アニメ『活撃　刀剣乱舞』での活躍

残念ながら本作品で加州清光は登場しない。『刀剣乱舞-花丸-』が加州清光・大和守安定に焦点を開けて池田屋事件を描いたのに対し『活撃　刀剣乱舞』は同じ新撰組仲間の和泉守兼定・堀川国広に焦点を置いて歴史修正についての解釈が描かれている。

では清光ファンは『活撃　刀剣乱舞』の視聴はしなくていいのか？といえばまた別だ。
むしろ今回も新撰組刀剣が活躍していることを考えると、『刀剣乱舞-花丸-』とはまた違った刀剣男士の葛藤や新撰組が辿った末路を知ることができる良い機会なのである。

『刀剣乱舞-花丸-』『活撃　刀剣乱舞』は全く異なるテイストのアニメだが加州清光を知る上で、新撰組刀剣をまず知ることができる。

【ミュージカル】2.5次元での加州清光の活躍とは？

『刀剣乱舞』といえば欠かせないのがミュージカル。日毎に演目と人気が増える中、今回は特に注目して欲しい演目に焦点を当てながら加州清光の活躍、およびそんな彼を演じる役者についてまとめてみた。

ミュージカル：加州清光　単騎出陣2018

出展 : （c）ミュージカル『刀剣乱舞』製作委員会 : ミュージカル『刀剣乱舞』公式ホームページ

多数の演目の中、特に加州清光を楽しみたいのならば欠かせないのは『加州清光単騎出陣2018』だ。
その名の通り、メイン加州清光に焦点が当てられ、その他のキャストはバックダンサーなどのみといった仕様である。

【概要】
ミュージカルということで基本は歌とダンスがメインである。
加州清光をイメージさせる赤と黒の妖艶な舞台は漆黒に包まれ、そこに現る佐藤流司が演じる加州清光の優雅な一礼で幕が開ける。
ジャズアレンジの「解けない魔法」でショーがスタートし、１曲目に新曲を披露。そのあと「言の葉」「Kiss for all the World」と続く中、衣装チェンジも挟み迫力あるパフォーマンスと、加州清光の背景「沖田総司の愛刀であった」というニュアンスもうまく取り入れられた構成はエネルギー溢れる仕上がりながら胸をつく悲しみさえ観客に迫る。
和太鼓を叩きながら汗を散らす姿はまさに清光の洗礼された美しさと勇ましさを表している。

【キャスト】
単独ミュージカルソロライブを可能にしたのは何も加州清光人気だけではない。彼を演じる俳優が佐藤流司（さいとうりゅうじ）であったことも大きな要因だろう。
彼は多くの人気声優を排出している劇団ひまわりに所属しており、2.5次元と呼ばれる世界で大いに活躍。テレビドラマでも主演を務めるなど幅広い俳優活動をしており写真集も3rdまで発売される実力の持ち主だ。
彼だからこそ描けた加州清光の耽美さと勇ましさ、熱量がミュージカルでは感じられる。

まとめ

さて、いかがだっただろうか。
加州清光と言ってもゲームやアニメ、ミュージカルとあらゆる側面からいろんな顔を見ることができる。
ひとえに一方向からは言い表せない加州清光の魅力をぜひもっと知って欲しい。
きっとファングッズも多く出ている彼はハマればハマるほど魅力を引き出せるキャラクターだ。