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【バイオハザード】シリーズの歴代主人公と登場作品をまとめてみた
出展 : Amazon.co.jp
『バイオハザード』シリーズは1996年に一作目が発売されてから20年以上続く人気ホラーゲームです。
今回は、これまで数多くの作品が発表されている本シリーズの主人公を務めたキャラクターたちの活躍を、登場作品と一緒に紹介していきます。
クリス・レッドフィールド
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シリーズの中心的人物のひとりで、『バイオハザード』で初登場した際の年齢は25歳。
元アメリカ空軍で、戦闘機・ヘリの操縦から近接戦闘まで器用にこなし、中でも射撃の腕前はトップクラスです。
空軍を辞めた後にS.T.R.A.Sにスカウトされ、事件に巻き込まれていくことになります。
たったひとりの肉親であるクレアを大切にしている他、正義感に溢れ仲間からの信頼も厚い「兄貴」キャラですが、少しおっちょこちょいな部分も。
因縁の相手であるウェスカーに対抗するためか『バイオハザード5』ではかなりのマッチョ体型に変貌し、プレイヤーからは「ゴリス」の愛称で親しまれる(?)ようになりました。
『バイオハザード』
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記念すべきシリーズ第1作目。
クリスとジルのW主人公で、どちらを選ぶかによってゲームの難易度が変化します。
発売当初はあまり話題になりませんでしたが、ハードの性能を逆手に取った恐怖演出・作りこまれた謎解き要素とシナリオ・シビアなアイテム制限などの評判が口コミで広がりミリオンセラーを達成。
「サバイバルホラー」というジャンルを確立させた名作となりました。
『バイオハザード5』
今作のコンセプトは「相棒」ということで、クリスとシェバの2人で協力しながらゲームを進めていく作りとなっています。
これまでのシリーズに比べると、「バイオハザードらしさ」という点では賛否が分かれるものの、アクション性の向上・当時最高レベルの美麗なグラフィック・充実したやりこみ要素などは新規ファンも取り込む要素となり高い売り上げを記録しています。
『バイオハザード6』
クリス・レオン・ジェイクの3人の主人公(+エイダ)視点で物語が描かれ、ストーリーのボリュームがシリーズ最大級となった本作。
前作の不満点を改善しつつ「原点回帰」をコンセプトに製作されましたが、大量のQTE・カメラワークの劣悪さ・一部ステージの異常な難易度はTPSとしても遊びにくく、特に従来のシリーズファンからは「迷走している」という評価を受けてしまった作品となりました。
ジル・バレンタイン
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クリスと共にS.T.R.A.Sのアルファチームのメンバーとして『バイオハザード』で初登場。
デルタフォースの訓練課程を修了しており、化学知識が豊富で爆発物処理の能力にも長け、難曲を弾きこなすほどのピアノの演奏技術、キーピックによる鍵の開錠…と多才な能力を活かし洋館事件の解決に挑みます。
クリスと同じく強い正義感と精神力を持ち困難な状況でも決して諦めず立ち向かっていきますが、『バイオハザード3』でネメシスの攻撃によりT-ウイルスに感染。
さらに『バイオハザード5』の3年前の事件でクリスを庇い殉職したとされていましたが、実際はウェスカーの手に落ち、敵としてクリスの前に立ちはだかることになってしまいます。
『バイオハザード3 ラストエスケープ』
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『3』となっていますが、時系列的には『2』と同時期であり『2』の「舞台裏を描いた」ともいえる作品。
主人公・ジルがアンブレラ所属の傭兵カルロスと共に、ラクーンシティからの脱出を試みるストーリーとなっています。
本作最大の敵は“追跡者”こと「ネメシス-T型」。
頑強で素早い(しかもかなりインパクトのあるビジュアルの)クリーチャーが行く先々に出現しどこまでも執拗に追いかけてくる姿がトラウマになったというプレイヤーも少なくないはず。
新要素「ライブセレクション」の効果も相まって、新たな緊張感と恐怖演出を生み出した作品です。
『バイオハザードリベレーションズ』
本作は『4』と『5』の間のストーリーを描いた外伝作品です。
対バイオテロ部隊“BSAA”に所属することになったクリスとジル。
任務中に行方不明になってしまったクリスとそのパートナー・ジェシカを捜索するため、ジルは無人の豪華客船に潜入します。
本職の脚本家を起用したクオリティの高いシナリオや、携帯機のソフトらしからぬ美麗なグラフィックと操作性は高く評価され、後に多数の据置機に移植されるヒット作となりました。