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【五等分の花嫁】三女・三玖が一番人気になった理由を徹底検証! ラブコメは早い者勝ち!?
テレビアニメも好評の『五等分の花嫁』より、中野家五姉妹の三女でヒロインの1人・中野三玖についてまとめました!
三玖の特徴や魅力、読み切り時代の外見をおさらいしつつ、彼女がなぜ第一回人気投票で1位に輝いたのか、その理由を徹底検証します!
中野三玖(なかの みく)キャラクター概要
『五等分の花嫁』に登場するヒロインの1人で、中野家五姉妹の三女。
五つ子のため、他の姉妹の一花(いちか)、二乃(にの)、四葉(よつば)、五月(いつき)とはほぼ同じ容姿で、バストサイズも同じ(巨乳)。
髪はセミロングで、前髪を長く伸ばし斜め分けにしているため、右目は隠れています。
常時ヘッドフォンを首元に掛けているものの、外では音楽を聴く目的で使うことはなく、自室でのみ使用している模様。
登校時には青いセーターとストッキングを着用しています。
五つ子の中で最も社交性がなく、クールで大人しい女の子。
ただし自分の好きなことに関しては饒舌になるタイプです。
そんな彼女の好きなものは抹茶、ハリネズミ、そして戦国武将。
武将に関してはゲームきっかけで興味を抱き、現在は立派な歴女となっています。
料理と運動は不得手。
ただし料理の味付けはそこまで悪くはないようです。
他の四人より若干成績は良いものの、歴史以外はあまり差はありません。
ダウナーな外見への変更が分岐点
今だから言えるけど人気投票で1番だった子、読み切りのアンケートでは5番目だったので感慨深いです。
— 春場ねぎ 2/15⑧巻発売 (@negi_haruba) October 27, 2018
2018年にマガジン誌上で実施された人気投票において、三玖は2位に大差を付けぶっちぎりの1位を獲得しました。
少なくともこの時点では、『五等分の花嫁』で最も人気のあるキャラクターであり、本作のアニメ化を実現させた最大の功労者と言えます。
では、何故三玖がここまでの人気ヒロインになったのでしょうか?
実は彼女、本作の連載が始まる前に掲載された読み切り版の段階では、五つ子の中で人気最下位だったことが作者の春場ねぎ先生によって明らかにされています。(ちなみに当時の一番人気は一花とのこと)
この読み切り版は、連載第1回(アニメ1話Aパート)とほぼ同じ内容。
主人公・上杉風太郎(うえすぎ ふうたろう)の勉強を教える相手が五つ子だと判明するまでのエピソードです。
まだ各ヒロインのパーソナリティは判明していない段階なので、この時点での読者評価はあくまでも外見およびセリフから抱く第一印象のみが対象となります。
つまり、読み切り版における三玖の第一印象は、五つ子の中で最下位だった訳です。
ただし、三玖は読み切り版と連載版では外見が大きく異なります。
セリフはほぼ同じなので、外見が変化したことで一気に読者評価が変わったと考えられます。
読み切り版における三玖は髪を二つ結びにしており、『ドラえもん』のしずかちゃんのような髪型。
前髪はかなり長めで、連載版の雰囲気も若干はあるものの、全体像としてはかなり幼い印象を受けます。
特徴であるヘッドフォンもありません。
そのため、口数の少なさや前髪の長さから感じる陰キャ感と、二つ結びから受ける幼い感じとがミスマッチになっていて、魅力が伝わり難くなっています。
連載版ではそのテコ入れと言わんばかりに大胆な変更が行われ、外見はダウナーな感じで統一されました。
結果として内面と外見が一致し、一目で「社交的じゃないキャラ」だと把握しやすくなったことで、三玖の個性と魅力が一気に花開いたのではないでしょうか。
ちなみにこの読み切り版、2019年3月20日発売のアニメBlu-ray・DVD1巻の特典である初回限定コミックス「第0巻」に収録されるようです。