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【十二国記】アニメあらすじやキャラクターまとめ
アニメ十二国記「月の影 影の海」
あらすじ
謎の悪夢を夜ごと見る日々を送っていた女子高生「中嶋陽子」。
ある日、陽子の通う学校に突然「ケイキ」と名乗る異様な様相の青年が現れ、陽子を「主」と呼び一方的に盟約を迫ってきます。
さらに、戸惑う陽子を次々と襲撃する異形の獣たち。
ケイキは陽子を守るため自分のしもべを陽子に預け、そのまま異世界へと送り出します。
ひとり異世界に投げ出された陽子は何も分からないまま、自分の生き方を見定める孤独な旅を始めるのでした。
中嶋陽子/cv久川綾
目立つことを嫌う大人しい性格の高校生で、優等生らしく振る舞っていますが自分の心を押し殺しがちで学校や家庭に居場所がないと感じることも。
異世界での過酷な冒険を通して、自分自身の心の在り方を見つけ大きく成長していきます。
ケイキ(景麒)/cv子安武人
陽子の目の前に突然現れた金髪の青年。
実は十二国のうちの「慶(けい)」国の麒麟で、陽子に王気を見出し迎えに来ますが途中で離ればなれになり、とある理由でしばらく陽子から引き離されてしまいます。
楽俊(らくしゅん)/cv鈴村健一
陽子が旅の途中で出会うネズミのような姿をした半獣。
聡明で人の良い性格をしています。
行き倒れていた陽子を助け、何度も人に裏切られ人間不信に陥っていた陽子も次第に心を開いていき、やがて唯一無二の親友となり陽子の大きな助けとなります。
アニメ十二国記「風の海 迷宮の岸」
あらすじ
蓬山に「戴(たい)」国の卵果が実り新たな麒麟の誕生が喜ばれたのも束の間、突如起こった蝕により卵果は行方不明に。
それから10年後、蓬莱(日本)で発見された少年は麒麟「泰麒」として異世界に連れ戻されます。
しかし、人間として暮らした時間が長く自分の麒麟としての素質に疑問を抱き思い悩む泰麒。
戴国の王となるべく多くの人が蓬山を訪れる中、泰麒はある人物と出会い、国の命運をかけた選択を迫られることになります。
泰麒(たいき)/cv釘宮理恵
戴国の麒麟として生まれ日本で育った泰麒は、麒麟の中でも珍しい「黒麒麟」です。
厳しい祖母に躾られたため自虐的なところがあり周囲に気を使いがちですが、健気で頑張り屋な一面もあります。
黒麒麟は本来の能力は高いと言われているものの、泰麒は麒麟としての役割を果たすことができるか不安を感じて過ごしていきます。
白汕子(はく さんし)/cv勝生真沙子
麒麟の卵果ができたとき、麒麟を守り育てる天命を受け生まれる女怪のひとりです。
上半身は女性で首は蛇、下半身は豹でトカゲの尾を持っています。
泰麒に深い愛情を注ぎますが、卵果が蝕で行方不明になった経緯もあるため非常に過保護でもあります。
乍驍宗(さく ぎょうそう)/cv藤原啓治
射貫くような真紅の瞳を持ち、泰麒が恐れを抱くほどの覇気をもつ軍才と人徳を兼ね備えた偉大な将軍。
王に名乗りをあげるため蓬山を訪れます。
アニメ十二国記「風の万里 黎明の空」
あらすじ
無事即位式を終え、名実ともに景王となった陽子。
しかし国情や政治を何も知らない陽子は、王としての不甲斐なさばかりが胸につもる日々を過ごしていました。
やがて景麒に「遠甫(えんほ)」という人物の元で世界の理を学ぶことを勧められた陽子は、身分を隠し市井に降ります。
一方「才」国では海客として100年を過ごした少女が、「芳(ほう)」国では国を追われた公主がそれぞれ新しい人生を歩むことに。
そして苦難の道を進む3人の運命が混じり合うとき、慶国の歴史が大きく動き出します。
大木鈴(おおき すず)/cv若林直美
明治時代に生まれ、身売り奉公に出される途中で蝕に巻き込まれ海客となった鈴。
才国の仙女「梨耀(りよう)」の元で仙籍に入りますが、雑役婦として執拗ないじめを受けながら100年を過ごします。
梨耀から逃げだした後は、同じ日本生まれの景王・陽子に憧れを抱き旅を始めますが…。
祥瓊(しょうけい)/cv桑島法子
芳国の王を父に持つ祥瓊は、公主としての責任を知らず長年贅沢な暮らしをしていましたが、謀反を起こされ国を追われます。
無一文となった祥瓊を救ったのは、たまたま「柳(りゅう)」国を旅していた楽俊。
祥瓊は楽俊との出会いにより、これまでの行いを反省し過ちを正そうと努力していくようになります。
アニメ十二国記「東の海神 西の滄海」
あらすじ
共に胎果である「延王・尚隆」と「延麒」が「雁(えん)」国に即位してから20年。
尚隆の手腕で荒れた荒野は緑の大地へと復興を遂げ、国土も安定しました。
しかしある時、その治世に不満を持つものが謀反を起こすという情報が尚隆の耳に入ります。
にもかかわらず、なぜか表立って行動しようとしない尚隆。
腹の読めない尚隆の行動を臣下たちが心配する中、延麒が誘拐されるという事件が起こってしまいます。
尚隆(しょうりゅう)/cv相沢まさき
街に降りて賭場や遊郭などで散財しては無一文となり、下働きさせられているところを連れ戻されるなど普段は奔放で不真面目な尚隆。
しかし実は政治的手腕は一流、剣術にも優れており重要な場面ではその能力をいかんなく発揮します。
延麒/cv山口勝平
日本で過ごした幼少期に「戦乱の中で親に捨てられた」という経緯があるため、国を統治する「権力者」という存在そのものに懐疑的な考えを持っている麒麟です。
「血の穢れ」に弱い麒麟の性質をつかれて誘拐されてしまい、政治的な取引のための人質となってしまいます。
駁更夜(ばく こうや)/cv石田彰
親に捨てられ、妖魔に育てられた青年。
その妖魔と共にさまよっていたところ、尚隆と出会う前の延麒と出会い友達になります。
その際、延麒によって「更夜」と名付けられ、自分を育てた妖魔には「ろくた(延麒の日本名)」と名付けています。
まとめ
ここまで紹介してきたシリーズの他にも、若干12歳の少女が王を目指し奔走する「図南の翼」、行方知れずの麒麟を捜索するため諸国の麒麟や王が集結する「黄昏の岸 暁の天」など、アニメ化が待たれる人気エピソードはまだまだたくさんあります。新作が発表されたことにより、再び注目を集めている小説『十二国記』シリーズ。ぜひアニメの方もチェックしてみてください!