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【ゴジラ】の最大のライバルキングギドラについてまとめ【ハリウッド版にも登場】
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ゴジラ最大のライバルであるキングギドラは、近年ではアニメの『GODZILLA -星を喰う者-』やハリウッド版の『GODZILLA : King of the Monsters』にも登場し出番が多いです。
ハリウッド版では「ゴジラシリーズ」の実写版で過去最大のキングギドラが登場することが明らかになり、話題になっています
今回は、過去作のキングギドラを登場した順にまとめてみました。
最新作のキングギドラの情報についてもまとめました。
キングギドラとは
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キングギドラは八岐大蛇やギリシャ神話のヒュドラがモチーフになった怪獣です。
龍を思わせる3つの頭部を持ち、長い首は巨大な胴体に繋がっています。腕の代わりに2枚の翼を持ち、全身が黄金に輝いています。
初登場の時点で身長が100メートルで、当時としては規格外のサイズを誇る怪獣でした。
シリーズ通して圧倒的な強さを持つ強敵として描かれることが多く、ゴジラよりもかなり大きいことがほとんどですが、首が細いせいか身長の割には体重が軽く設定されています。
登場するのも「ゴジラシリーズ」だけでなく「モスラシリーズ」ではラスボスを務めるなど東宝特撮映画全体の中でも、非常に重要な存在であることがわかります。現在、ゴジラと最も多く戦っている怪獣です。
キングギドラの設定は作品によって異なる
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キングギドラの設定は作品によって異なります。昭和の「ゴジラシリーズ」では、宇宙超怪獣のキングギドラとして設定が統一されていましたが、平成になってからは超ドラゴン怪獣など設定の異なるキングギドラが登場するようになります。
ただ、超ドラゴン怪獣のキングギドラは、宇宙超怪獣のキングギドラの遺伝子から作られていたりと、宇宙超怪獣のキングギドラと関係の深いキングギドラであることがほとんどです。また、設定が異なる場合でもデザインはほとんど変わりません。
キングギドラは重力を操る
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シリーズによって設定の異なるキングギドラですが、重力を制御する力を持っているという点は共通しています。口から吐く黄色いビームは電撃のようにも見えますが、引力光線と呼ばれる特殊なものです。
重力と引力によって体の内部にもダメージを与えることが可能なため、通常の防御が通用しない攻撃を行います。設定が明確に異なる場合でも、重力を操るのがキングギドラの共通点です。
昭和の「ゴジラシリーズ」のキングギドラについて
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キングギドラは1964年の『三大怪獣地球最大の決戦』で初登場しました。
この時は宇宙超怪獣という肩書で、地球には隕石の姿になって落下し、その後正体を表しています。
この作品ではゴジラ、モスラ、ラドンなど過去に映画のタイトルになった怪獣が、三大怪獣として登場、キングギドラはこの三大怪獣とたった一体で戦う強敵として描かれました。電子音のような独特の鳴き声をしています。
身長100メートル、体重3万トンで、昭和の「ゴジラシリーズ」で唯一身長が100メートルに達しています。この時のキングギドラは、現在の地球よりもはるかに高度な文明を持った金星を三日で滅ぼした怪獣です。
単純に金星人を滅ぼしたのではなく、金星の生物を滅亡させ死の星に変えています。これは、他の怪獣や後のキングギドラと比べても桁外れの設定でした。
作中の過去エピソードではありますが、アニメ版のキングギドラが登場するまで最も大規模な破壊を行った怪獣です。
結局、ゴジラ、ラドン、モスラによって撃退され地球から退散しますが、その後もキングギドラは敵として登場することとなります。