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ジャンプ黄金期をまとめてみた! どの時代の連載陣が最強!?
出展 : Amazon.co.jp
(2023年1月13日加筆)
週刊少年ジャンプには「黄金期」と呼ばれる時代が存在し、「どの時期が一番凄い連載陣だったのか」という議論が至る所で交わされています。
そこで今回、最強のジャンプ黄金期と呼ぶに相応しい次期をピックアップし、その当時の連載陣をまとめてみました!
黄金期の到来
出展 : Amazon.co.jp
週刊少年ジャンプの創刊は1968年。
ただし当時は「少年ジャンプ」という名称で、月に2回の刊行でした。
その翌年から現在の名称に改め週刊化し、50年を超える長い歴史が幕を開けます。
創刊当初から『ハレンチ学園』が大ヒットし社会現象(と社会問題)を巻き起こすなど、早々に子供だけでなく大人からの注目も集めたジャンプは、その後『ど根性ガエル』『トイレット博士』などのギャグマンガが人気を博し、順調に部数を伸ばしていきます。
1970年代後半には『こちら葛飾区亀有公園前派出所』『リングにかけろ』『キン肉マン』の連載がスタート。
当時のジャンプはギャグどバトルの二本柱で人気雑誌へと上り詰めました。
そんなジャンプが最初に黄金期を迎えたのは、1980年代前半です。
1980年にスタートした鳥山明先生の『Dr.スランプ』が大ヒットし、その翌年には『キャプテン翼』『キャッツ♥アイ』『ストップ!! ひばりくん!』と続けざまにヒット作が連載をスタート。
人気ギャグマンガ『3年奇面組』も、舞台を高校に移してからは『ハイスクール!奇面組』と改題し、更なる人気を獲得しました。
そして1983年には『北斗の拳』が連載を開始。
この作品が原作・アニメ共に爆発的ヒットを記録したことで、ジャンプは一気に国民的マンガ雑誌へと駆け上がることになります。
発行部数は年平均で371万部を記録。
「ジャンプ第一次黄金期」の始まりです。
この時期の連載陣の一例として、1983年50号のラインナップをご紹介します。
・週刊少年ジャンプ 1983年50号
銀牙 -流れ星銀-(高橋よしひろ)
よろしくメカドック(次原隆二)
キン肉マン(ゆでたまご)
天地を喰らう(本宮ひろ志)
ストップ!! ひばりくん!(江口寿史)
キャプテン翼(高橋陽一)
北斗の拳(原哲夫・武論尊)
キャッツアイ(北条司)
こちら葛飾区亀有公園前派出所(秋本治)
ブラックエンジェルズ(平松伸二)
Dr.スランプ(鳥山明)
シェイプアップ乱(徳弘正也)
ハイスクール奇面組(新沢基栄)
あした天兵(やまさき十三・幡地英明)
魔少年ビーティー(荒木飛呂彦)
ウイングマン(桂正和)
キックオフ(ちば拓)
この号から連載が始まった『銀牙 -流れ星銀-』は、犬同士の冒険ドラマとバトルを描いた斬新な作品として人気を博し、のちにアニメ化もされました。
その他にも『よろしくメカドック』『キン肉マン』『ひばりくん』『キャプ翼』『北斗の拳』『キャッツアイ』『こち亀』『Dr.スランプ(アニメではDr.スランプ アラレちゃん)』『奇面組』『ウイングマン』がアニメ化を果たしています。
17作品中、実に11作品がアニメ化作品なのです!
また、アニメ化こそされていないものの『天地を喰らう』『ブラックエンジェルズ』『シェイプアップ乱』『キックオフ』も十分な知名度を誇るヒット作。
荒木先生の『魔少年ビーティー』はあえなく打ち切りになってしまったものの、のちにジョジョが大ヒットしたことで「荒木先生の初連載作品」として注目を集め、現在では一定の知名度を誇っています。
つまり、この号に掲載されているのはほぼ全て有名マンガ。
ジャンプ第一次黄金期に相応しいラインナップですね。
コメント
このラインナップなら毎週買うよね
遊戯王は?
遊戯王は2004年に修了してるからちょうど終わったころだね
遊戯王も絶対なくてはならない存在
92-94年に中学時代だった79年生まれだけど、まぁジャンプの勢いは凄まじかった。当時ワンピースやってたら打ち切りになるレベルだったと思う。