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Apr
【俺ガイル】一色いろははあざとさと可愛さと素敵な何かで出来ている
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テレビアニメ3期の放送が決まっている『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』より、第3のヒロイン・一色いろはについてまとめました!
今やメインヒロインと同等の人気キャラになったいろはすの最大の特徴であり魅力でもある「あざとさ」をピックアップします!
一色いろは(いっしき いろは)キャラクター概要
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『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』に登場する女性キャラクターで、本作のヒロインの1人。
千葉県・総武高校に通う高校1年生。
ふわっとした亜麻色セミロングの髪(地毛)、くりっとした瞳、間延びした声が特徴で、微かに崩した制服の着こなしも合わせて外面は完全にゆるふわ系ギャルです。
原作ライトノベル7.5巻収録のSIDE-B Special Act.B「未だ、彼らは帰るべき場所を知らない。」より、サッカー部のマネージャーとして登場。
おバカそうな見た目とは裏腹に計算高い女子で、自身に求められている可愛らしさを理解した上で服装・表情・話し方を吟味している……と主人公の比企谷八幡(ひきがや はちまん)は考えています。
その八幡曰く「危険物」「非天然隠れビッチ」「ふわぽわビッチ」で、容姿の可愛さもあって男子にはモテているようです。
八幡、雪ノ下雪乃(ゆきのした ゆきの)、由比ヶ浜結衣(ゆいがはま ゆい)が所属する奉仕部とは、心ならずも生徒会長に立候補させられた際、可能な限り悪いイメージを抱かれない方法で落選させて欲しいと依頼する形で関わりを持ちます。
しかしその後、八幡に背中を押されて生徒会長への立候補を決意し、無事就任。
当初は執行部内の人間関係に苦労していましたが、海浜総合高校との合同クリスマスパーティーを成功に導いたことで自信をつけ、リーダーシップを発揮するようになります。
サッカー部の葉山隼人(はやま はやと)を「かなり好きっぽい」と語っており、彼に近付く女性は常に値踏みしている模様。
戸部翔(とべ かける)からは「いろはす」と呼ばれており、ファンからも愛称としてそう呼ばれています。
担当声優は佐倉綾音(さくら あやね)。
八幡に対して見せた「素」はあざとさの証
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いろはの最大の特徴である「あざと可愛さ」は、八幡と初めて絡んだ時から既に発揮されています。
原作8巻(アニメ2期3話)で、生徒会長の城廻めぐり(しろめぐり めぐり)と一緒に奉仕部を訪れた際、八幡に向けて見せたはにかんだ笑顔が既にあざといです。
アニメでの八幡は眉をひそめて呻く程度でしたが、原作では「ざわざわと心にさざ波が立つ」とまで心中で語っており、彼の過敏なセンサーには相当強い刺激になったみたいですね。
しかしその後、八幡に対しては徐々に素の自分を見せるようになります。
いろはは両極端な人間で、自分にとって興味のあるものに対しては人一倍意気込み、とても行動的ですが、逆に興味のないものに対しては非常に冷めた態度を見せます。
彼女があざとさを発揮するのは、彼女が「可愛いと思われたい」「他の女子よりも人気があると思われたい」などの見栄や「愛されたい」といった欲求に起因する自身のブランディングに関してで、当初から八幡にあざとい姿勢を見せていたのは、奉仕部の一員である彼が自分の依頼に執心するよう仕向けるためだったと思われます。
けれど、依頼の途中段階で既にいろはは素の冷たい声やダルそうにしている姿を見せるようになりました。
その様子の一端を見ていた葉山は、いろはの性質を理解した上で「素の自分を見せるのは珍しい」と八幡に語っています。
八幡は「愛されたくないから素を見せている」と解釈しましたが、いろはのようなブランディングに腐心する計算高いタイプの人間は「愛されたくない」といった理由で隙を見せることはありません。
隙を見せることがプラスになる相手に対して隙を見せるのです。
八幡がいろはに対してそうしていたように、恐らくいろはもいろはで八幡がどんな男なのか値踏みしていたはずです。
そしていろはなりに彼を分析した結果、「あざと可愛い自分はそれほど決定打にはなっていない」と判断し、素の自分を解禁したのだと思われます。
ただし、もし八幡が異性として全くのナシだったら、そうはしなかったかもしれません。
そういう意味でも、いろはが八幡に対して見せた素はあざとさの証と言えます。