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ジャンプ黄金期をまとめてみた! どの時代の連載陣が最強!?
一時代の終焉と新時代の幕開け (ジャンプ黄金期)
出展 : Amazon.co.jp
黄金期を迎えたジャンプはその後も次々とヒット作を生み出します。
1984年にはラブコメの金字塔『きまぐれオレンジ☆ロード』がスタート。
そしてこの年、『Dr.スランプ』の連載を終えた鳥山先生が、その僅か3ヶ月後に『ドラゴンボール』を開始します。
ドラゴンボールは当初、現在のパブリックイメージとなっているバトルものではなく、「7つ集めるとなんでも願いが叶えられる」というドラゴンボールを主人公の孫悟空(そん ごくう)たちが探す冒険活劇でした。
連載開始当初は爆発的な人気とまではいかなかったようですが、最初の天下一武道会が始まった1985年頃から火が点き、あっという間にジャンプの看板作品となりました。
その1985年には『シティーハンター』もスタート。
2019年に映画最新作がヒットを記録するなど長らく愛され続けているこの作品はコミカルでありながらハードボイルドな作風が大人にも受け、ジャンプの購買層を広げる要因となりました。
その後も『ついでにとんちんかん』『魁!!男塾』といったヒット作が次々に登場。
そして1986年には『聖闘士星矢』が連載を開始します。
主人公側がイケメン揃いの本作は、男の子人気だけでなく女性からの支持も厚く、このマンガおよびアニメのヒットによってジャンプの女性ファンは急増したと言われています。
1987年になると、発行部数は450万部を突破。
この時期までをジャンプ第一次黄金期と見なす人が多いのではないでしょうか。
この時期の連載陣の一例として、1987年21号のラインナップをご紹介します。
・週刊少年ジャンプ 1987年21号
ドラゴンボール(鳥山明)
空のキャンバス(今泉伸二)
聖闘士星矢(車田正美)
北斗の拳(原哲夫・武論尊)
シティーハンター(北条司)
魁!!男塾(宮下あきら)
キャプテン翼(高橋陽一)
こちら葛飾区亀有公園前派出所(秋本治)
県立海空高校野球部員山下たろーくん(こせきこうじ)
きまぐれオレンジ☆ロード(まつもと泉)
ジョジョの奇妙な冒険(荒木飛呂彦)
ハイスクール!奇面組(新沢基栄)
アカテン教師梨本小鉄(春日井恵一)
キン肉マン(ゆでたまご)
ついでにとんちんかん(えんどコイチ)
PANKRABOY(富沢順)
スタア爆発(幡地英明)
アニメ化作品は17作品中12作品。
『空のキャンバス』『山下たろーくん』も結構知名度が高く、のちにリメイクや続編の執筆も行われているマンガです。
かなり豪華な連載陣ですね。
ただ、この時期は「一つの時代の終焉」でもあります。
この号で『キン肉マン』は最終回。
2011年から開始した続編シリーズが好評を博してる本作ですが、当時の「王位争奪編」はあまりアンケート人気に恵まれなかったようで、打ち切りのような終わり方をしています。
直後に連載終了となった『ハイスクール!奇面組』も、夢オチという今ではタブーとされている終わり方をしてしまったことで不評を買ってしまったようです。
翌1988年には『北斗の拳』『キャプ翼』も終了。
黄金期を担ってきた連載陣が次々に終わり、新たな時代の幕開けを迎えることになりました。
コメント
このラインナップなら毎週買うよね
遊戯王は?
遊戯王は2004年に修了してるからちょうど終わったころだね
遊戯王も絶対なくてはならない存在
92-94年に中学時代だった79年生まれだけど、まぁジャンプの勢いは凄まじかった。当時ワンピースやってたら打ち切りになるレベルだったと思う。