アニメ・漫画・ゲーム・コスプレなどの気になるコンテンツ情報が盛りだくさん!

MENU

30

Oct

【氷菓】非アニメ化原作エピソードまとめ-2期の可能性も-  #氷菓

ストックは? 原作エピソードまとめ

出展 : Amazon.co.jp

高い求心力を保ち続けている氷菓ですが、それだけでは2期は作れません。

いくら人気があっても、映像化するためのエピソードがなければアニメ化は無理。
続編を制作する上で最も重要な要素であるストックについても検証しなければならないでしょう。

アニメ『氷菓』は全22話がテレビ放送され、更にコミカライズ3巻の限定版に付属するOVAも制作されたので、全部で23話が存在します。
この23話内で、原作1作目『氷菓』から4作目『遠まわりする雛』までのエピソードは全てアニメ化されましたが、古典部が2年生に進級して以降の物語を描いた5作目『ふたりの距離の概算』は映像化されていません。
6作目の短編集『いまさら翼といわれても』は、収録エピソードの1つ「連峰は晴れているか」がアニメ化されていますが、それ以外の短編は手つかずとなっています。

また、2017年10月に発売されたムック本『米澤穂信と古典部』に新作短編として約50ページのエピソード「虎と蟹、あるいは折木奉太郎の殺人」が収録されており、こちらも勿論映像化はされていません。
よって、2018年10月現在アニメ化されていない〈古典部〉シリーズのエピソードは以下の通りとなります。

・ふたりの距離の概算 1章~5章(『ふたりの距離の概算』収録)
・箱の中の欠落(『いまさら翼といわれても』収録)
・鏡には映らない(『いまさら翼といわれても』収録)
・わたしたちの伝説の一冊(『いまさら翼といわれても』収録)
・長い休日(『いまさら翼といわれても』収録)
・いまさら翼といわれても(『いまさら翼といわれても』収録)
・虎と蟹、あるいは折木奉太郎の殺人(ムック本『米澤穂信と古典部』収録)

ページ換算すると、大体630ページ分くらいになります。
アニメ『氷菓』では1話で原作50~60ページほど消費していたので、630ページはアニメ10~12話分に該当
つまり、1クール分のストックはあるという計算になります。

千反田えるは今も人気ヒロイン?

出展 : Amazon.co.jp

『氷菓』および〈古典部〉シリーズはミステリ作品であり、ストーリーやトリックが人気の要因であることは疑いようのない事実です。
しかしこの作品の魅力を語る上では、それらと同等、あるいはそれ以上の要素としてヒロイン・千反田えるの存在を無視することはできないでしょう。

黒髪ロングの正統派美少女、物腰柔らかで慎ましやかな性格、そして一度その好奇心に火が点くと「わたし、気になります」の決め台詞と共に瞳を爛々と輝かせるその可愛らしさ。
ミステリ作品のヒロインとしてこれ以上ない完成度を誇った彼女は多くのアニメファンから愛され、「えるたそ」の愛称で親しまれました。

アニメ放送から6年以上が経過した現在、えるの存在感は果たして健在なのでしょうか?
実は近年も、様々なところで「千反田える」の名前を見かける機会があります。

例えばgooランキングで2017年に実施された「好きなアニメの清楚系お嬢さまキャラランキング」では、堂々の2位にランクイン。
同年の「最強に可愛い!黒髪のアニメキャラランキング」でも6位を記録しました。

アニメ・マンガの情報サイト「アニメ!アニメ!」が2017年に実施した「現実的に考えて結婚したいアニメのキャラクターは?」というアンケートでは4位
目の愛護デーにちなんで2018年に行われた「“目”が印象的なキャラといえば?」では5位、同年の「早くくっついてほしいアニメカップルキャラは?」でも奉太郎とのカップルで5位にランクインしています。

アニメキャラクター事典&ランキングサイト「CHARAPEDIA」が2015年に行ったアンケート「アニメファン10000人に聞いた、もっともピュア(純粋)なアニメ・漫画のキャラクター」では総合2位
2016年実施の「もっとも黒髪が魅力的なアニメ・漫画の女性キャラ」では3位に入っています。

このように、アニメ化から数年が経過した後でも定期的にランキングやアンケートで上位に入っており、その存在感を示しています。
また、pixivなどでも定期的にファンアートが投稿されており、当時『氷菓』を観ていなかったけど、えるのことは知っている……という人は結構いるのではないでしょうか。

キャラ人気のある作品はグッズ展開がしやすく固定ファンがつきやすい傾向にあり、安定した需要が望めるため、アニメ化がしやすいと推察できます。
えるの人気が未だに健在であることは、『氷菓』アニメ2期実現に向けて大きなプラス材料となることは間違いありません。

まとめ

現在の京アニの傾向を考えると実現は難しいかもしれませんが、ストックが溜まって1クールなら制作できる状況になったことで可能性は出てきました!
他の会社が「〈古典部〉シリーズ」とタイトルを変えて再アニメ化……という線もあり得なくはないですが、できれば京アニの美しい映像で2期を観たいですね。
これからもずっと待ってます!

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です