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Feb
【ゼルダの伝説シリーズ】GBで発売された3作品の魅力を徹底解説
「ゼルダの伝説シリーズ」からGBとGBCで発売された3作品『ゼルダの伝説 夢をみる島』『ゼルダの伝説 ふしぎの木の実 大地の章』『ゼルダの伝説 ふしぎの木の実 時空の章』の特徴や魅力などを詳しく解説していきます。
シリーズの中でも、GBで発売されたのは3作品だけですが、どれも謎解きの難しさと、アクションアドベンチャーとして完成度の高さで、いまだにシリーズの中での人気作となってます。
ゼルダの伝説 夢をみる島
出展 : Amazon.co.jp
基本情報
● 対応機種 GB(ゲームボーイ)
● ジャンル アクションアドベンチャー
● 開発/発売元 任天堂
● プレイ人数 1人
● 発売日 1993年6月6日
ゼルダの伝説シリーズの4作目で、GBではシリーズ初発売です。本作はSFCで発売された前作『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』の後のお話で、外伝的な位置付け作品です。
ストーリーの秀逸さで人気が高く、約5年半後の1998年12月12日にGBC(ゲームボーイカラー)で『ゼルダの伝説 夢をみる島DX』として、追加要素を加えてカラーリメイクされた程です。
おすすめポイント
ゼルダ特有の謎解き
やはり、ゼルダの伝説シリーズと言えば高難易度の謎解きが楽しく、本作も序盤から手応えのある謎が多くて、プレイヤーを良い意味で悩ましてくれます。
また、物々交換によって必要アイテムを手に入れる「わらしべイベント」が登場したのも本作からです。しかし、複雑だったためか賛否両論な部分はありますが、新要素も楽しめます。
GBとは思えない広大な世界
FCの初代『ゼルダの伝説』が8×16で、GBでの本作は16×16のマップの広さです。さらに、ゼルダの伝説シリーズでは恒例の8つのレベルのダンジョンもちゃんとあります。なので、SFCだった前作ほどではないにしても、充分な広さを実現しています。
その広大な世界を行き来して、アイテムを手に入れることによって行動範囲が広まり、今までは行けなかった、怪しい場所にたどり着けるのも、シリーズを通しての魅力の一つであります。
外伝だからこそできた夢の共演
任天堂制作の外伝だからこそできる夢の共演は必見です。例えば、序盤の町で、開始早々スーパーマリオに出てきたキャラクター「ワンワン」に噛まれそうになりビビるのは、初見あるあるでしょう。
他にも任天堂のキャラが多数出演しており、カービィやクリボーなど実に多くのキャラが登場しますが、物語や世界観を壊さないようにした、あくまでスポット参戦的な配置も遊び心があってプレイを楽しませてくれます。
切なすぎるストーリー
本作は嵐で遭難したリンクがたどり着いた南海に浮かぶコホリント島を舞台に、中央のタマランチ山の頂上の卵の中で眠っている「かぜのさかな」の謎を巡るお話が展開されます。
物語が進むにつれて、だんだんと謎が明かされていき、コホリント島は「かぜのさかな」の夢の中の世界であり、ゲームをクリアすると消滅してしまうことが判明します。
この事実が明らかになるのは島の住民とも打ち解けて仲良くなり、愛着も沸いてくる物語の後半。しかもリンクはゼルダ姫の待っている元の世界に帰らなくてはなりません。
この展開は、実際にプレイした方が没入度も高くなるので、ぜひプレーヤーご自身の手で体験し、そして葛藤を乗り越えた上でクリアして欲しいお話です。
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