AKIRA

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1988年7月16日に公開された、東宝配給・東京ムービー制作によるアニメ映画です。
新型爆弾により東京が崩壊し第三次世界大戦が勃発した世界を舞台に、超能力者を巡る抗争に巻き込まれた少年たちの戦いを描いたSFバトル。
大友克洋先生が週刊ヤングマガジンで連載していたマンガ『AKIRA』を監督として自ら映画化するという、異色の経緯を辿った作品です。

AKIRAはその後のマンガ界、特にSFやサイバーパンクといった分野に絶大な影響を与えたレジェンド作品として知られており、現在も様々なクリエイターからその名前を挙げられています。
その歴史的名作を映像化したこの映画は『攻殻機動隊』同様、国内以上に海外で高い評価を得ています。

ドラえもん のび太と鉄人兵団

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1986年3月15日に公開された、東宝配給・芝山努監督によるアニメ映画。
藤子・F・不二雄先生の国民的マンガ『ドラえもん』の大長編シリーズ7作目の映画化作品です。
制作はシンエイ動画・小学館・テレビ朝日が行っています。

地球侵略のためにロボット惑星「メカトピア」からやって来た鉄人兵団と、それを迎え撃つドラえもんとやび太たちの戦いを描いた物語。
数多の名作を生み出し、No.1作品を決めるのが非常に困難な大長編ドラえもんの中にあって、特に幅広い世代から支持されているのが本作です。
ゲストキャラクターである少女ロボット・リルルが最後に下した決断と犠牲には、多くの人が涙を流したことでしょう。

2011年にはリメイク作品『ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 ～はばたけ 天使たち～』が公開され、こちらも好評を博しました。

超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか

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1984年7月21日に公開された、東宝配給・ タツノコプロ制作・石黒昇監督および河森正治監督によるアニメ映画。
1982～1983年に放送されたテレビアニメ『超時空要塞マクロス』の設定を変更・再編集し、全編新作フィルムで制作された作品です。

テレビシリーズを再編集した劇場版は幾ら美しい新規映像で作られていても、ストーリーの大半は既に観客の頭に入っているためテレビで観た時ほどの感動は得られず、絶大な支持を得るケースはほとんどありません。
その中でも例外的に名作として認知されているのが本作で、そこには主題歌「愛・おぼえていますか」の大きな貢献があったのは間違いないでしょう。
この楽曲の持つパワーもあって、本作はテレビシリーズの再編集版でありながらテレビシリーズ以上にファンの記憶に残る作品となりました。

うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー

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1984年2月11日に公開された、東宝配給・スタジオぴえろ制作・押井守監督によるアニメ映画。
高橋留美子先生の代表作で、1980年代を席巻したSFラブコメディ『うる星やつら』の劇場版第2作です。

謎のループ現象によって学園祭当日を迎えることなく「学園祭の前日」を繰り返す友引高校を舞台に、その原因が何なのかが徐々に明らかになっていく……という、テレビシリーズのうる星とは全く雰囲気の異なる作品。
公開時期が2月だったため興行的な成功は収めていませんが、ソフトは十分なセールスを記録し、アニメファンや映画ファンからの評価も極めて高く、アニメ映画の最高傑作に本作を挙げる人も少なくありません。
この作品に影響を受けたアニメ、ゲーム、マンガは数知れず、ループものが増えるきっかけになりました。

ルパン三世 カリオストロの城

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1979年12月15日に公開された、東宝配給・東京ムービー制作・宮崎駿監督によるアニメ映画。
モンキー・パンチ先生原作『ルパン三世』の劇場映画第2作です。

ヨーロッパのカリオストロ公国を舞台に、ルパンとクラリス姫の再会、カリオストロ公国の秘密とカリオストロ伯爵の野望を阻止するルパン一味の活躍が描かれている物語。
ルパンを代表する作品として広く認知されている名作ですが、同時に最もルパンらしくない作品とも言われています。
宮崎駿監督の出世作であり、公開から40年が経過しても尚テレビ放送されているため、日本で最も幅広い世代に知られているアニメ映画の1つとなっています。

まとめ

日本を代表する20作品、と言っても過言じゃないくらいの凄いアニメ映画ばかりですよね！
まだ観ていない作品があったら、ぜひチェックしてみてください！