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【仮面ライダー】平成二号ライダーの定形に貢献した名キャラ!仮面ライダーナイトまとめ【龍騎】
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仮面ライダーナイトは『仮面ライダー龍騎』に登場した13人の仮面ライダーの1人です。
仮面ライダー同士が殺し合うという衝撃の設定で一躍話題となった龍騎の世界において、主人公の仮面ライダー龍騎である城戸真司をも上回るベテランとして時にライバルとして、時に仲間としてライダーバトルを戦い抜きました。
仮面ライダージオウに登場するゲイツが、ナイトの変身者の秋山蓮にそっくりであることから話題になったこともあります。
今回はそんな仮面ライダーナイトについてまとめました。
仮面ライダーナイトの基本情報
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騎士の甲冑を思わせるシックな外見が特徴の仮面ライダーです。兜のような頭部で一見目は見えませんが、必殺技を使う時に目が光るという初期設定を反映して、兜の奥に普通の仮面ライダーと同じ複眼を隠しています。黒い騎士の見た目通り、そのネーミングも「騎士(Knight」と「夜(Night)」という両方の意味が込められたネーミングです。
スペック上はパンチ力が200AP(10t)にキック力が300AP(15t)と、実は仮面ライダー龍騎に出てくるライダーの中では低めの部類に入りますが、本編では変身者である秋山蓮の戦闘経験の豊富さから最後まで強豪として活躍をし続けました。
また、物語中盤ではナイトサバイブという強化形態を手に入れ、スペックも一回り強化されました。
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『仮面ライダー龍騎』ではカードデッキを使った戦闘も人気でしたが、ナイトは超音波を放ち相手を妨害するナスティベント、分身するトリックベントと言ったトリッキーな補助カードを駆使する戦いが特徴。パワーに頼らない実力を見せつけています。
また。『仮面ライダー龍騎』ではミラーモンスターという怪物と契約することでライダーの力を得ることが出来ます。仮面ライダーナイトと契約したミラーモンスターはダークウィングというコウモリ型のモンスターで、契約者である蓮の恋人を捕食しようと狙っている半面、蓮への忠義と信頼も見て取れる複雑な造形のモンスターになっています。
仮面ライダーナイトの変身者について
仮面ライダーナイトの変身者は松田悟志さん演じる秋山蓮。一見嫌味でクール、挑発的な側面の目立つ人物ですが、同時に甘さを捨てきれず、ライダーバトルを止めようとする主人公の真司に徐々に影響されていく人情味を内に秘めた人物でもあります。
彼がナイトに変身したきっかけは、恋人の小川恵里が意識不明となり、その意識を取り戻すため。ライダーバトルの首謀者である神崎士郎が選んだ龍騎世界史上初の仮面ライダーであり、そのため番組としては二号ライダーながら、設定上は一号ライダーでもあります。変身ポーズも昭和の仮面ライダー二号を意識したものになっています。
恋人のためといえど他者を犠牲にするライダーバトルを続けることに迷いと葛藤を抱えながらも、自身に影響を与えた真司の死を看取ることで最後まで勝ち抜くことを決意します。そして見事にライダーバトルの勝利者に君臨し、最後の願いで恋人の恵里を救うことに成功します。
最終回前に主人公が死亡して二号ライダーであるナイトが最後の勝者になるという展開は当時の視聴者に衝撃を与えました。また、最終回後のループした後の世界では松田悟志さんいわく「蓮だけは記憶を保持している」という想定で演技をしたと発言しています。
TV本編とは別時空のTVスペシャルでは、主人公の城戸真司もナイトに変身しています。本編とは逆に、龍騎のデッキを破壊された真司に、敵と相打ちになった秋山蓮が最期に託すことで変身が可能となりました。
ジオウに秋山蓮そっくりの登場人物が?
平成ライダー20周年記念作品である『仮面ライダージオウ』では、登場人物の妙光院ゲイツが秋山蓮にそっくりであるということで話題になりました。ゲイツを演じる押田岳さんの顔立ちが秋山蓮役の松田悟志さんによく似ている他、ゲイツ自身のキャラクターも主人公に対して対立的でありながら、度々情にほだされていくツンデレである点も秋山蓮そっくりだとして一部では「秋山蓮リリィ」と呼ぶ向きもあります。リリィというのは『Fate』シリーズにおいて、その英霊の通常状態より若い姿のバージョンにつけられる名称で、ゲイツが秋山蓮のリリィ状態であるかのようだという意味で名付けられました。
作中でゲイツが秋山蓮を思わせる行動をするたびに「秋山蓮ポイント」が蓄積されているというツイートも話題になり、仮面ライダージオウと龍騎のコラボ回が決定したときは「貯まった秋山蓮ポイントで龍騎との客演回に交換した」という声や「貯まった秋山蓮ポイントがオーバーフローして龍騎のスピンオフドラマが決定した」という指摘まで出たことも。
本編では残念ながら松田悟志さんは出演しなかったものの、城戸真司役の須賀貴匡さんは出演しており、ゲイツと真司の共演にファンが沸き立つ一幕もありました。
また、ゲイツ役の押田岳さん自身、秋山蓮に似ていると言われることを光栄に思っていると発言しており、平成ライダーシリーズのプロデューサーである白倉伸一郎Pもそっくりであることに言及するなど、公式にも認知されたネタで、両者の共演を期待するファンも根強くいます。