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Oct
【ごちうさ】千夜は意外と自信家!? かわいい天然系女子とは別の顔をまとめてみた #ごちうさ
出展 : Amazon.co.jp
『ご注文はうさぎですか?』メインキャラクターでココアの親友・宇治松千夜はおっとりした天然系女子の印象が強いですが、違う面もたくさん持っています!
そんな千夜のパブリックイメージとは少々違った魅力についてまとめてみました!
宇治松千夜(うじまつ ちや)キャラクター概要
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『ご注文はうさぎですか?』のメインキャラクターで、ココアやシャロの同級生。
黒髪ロングでおっとりとした雰囲気の和風美人。
身長は157cmで、スタイルも抜群。
甘味処「甘兎庵(あまうさあん)」の看板娘で、店内では(たまに店外でも)着物+割烹着といった様相の制服を着用しているため、大和撫子を思わせる外見です。
年齢は作品開始時が15歳(高校1年生)で、原作コミック6巻の時点では17歳(高校2年生)。
誕生日は9月19日です。
外見だけでなく性格も大和撫子然としており、おおらかでお淑やか。
人当たりも良く、天然な一面は多少あるものの、常識的な感性を持った女の子です。
全く人見知りせず、ココアとは出会って即意気投合し、若干依存気味になるほど慕っています。
甘兎庵の隣に住んでいるシャロとは幼なじみで、お互い気心の知れた間柄。
甘兎庵と同じ木組みの家と石畳の街にある喫茶店「ラビットハウス」はかつてライバル関係だったため、ラビットハウスの看板娘・チノとは当初面識がありませんでしたが、ココアを介して出会って以降は同じくラビットハウスの従業員のリゼ共々良好な関係を築いています。
アニメの担当声優は佐藤聡美(さとう さとみ)。
名前の由来は「宇治抹茶」。
何気に結構な自信家
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千夜の初登場はアニメ1期2羽「小麦を愛した少女と小豆に愛された少女」の回です。
そのエピソードでは、学校に向かう途中のココアが野良うさぎに栗ようかんをあげようとしている不思議な格好をした少女に出くわします。
緑色をベースとした一風変わった和服に身を包んだその女子こそが千夜でした。
格好と行動はそれなりに奇抜ではあったものの、学校への道がわからず、しかも入学式を1日間違え恥ずかしがるココアに「一緒に学校まで下見に行きましょう」と笑顔で進言する神対応を見せるなど、優しい心の持ち主なのは一目瞭然。
加えて当人の容姿が大和撫子風の美少女なので、なんとなく「3歩下がって歩く古風で慎み深い女の子」というイメージを抱いた人が多かったのではないでしょうか。
しかし意外にも、千夜は遠慮がちな性格ではありません。
寧ろ様々なことに積極的で、しかも結構な自信家でもあります。
例えば2期3羽「回転舞踏伝説アヒル隊」では、メグから「和風美人さん」と言われ、照れつつも謙遜せず「ありがとう」と応えていました。
また、2期9羽「毛玉は特攻し無慈悲なボタンは放たれる」ではハーブティー専門喫茶店でシャロのバイト先でもある「フルール・ド・ラパン」の制服を着て、自ら「似合うと思うんだけど……」と呟いていました。
どちらのシーンも自分の容姿への確かな自信が表れています。
また、仕事面においてもかなりの自信家です。
チノの父親が作った栗きんとんや牛乳かんが自分の作った物よりも美味しいと知ると、ショックを受けていました。
専門外の人物に後れを取ったという意識が強いのでしょうが、年上相手に対抗意識を芽生えさせるあたり、自分の仕事に強い信念と誇りを持っている証拠と言えるでしょう。
この自信家の一面は、普段のほんわかした彼女とはギャップがあり、それが千夜の魅力にも繋がっています。
一方で、彼女を一癖あるキャラにしている要因でもあり、好き嫌いが分かれる原因になっていると考えられます。
野心を隠さないタイプ
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これも大和撫子らしくない部分ですが、千夜は意外と野心家です。
2期1羽「笑顔とフラッシュがやかましい これが私の自称姉です」で雑誌の取材を受けたことをココアに明かした際、その件を「甘兎庵大手チェーンへの第一歩」とポーズ付きで堂々と断言していました。
同じ回のBパートでも「お店を大きくするって夢への第一歩」と語っており、しかも雑誌に取り上げられた甘兎庵の記事がフルール・ド・ラパンよりも小さいと判明した際には動揺を見せるなど、冗談ではなく本気であることが窺えます。
千夜は甘兎庵の看板娘として店を継承していくだけには留まらず、店の規模を拡大し、更には全国展開していくという野望を持っているのです。
甘兎庵の跡継ぎである千夜は、将来的には店主になるため、店の経営戦略も自身が担うことになります。
つまり、千夜の野望は決して絵空事ではなく、甘兎庵の今後の方針そのもの。
それをあえて隠そうとせず、堂々と宣言するところに彼女の意志の強さが表れています。
その野心は、千夜の趣味である「和菓子に名前を付けること」にも表れています。
彼女は甘兎庵のメニューに「千夜月」「煌めく三宝珠」「海に映る月と星々」「フローズン・エバーグリーン」「白亜の宝玉と擬態する毒玉」など中二的なセンスの名称をたくさん付けていますが、これも「和菓子という若い人に馴染みの薄い物をどうやって浸透させるか」を考えた結果ではないでしょうか。
千夜の祖母は周囲から「オニババア」と呼ばれるほど厳しい性格なのですが、その祖母がこういった名称に許可を出しているのも、千夜が本気で店のことを考えていると判断しているからだと思われます。