25
Feb
【鬱ゲーから】心に刺さるトラウマゲーをまとめてみた【グロゲーまで】
『serial experiments lain』
出展 : Amazon.co.jp
本作のゲーム内容は、主人公「玲音」と玲音の担当カウンセラー「柊子」にまつわる映像や音声を再生していくだけ…というもので、「人間が“存在すること”の意味」という哲学的なテーマが織り込まれたシナリオとなっています。
だんだんと壊れていく玲音と柊子の動向にも鬱要素がたくさんあるのですが、最大のトラウマポイントはゲームクリア後にあります。
自分の人生を通して「記憶(=自分の存在)というものは単なるデータの積み重ねに過ぎない」という結論に至る玲音。
最終的には肉体を捨て、「データの閲覧を繰り返し玲音や柊子の行動・思考ルーチンを獲得したプレイヤー」の脳内にその存在を構築していくことになります。
ゲームクリア後もプレイヤーの精神に働きかけてくる鬱要素がたっぷりの問題作です。
『リンダキューブ アゲイン』
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舞台は、地球によく似た惑星「ネオ・ケニア」。
8年後に隕石が激突することが確定しているネオ・ケニアで、「種の保存のため全ての動物をつがいで捕獲し脱出させる」ことを目標に奔走するカップル「ケン」と「リンダ」のストーリーとなっています。
エログロなアニメーション、奇怪な動物たちのビジュアル、王道とは一線を画すシナリオなど、「PS版ソフトで初めて倫理規定マークが付けられた」だけのことはある怪作です。
しかし、RPGゲームとして非常に自由度が高くリアリティのあるゲームシステムも相まって、「動物集め」やシナリオの考察を夢中になって楽しんだプレイヤーも多くいました。
人を選ぶ内容ではありますが、今でも多くのファンに愛されている一作です。
『ゼノギアス』
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「裏FF7」の異名をもつ本作は、FFシリーズや聖剣シリーズと並び人気を博したRPGです。
綿密に練られた設定や独特の世界観、難解でありながらも完成度の高いシナリオやなどが評価され、現在でもアーカイブスで新たなファンを獲得しています。
ショッキングな展開も時おり見られる中で特にトラウマシーンとして有名なのは、作中訪れることになるダンジョン「ソイレントシステム」です。
非人道的な実験の被験者たちがミンチにされるというシーンが音と映像ではっきり演出されており、登場キャラクターたちの会話内容と合わせて「このグロテスクなシーンがいつまでも忘れられない」というトラウマを抱えたプレイヤーが続出してしまいました。
『魔界戦記ディスガイア2』
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インフレ上等の超やりこみゲーとして知られる「ディスガイア」シリーズ。
ポップなキャラデザとコメディ色の強いストーリーも魅力的なシリーズですが、条件を満たした先にはバッドエンドも用意されています。
2作目である本作のバッドエンドは、通称「食肉エンド」。
自分の大切な者たちを守るため戦ってきた「熱血漢で頼れる主人公・アデル」の豹変した姿、そしてその悲惨な結末を見届けたプレイヤーは戦慄しました。