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【ドラクエ5】シリーズ初のアニメ映画化は成功するか!? 『STAND BY ME ドラえもん』のスタッフが制作
2019年8月2日に公開されるアニメ映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』についてまとめました!
ドラクエシリーズ初となるフル3DCGでのアニメ化作品となる本作の内容、原案やスタッフに関する情報などをお届けします!
原案は『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』
ドラゴンクエストシリーズ初の3DCGアニメーション映画化が決定! #DQ5 のストーリーを原案にフル3DCGアニメーション映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』として、この夏スクリーンに登場します! https://t.co/zEBKYrzJx2 #映画ドラクエ #ドラクエ #DQ pic.twitter.com/LibAOPjSHe
— ドラゴンクエスト宣伝担当 (@DQ_PR) February 13, 2019
『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』は、ドラゴンクエストシリーズ初となるフル3DCGによるアニメーション映画。
2019年8月2日に公開予定です。
本作の原案となるのは、1992年に発売されたゲーム『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』。
ドラクエシリーズのナンバリングタイトル第5弾作品で、天空シリーズの2作目に該当します。
この『ドラクエ5』は革新的なRPG(ロールプレイングゲーム)で、それまでのドラクエシリーズとは大きく異なる特徴が幾つもあります。
その中でも特に注目されたのは、モンスターを仲間に出来るという点です。
本作の主人公は、従来のドラクエシリーズでお馴染みだった勇者ではなく魔物使い。
モンスターと心を通わせることが出来る人物で、敵を倒した際に一定確率で仲間にすることができます。
敵を仲間にできるシステム自体は『女神転生』というゲームがパイオニアですが、「プレイヤーのよく知る敵」を仲間に出来るワクワク感は国民的RPGのドラクエならでは。
スライムやはぐれメタルなど、人気のモンスターを自分で操作できるという本作の特徴は大きな話題になり、その後当システムを主軸としたゲームシリーズ『ドラゴンクエストモンスターズ』が誕生するきっかけにもなりました。
そしてもう1つ、大きな特徴として「幼少期から親になるまで、主人公の壮絶な半生を描いた物語」であることが挙げられます。
主人公は幼少期、グランバニア王国の王である父・パパスと共に魔王にさらわれた母を探す旅をしていましたが、そのパパスが道中、モンスターによって殺されてしまいます。
その場でモンスターに捕らえられた主人公は10年もの間奴隷として働かされ、どうにか脱出に成功しパパスの仇敵を倒すものの石化されてしまい、石像となったまま8年もの時を無為に過ごすことになるのです。
このような波瀾万丈の人生を歩む主人公ですが、本作最大のイベントはその主人公の「結婚」です。
幼少期一緒に冒険した女の子ビアンカと大富豪の家のお嬢様フローラ、そのどちらを妻として娶るかプレイヤーが選ばなければなりません。
この「ビアンカとフローラのどちらを選ぶか」は、ゲーム発売から25年以上が経っても未だに議論され続けており、「究極の選択」として定番のトピックになっています。
主人公の妻となる女性はどちらも勇者の子孫で、2人の間には双子の息子と娘が生まれます。
天空の勇者である息子、その妹の娘、妻やグランバニア王国の面々、そして仲間となったモンスターと共に、主人公は母をさらった魔王を討伐すべく敵の総本山へと向かいます。
『ドラクエ5』の物語は、親子三代にわたって魔王を倒す壮大な物語なのです。
ここまでスケールの大きなストーリーを描いたゲームは極めて珍しく、それだけに映画という時間の限られた媒体でどのように表現されるのかは未知数。
日本中のドラクエファンが注目する映像作品になるでしょう。