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22

Jan

【虚構推理】アニメ化記念! コミカライズも絶好調の“ミステリっぽくない怪異ミステリ”についてまとめてみた #虚構推理

ミステリのヒロインだけどやたら俗っぽくて可愛い

出展 : Amazon.co.jp

本作はミステリですが、事件の謎を解くことが最重要目的でないのは前述した通りです。
そして同時に、この作品はミステリ要素以外にも大きなセールスポイントがあります。

それは、岩永琴子というキャラクターの魅力です。

コミック版の彼女は第1話において、「彼女持ちの九郎に一目惚れし、2年もの間片思いを続け、九郎と紗季が別れたと知ると積極的に好意を示す大胆な女の子」として描かれました。
そしてその後、実は片目と片足を失っており、右目に義眼、左足に義足をはめていることが判明します。
彼女は元々、名家の令嬢である点を除けば普通の人間でしたが、11歳の時に怪異たちから「知恵の神」になるよう懇願され、受理した代償として片目と片足を持って行かれたようです。

ただ、彼女の魅力はこの怪異の部分ではありません。
ミステリの主人公らしい知的さと、ミステリの主人公らしからぬ人間臭さを兼ね備えている点です。

ミステリの主人公と言えば、かなりの切れ者であるのと当時に浮き世離れしたような存在で、恋愛や性にはとんと無関心という人物が比較的多いですよね。
達観していて常にクールな性格の人物、または昼行灯的なキャラクター像を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。

しかし琴子はそのパブリックイメージとは一線を画した主人公で、シニカルかつ諧謔的な物言いを好む一方、直接的に口汚い言葉を用いることもしばしば。
お嬢様然とした外見でありながら下ネタもサラリと言ってしまう俗っぽい性格で、九郎の元カノの紗季に対しては露骨に敵意を示し、ヨリを戻さないよう様々な工作を仕掛けようとします。
また、実年齢より外見が幼いことを気にしており、「3ヶ月で身長が伸びたサプリメント」という怪しげなネット広告をついクリックしてしまうなど、愛嬌たっぷりな女の子です。

ミステリがあまり好みではない人でも、彼女の一挙手一投足を見るために本作に触れるだけの価値は十分にあります。
琴子はそれくらい魅力的なヒロインです。

制作はブレインズ・ベース

出展 : Amazon.co.jp

アニメ『虚構推理』の監督は『キディ・グレイド』の後藤圭二さんです。
キャラクターデザイナーとして名を馳せた方でもあり、『機動戦艦ナデシコ』のキャラデザを手がけていたのは有名ですね。

シリーズ構成は『デュラララ!!』『ゴールデンカムイ』の高木登さん、キャラクターデザインは本多孝敏さんが担当。
アニメーション制作はブレインズ・ベースが務めます。

小説版とコミック版にはストーリー面での大きな違いはありませんが、コミック版では随所に肉付けが行われており、キャラクターに関してもよりマンガに適したアレンジが施されています。
アニメはそのコミック版のキャラデザがベースになっています。

まとめ

ミステリ小説が原作なのでセリフや解説は多めですけど、ギャグ要素やラブコメ要素も随所に散りばめられていて、エンターテイメント性の高い作品なので、幅広い人が楽しめるアニメになると思います!
主人公兼ヒロインの琴子はコミック版だと表情がとても豊かで、より一層魅力的に描かれていますね。
彼女の声優を誰が務めるかでアニメの印象は大きく変わると思うので、キャストにも注目しましょう!

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