桂言葉（かつら ことのは）

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『School Days』に登場するメインヒロインの1人。
主人公・伊藤誠（いとう まこと）と同じ駅を利用していた縁で知り合い、交際することになります。
担当声優は岡嶋妙（おかじま たえ）。

内向的な性格で、可憐な容姿と102cmという爆乳の持ち主のため男子にからかわれることが多く、男性恐怖症気味。
ストレスを自分の中に抱え込みやすいタイプです。

そんな彼女が誠と付き合ってしまったのが悲劇の始まり。
この誠という男は大人しそうな顔とは裏腹に性欲旺盛で貞操観念もモラルも低く、言葉の友人である西園寺世界（さいおんじ せかい）をはじめ、自分に近づく女子を全て手込めにしてしまうような人物。
世界から自分の子供を妊娠した（ただし想像妊娠の可能性大）と聞かされた際にも面倒臭そうに対応し、世界を精神的に追い詰めます。

そして、最終的に言葉を選んだ彼は、世界に包丁でめった刺しにされ、その生涯を終えました。

そんな最低男にも拘わらず、言葉は誠への愛を貫き、世界を粛正。
物言わぬ誠とヨットに乗って漂い、物語は幕を閉じます。

通常時とヤンデレ化した時のギャップ、行動の激しさと猟奇性に関しては図抜けており、しかも『School Days』がサスペンスではなく学園恋愛ものであるところが更に言葉のインパクトを強め、放送から10年以上が経過しても尚ヤンデレヒロインの代表として君臨し続けています。
周囲からの嫉妬による虐め、友達の言葉と恋人の誠の裏切りなど、様々なストレスが蓄積された末の精神崩壊であり、ヤンデレが誕生するまでの過程をじっくり描いているところも高評価に繋がっていると思われます。

病み度：★★★★★
デレ度：★★★

松坂さとう（まつざか さとう）

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『ハッピーシュガーライフ』の主人公。
高校1年生で、喫茶「キュア・ア・キュート」でメイドとして働いています。
担当声優は花澤香菜（はなざわ かな）。

かつては愛情というものを理解できず男遊びを繰り返す女子でしたが、8歳の少女・神戸しお（こうべ しお）と出会い彼女を一途に想うことで愛を知ります。
しかし彼女は愛に対してあまりにも一途で、愛のためならば何をしてもいいという危険思想の持ち主。
しおとの生活を守るために殺人さえも犯します。

アニメ界において長らく登場していなかった、新たなヤンデレの星。
サイコパスとしての素養もある一方で、彼女の目的はしおとの「ハッピーシュガーライフ」を守ることが全てであり、その点を考慮するとサイコパス属性よりもヤンデレ属性の方がより強いと言えます。

病み度：★★★★★
デレ度：★★★★

我妻由乃（がさい ゆの）

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『未来日記』に登場するメインヒロイン。
主人公・天野雪輝（あまの ゆきてる）のクラスメイトで2番目の日記所有者。
担当声優は村田知沙（むらた ともさ）。

美人で巨乳、成績優秀な上に家事全般も上手な完璧少女。
しかしその実体は重度のストーカーです。

標的は雪輝。
彼に対し病的な好意を寄せており、彼以外には全て無関心。
雪輝に近づく女性は全てが殺意の対象となります。

由乃の危険思考は邪魔者の排除に留まらず、雪輝の母親に対してさえも向けられています。

幸いにも意気投合したため問題にはならなかったものの、もし雪輝と自分の仲を認めなければ殺すつもりだったとのこと。
由乃は養護施設の出身で、養女として引き取られた義理の両親には虐待と同義のエリート教育を施されてた過去があり、その両親は既に由乃によって亡き者となっています。
まさに究極のヤンデレと言える人物で、作品の知名度以上に「ヤンデレの第一人者」として有名になったモンスターヒロインです。

病み度：★★★★★
デレ度：★★★★★

まとめ

サイコパスは現実に存在する用語であり、その判別基準も存在します。
一方でヤンデレの場合は明確な基準がないので、今回の「病み度」と「デレ度」はあくまでも独断と偏見によるものです。

ヤンデレキャラとしての認知度が高い女性キャラは大抵、「純情そうで優等生な少女と狂気に満ちた異常行動とのギャップ」が目立ち、これが一つの指標にもなっていると思われます。
今後は別タイプのヤンデレの登場にも期待したいですね。