアックエイジへの変更点
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「ジョブ」が追加
オリジナル版では各キャラクターに「ライセンスボード」が用意されており、敵を倒すことで得られるLP(ライセンスポイント)を消費しながら好みのステータスを伸ばしていくことで自由度の高い育成を行うことができました。
インタ版ではこれに加えてシリーズでもおなじみの「ジョブ」システムが追加。
魔法攻撃が得意で魔力を大きく伸ばせる「黒魔道士」や重装備が可能で攻防に優れる「ナイト」などジョブごとに特性があり、キャラクターの役割がはっきりするため育成方針が立てやすくなります。
ゾディアックエイジでは1キャラにつきジョブを「2つまで」選択可能になり、戦略性が高まりました。
倍速モード
『FF12』では思わず足を止めて眺めたくなるような、雄大な自然や美しい街並みの中で冒険を楽しむことができます。
しかし、リアルでは忙しい現代社会。時には「早くフィールドを駆け抜けて進めたい…!」と思うプレイヤーもいることでしょう。
そこでインタ版から実装されたのが「倍速モード」。
4倍速でキャラクターを操作することができるので、モブハントやサブイベントをこなすのもお手軽になりました。
ゾディアックエイジでは「4倍速では早すぎる」という声に応え2倍速という丁度いい速度も追加されています。
トライアルモード
こちらはインタ版から追加されたもので、いわゆる「腕試しコンテンツ」です。
本編を遊びシステムを理解したプレイヤー向けのやりこみ要素となっています。
ゾディアックエイジにもトライアルモードがあり、こちらではさらに「トライアルモードをクリアして得たアイテムを本編に持ち込むことが可能」という仕様に。
つまり戦術を駆使してトライアルモードをクリアできれば、序盤から希少なアイテムを複数個手に入れることもできるのです。
挑戦してみる価値はありますね。
強くてニューゲーム/弱くてニューゲーム
こちらもインタ版からの実装です。
一度本編をクリアすれば選択可能になり、「初期レベル90」でスタートすることができます。
トライアルモード全ステージクリア後は「弱くてニューゲーム」も選択可能に。
「初期レベルから一切レベルが上がらない」状態になるため、縛りプレイを好む玄人向けの設定となっています。
グラフィック・サウンドの強化
ゾディアックエイジではHDリマスターされたことにより衣装や背景の細かい作りこみが映え、より臨場感のある映像になりました。
ライティングには現代の技術を用いて手が加えられており、リマスターといえど10年前のゲームとは思えないクオリティに仕上がっています。
BGMは全曲生演奏で再レコーディング済み&新曲も収録という豪華仕様。
リマスター版/オリジナル版とBGMを切り替えることができるのもファンには嬉しい設定です。