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16

Dec

【みだらな青ちゃんは勉強ができない】アニメ化記念まとめ! 主人公・青ちゃんはクール美女でピュア……だけど痴女!? #みだらな青ちゃん

クールだけど頭の中はエロ妄想ばかり

『淫らな青ちゃんは勉強ができない』の最大の魅力は、主人公でありヒロインでもある青の可愛さに尽きます。
しかも物語が進むにつれ、その可愛さはどんどん増していきます。

物語冒頭は男嫌いが前面に出ていたこともありクール系美女といった佇まいでしたが、1話目のラストで木嶋から告白されてからはガラリと印象が変わります。
クラスメイトの「手が大きい男は巨根」というデマを信じて木嶋を巨根認定したり、木嶋とエロい関係になる妄想を捗らせたりと、妄想癖をこれでもかと発揮します。

また、父親の影響でエロに対し意識が高くなっており、木嶋の家に行った際に発見したアイドルのグラビアDVDを「そんなのエロに入るか生ぬるすぎる」とバッサリ。
学校の勉強合宿を「乱交パーティーかもしれない」と警戒するなど、かなり過敏かつ重症です。

しかし、それらはあくまでも頭の中だけの話で、ビッチという訳ではありません。
むしろ処女です。
その上、恋愛に関しては奥手でピュアなので、自分のエロ妄想が思い込みに過ぎないと判明すると羞恥心で顔を真っ赤にします。

また、男を性欲の塊と断定しているため警戒心がかなり強く、つい攻撃的な物言いや素っ気ない態度を出してしまいますが、性格は真面目で優しい子
木嶋に言い過ぎてしまったと自己嫌悪に陥ることもしばしばあります。
壁ドンされると胸キュンではなく怖がって泣き出してしまうなど、結構臆病です。

父親に対しても、一人暮らしを熱望するくらい離れたいと思っている一方で、そこまで嫌ってはいない様子。
青の父親は『らんま1/2』の八宝斎みたいなエロ魔人で、いくら身内とはいえ女子高生がそんな人物と同じ屋根の下で暮らすのはストレスが溜まりそうですが、意外と普通に会話しています。
そういうところにも、彼女の根っこの優しさが垣間見えます。

実は王道ラブコメ? タイトルに込められた意味

本作は青の淫らな妄想がメインと思われがちですが、その中身は王道ラブコメだったりします。

木嶋から告白を受けた青は、即OKこそしないものの満更でもなかったようで、男嫌いだったにもかかわらず四六時中彼のことを考えるようになります。
木嶋が他の女の子と親しくしているのを見ると心穏やかではなくなり、好意を言葉で示されれば猛烈に照れます。
妄想癖な点を除けば、立派な正統派のラブコメヒロインなんです。

そして木嶋の方も、軽そうな外見とは裏腹にとても好青年
青に素っ気ない態度を取られても(気にはしつつも)笑顔を返す爽やかさ、「自分の欲より堀江のこと大事にしたい。好きってそういう事だよ」とハッキリ言う実直さ、そして「堀江がかわいいからイジメたくなるんだよ」と笑顔で言い放つちょいS気味な面を兼ね備えています。
また、青の父の担当編集でイケメンメガネの矢部(やべ)と青が親しいと知ると、かなり露骨に対抗意識を剥き出しにするなど、子供っぽい面もあります。

そんな木嶋に青も次第に惹かれていき、2人は晴れて両思いになります。
タイトルの「みだらな青ちゃんは勉強ができない」は、青が勉強が苦手という意味ではなく「エロ妄想で頭の中がいっぱいになって勉強ができない」という意味ですが、その意味もストーリーが進むにつれ「木嶋のことで頭の中がいっぱいになって勉強ができない」へと変化していくのです。
エロコメのようなタイトルの本作ですが、実際にはエロ要素は意外と少なく、ラブ要素がかなり強い作品です。

まとめ

この『みだらな青ちゃんは勉強ができない』、タイトルやキービジュアルの印象だと完全に男性向けって感じなんですけど、実は意外と少女マンガっぽさもあって、女性も楽しめる作品です!
青ちゃんもビジュアルのイメージとは違ってクール系だったり、かと思えば意外と泣き虫だったり、いろんな一面を持った女の子で可愛いですね!
結構正統派なラブコメでもあるので、男女問わず幅広い層に受け入れられるアニメになりそうです。

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