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Feb
【ドラクエ5】シリーズ初のアニメ映画化は成功するか!? 『STAND BY ME ドラえもん』のスタッフが制作
『STAND BY ME ドラえもん』の山崎貴監督が総指揮
アニメ映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』の指揮を執るのは、総監督を務める山崎貴さんです。
実写では『ALWAYS 三丁目の夕日』や『永遠の0』、アニメでは『STAND BY ME ドラえもん』で大成功を収めているヒットメーカーですね。
とはいえ、その山崎監督でも当初はこのオファーに困惑したようです。
公式サイトで「4年前に最初にオファーを受けた時は、ゲームと映画は似ているようで実は凄く違うメディアなので、正直無理だと思い断りました。」と述懐しているように、ゲームの映画化は決して容易ではありません。
ましてドラクエという、既に大多数の人が固定観念を持っている作品を映画化するのはかなり難しいと推察されます。
ただ、山崎監督にはその困難な映画化を成功させた実績があります。
『STAND BY ME ドラえもん』も原作知名度があまりにも高いため、公開前は「今更ドラえもんを3DCGでやるなんて」といった懐疑的な意見が少なからずあったと思われます。
しかし結果的には興行収入83億円を記録するメガヒット。
同じ国民的作品、フル3DCGということで共通点も多く、だからこそ『STAND BY ME ドラえもん』のスタッフに白羽の矢が立ったのでしょう。
『STAND BY ME ドラえもん』で山崎監督と共同で指揮を執った八木竜一さん、アートディレクターとして辣腕を振るった花房真さんも、今回監督という立場で参加することが決まっています。
単純にヒットメーカーというだけでなく、比較的近い性質の作品で実績を持つ監督たちが作るのですから、『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』が成功する可能性は十分にあると言えます。
ちなみに、その山崎監督のインタビューによると「ヘンリーの登場」「仲間モンスターシステムの反映」は確定しているとのこと。
『ドラクエ5』に決して欠かすことのできないモンスターで、主人公の相棒でもあるキラーパンサーも登場することが示唆されています。
そして、山崎監督はこの映画を青春映画にすると明言。
主人公の半生がドラマティックに描かれることは間違いなさそうです。