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おすすめは『仮面ライダー電王』!?平成ライダーの人気をまとめてみた #仮面ライダー
平成人気トップは『仮面ライダー電王』!?
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ここまで平成ライダーの視聴率や公式YouTubeでの再生回数、売上を比較してきましたが、全てをまとめた場合におすすめの作品は、2007年に放送された8作目の『仮面ライダー電王』です。
なぜ電王がおすすめなのか、電王の人気はどれくらいなのかは以下の項目の通り。
YouTubeの再生回数
『仮面ライダージオウ』の放送を記念して公式YouTubeチャンネルで公開された歴代平成ライダーの1話と2話。電王の1話の再生回数は断トツトップの102万回。全19ライダーの中で100万回以上再生されているのは電王のみです。
電王は2007年に放送された10年以上前の作品。メインのターゲット層となる子供たちがリアルタイムで視聴することは不可能で、YouTubeで公開されて初めて知った子供もいるでしょう。
それにも関わらずトップの再生回数を誇る電王はその人気の高さが伺えますね。もちろん子供以外の視聴も考えられますが、それも電王の根強い人気があってこそ。
売上
仮面ライダーの売上には変身アイテムなど玩具以外にCDやDVDも関係してきます。電王は平成1期であるため、販売された玩具の種類は多くありません。
電王の売上に貢献したのがCDやDVDです。DVD第1巻は平成ライダーで最高の売上を記録しています。総売上は115億円。
売上トップの283億円を記録した2011年には2作品が関係しているため、1作品のみの記録としては十分な売上と言えるでしょう。
キャストの人気が高い
電王の主人公を演じたのは佐藤健。イケメンが主演ということで子どもだけでなく、主婦層の人気も獲得し、イケメンヒーロブームの火付け役となりました。
また、主人公に力を貸す「イマジン」の声を人気声優が担当し、声優ファンからも一定の人気獲得。
メインで登場するのは「モモタロス・ウラタロス・キンタロス・リュウタロス」の4人のイマジン。他にも「デネブ・ジーク」の2人のイマジンが力を貸します。
モモタロスを担当したのは『忍たま乱太郎』の土井先生や『NARUTO』のイルカ先生などを演じた関俊彦です。ウラタロスは『BLEACH』の市丸ギンなどで知られる遊佐浩二、キンタロスは大河ドラマや時代劇への出演経験もある、てらそままさきが演じました。リュウタロスは『銀魂』の沖田総悟や「ファイナルファンタジーシリーズ」でザックスを務める鈴村健一。
デネブを演じる大塚芳忠は『スラムダンク』の仙道彰や『ポプテピピック』のピピ美などを演じています。ジークは『ドラゴンボール超』のザマスや『鋼の錬金術師』のロイ・マスタングなどを演じた三木眞一郎が担当しました。
劇場版がシリーズ最多
電王が人気を集めている証拠が劇場版の作品数の多さです。電王は仮面ライダーシリーズ最多となる8作品もの劇場版が制作されています。また、イマジンを焦点に当てた短編映画も4作品制作。
時を行き来できる「デンライナー」の設定が重宝され、他ライダーの劇場版に登場することも。イマジンは声優が担当しているため、俳優よりもキャスティングしやすいというのもポイントです。
記念となるライダーも人気がある
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10作品目の『仮面ライダーディケイド』や20作品目の『仮面ライダージオウ』など節目に記念として制作されるライダーも人気があります。
どちらも歴代ライダーが登場したり、当時のキャストが登場したりと新しいファンも昔からのファンも楽しめるのが特徴です。1作品で全ての作品を見たような感覚になるため、お得感がありますね。シリーズを見ていると楽しめるような小ネタが随所に隠されているのもポイントです。
公式YouTubeチャンネルにおけるディケイドの再生回数は72万回で第6位。惜しくもトップ5入りを逃しましたが、その再生回数から人気の高さが伺えますね。
まとめ
今回は視聴率や動画の再生回数、売上などから人気の平成ライダーをまとめました。人気のある作品にはそれだけの理由があるので、それを自分なりに分析してみるのも面白いかも知れませんね。
人気があっても見た目が好みでなければ没入して楽しむことができない場合もあります。ライダーのデザインが自分好みの作品から見てみるというのも1つ方法です。
視聴する作品選びに迷った時に特は人気のライダーを候補の1つとして考えてみてください。